ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン
げっつふぉんべるりっひんげん
『Dies irae』の登場人物。CVは安本洋貴。
概要
聖槍十三騎士団・黒円卓第七位『鋼鉄の腕 (ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン)』。騎士団幹部大隊長にして、三騎士の一人黒騎士(ニグレド)。銘は鋼鉄、呪われしマキナ。
元武装親衛隊第一師団で、アドルフ・ヒトラー親衛連隊所属。 筋骨隆々とした体に無精髭を生やした武人で、寡黙で殆ど言葉を発 さず、無愛想。無駄な戦いを嫌い殺し合いもあまり好まないが、「男の戦い」など戦いにおける矜持を持ち合わせるその在り方はまさしく『英雄』。実際に一度死んだ人間で、その際に名を失っており、ベルリッヒンゲンという 名も称号であり、本名ではない。彼のことを知る者はマキナと呼ぶことが多いが、これも名ではない。
死は唯一無二であり、だからこそ全力で生きることに価値があるという自論を持っており、自 分がいつ死んだかもわからず、死者として蘇らされていたことに絶望し、真実の死を渇望して いる。その強さは首領を含めた騎士団員全員に一目置かれ、唯一双首領に忠誠を誓わずに首領 を呼び捨てにしていることにも不満の声はない。ツァラトゥストラと戦い殺すことで解放される約束を双首領と結んでおり、彼との戦いを「ヴァルハラへ逝くための最後の聖戦」として待ち望んでいる。