ドラゴンクエストシリーズのマスタードラゴン
概要
4から6にかけての天空シリーズで登場する重要キャラクター。天空の城で神的存在として崇められている。然し、実像は神というより諸悪の元凶に近い。贔屓目に観ても(6は生まれる前の話で除外するとして)「彼が無能なせいで余計な混乱を招いた」と言ってよい。
4ではエスタークやデスピサロに対して有効な手段を取ることができず、かつて粛正した人間の子供に対してその討伐を託さざる得なかったという状況で、主人公からすれば実父の仇に等しい。育ての親や幼馴染などが殺された事実も含め、じゃあなんで人間界で勇者として育てる必要があったのか、という意見が根強い。
しかもEDですべてが終わった後に恩着せがましく「天界で暮らさないか」。
いったいどの口が言えたものだろうか。
5においても人間プサンとして数十年にわたってトロッコに乗り続けたという状況で、それの真偽はともかく、天空城は力を失い地上に落下しており、ミルドラースの脅威をただ見てるだけの存在であった。役割と言えば乗り物として、くらいであった。
ドラクエシリーズの王様の類は無能、もしくは役立たず、いない方がマシな存在が多く、トロデ王あたりと双璧と言ってもいいだろう。
余談だが、「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの一部では仲間モンスターとしての育成が可能。