脳内ポイズンベリー
のうないぽいずんべりー
『脳内ポイズンベリー』は、水城せとなによる日本の漫画作品。
概要
『脳内ポイズンベリー』は、水城せとなによる日本の漫画作品。
2010年2月号より2015年5月号まで不定期に連載された。単行本は全5巻。
何らかの選択を迫られた際の心境描写を、脳内に住まう老若男女の会議という形で表現していることが特徴の作品。(端的に言ってしまえば、『インサイド・ヘッド』の擬人化のようなもの。)
2015年に真木よう子主演で映画化。
登場人物
- 櫻井いちこ(演:真木よう子)
30歳。以前は会社勤めをしていたが、結婚する予定もあった社内恋愛の相手に浮気された上にその相手とできちゃった結婚された。童顔のため、年齢より若く見えるが、今ではフリーターかつ恋人がいないという身であることを年齢と併せて考え悩むことが多い。趣味は手芸で、手作りの小龍包の携帯ストラップを付けている。会社を辞めた後は、友人の礼子から依頼される原稿書きなどをこなしつつ、ケータイ小説を書いている。
- 早乙女亮一(演:古川雄輝)
23歳。美大出身。フリーターをしながら立体造形を手がけている。いちこと肉体関係も持ち、告白されたのをきっかけに付き合い始めるが、脳内で考えを勝手に完結させてしまいがちないちこの言動に振り回されたり、勘違いすることもある。早乙女自身も感情的な部分が強く、突如怒鳴る、ふてくされてデートの途中で帰るなどの振る舞いが見られ、いちこもまた彼に翻弄される。