修羅の檻
しゅらのおり
『修羅の檻』は、汐見朝子による連載漫画作品で、週刊女性にて連載されていた。
概要
この作品は、歯科医の夫・斎藤総介とできちゃった婚した元看護師の斎藤よう子が主人公。よう子たち一家は総介の祖母の死去を機に総介の実家で彼の両親や妹と同居する事になるが、よう子の事を内心目の敵にしていた総介の母・亜也子と妹・美也からの壮絶な意地悪によりよう子は次第に追い詰められていき、ソレまで信頼し合っていた総介とも美也の意地悪が原因で次第に険悪な仲に。果たしてよう子の運命は⁉︎
主な登場人物
主人公とその家族
- 斎藤よう子
主人公。元看護師の専業主婦。おっちょこちょいだが明るいのが取り柄。
- 斎藤総介
よう子の夫。歯科医として大学病院の口腔外科に勤務。よう子とは職場恋愛の末にできちゃった婚した仲で夫婦仲も良好。
- 斎藤亜美
よう子と総介の一人娘。幼稚園の年長組。
斎藤家
- 斎藤亜也子
総介の母親。全てにおいてセレブ志向な野心家で、庶民育ちの分際で総介と結婚したよう子を憎悪し、同居を機に容赦なくいじめ抜く。
- 斎藤美也
総介の妹。兄である総介を慕うあまり庶民育ちの分際で総介と結婚したよう子を憎悪し、同居を機に容赦なくいじめ抜く。やがて彼女がよう子に不倫の濡れ衣を着せた事で、よう子と総介の仲が破綻してしまう。
- 斎藤(父)
総介と美也の父親で、亜也子の夫。亜也子と美也の様に嫌がらせに訴える事こそないが、庶民育ちのよう子が総介の妻である現状を露骨に煙たがっている。