概要と定義
パニック買いおじさんとは、主に一部のガンプラファンを指すネットスラング、蔑称である。略してパニおじとも呼ばれる。
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行により自宅で過ごす機会が増え、『自宅にいても楽しめる趣味』としてガンプラの需要が上がった。それと同時に転売ヤーにも目をつけられた結果、2019年以前ならば選んで変えるほど売り場にあった商品が次々に姿を消した。
また、製造メーカーであるバンダイが過度な需要に十分対応できていないことから、これを逃すといつ手に入るかわからない、今買わないと後悔するという強迫観念に駆られた結果、必要以上にガンプラを入手しようとする人々が増加した。
売り場に殺到した挙げ句、販売店に迷惑をかけたり、客同士のいざこざに発展した様子から、パニックを起こしてまでガンプラを買うおじさん(実際ほぼ男性)=パニおじと呼称されるようになった。