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スペード(北斗の拳)の編集履歴

2012-12-26 18:50:57 バージョン

スペード(北斗の拳)

すぺーど

スペードとは、漫画『北斗の拳』の登場人物の一人である。

概要

CV:玄田哲章


シンの部下であり、KINGの幹部の一人。

村に種もみを持ち帰ろうとするミスミ老人を襲っているところを、ケンシロウに邪魔される。ケンシロウ目がけてボウガンの矢を放つが、二指真空把で投げ返された矢で右目を潰され、一時撤退。それを逆恨みしてミスミ老人の村を襲撃し、村人を虐殺した上に、ミスミ老人をもケンシロウの目の前で殺害してしまう。


怒るケンシロウの両腕をチェーンで拘束したまではよかったが、投げつけた斧は蹴り返されてホッケーマスクの部下の首が吹っ飛び、怪力自慢の部下も岩山両斬波で一蹴され、とんでもない男を敵に回してしまったことに気づいた時にはもう後の祭り。

引くに引けなくなって破れかぶれでケンシロウに襲い掛かるも、鼻を折られ、両腕もへし折られた上に、北斗残悔拳で爆死するという、悪逆非道の報いにふさわしい惨めな最期を遂げたのだった。


劇中で初めて、生きる為以外の目的で人を殺したキャラクターである。

「お前の命はあと3秒!」

他の幹部三人と違って、特殊技能はないが、KINGの一番手ということもあって、ゲームやスピンオフ作品でも比較的出番は多い。

しかし彼を有名たらしめているのは、北斗神拳の余命カウント技の犠牲者第一号だからである。

正確なやり取りは、


この指を抜いてから3秒後にてめえは死ぬ

「そ…そんな」

「その3秒間に自分の罪深さを思い知れ」

「ち…ちょっとまってくれ、た…たのむ」

(お構いなしにスペードのこめかみから指を引き抜くケンシロウ)

「う…うわあ!! い…いやだ…お…おれはまだ死にたくねぇ、死にたくねえ~っ!!

 死に たわっ!!

(上半身が真っ二つに裂けて絶命するスペード)


残虐な悪党が余命を宣告され、哀れに命乞いするも、ケンシロウに拒絶され爆死するという、以降も続く黄金パターンにシビれた読者は多く、「お前の命はあと○○秒!」「あと○○でお前は死ぬ」という「北斗の拳ごっこ」が全国で大流行した。


ただ、さすがに3秒では短かったか、アニメ版では7秒に変更され、画面右下にカウントダウンが表示された。さっきまでの威勢も消え失せて、情けなくのた打ち回るスペードを、CVの玄田氏が好演している。

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