ウロコフネタマガイ
うろこふねたまがい
深海に生息する巻貝の一種
概要
ウロコフネタマガイとは、2001年に発見された深海生の巻貝の一種である。
発見された地形の特殊性や、太陽光を必要としない生態系に属すること、更に、生物界で唯一硫化鉄(FeS)を体組織に用いる生物であることなど、多くの特徴を持つため一部の生物愛好家の間で人気が高い。
なお、本記事のタイトルは「ウロコ”フネタマ”ガイ」であるが、この生物の正式な学名、和名は記事制作時の2013年2月現在まだ決定していない。そのため、「ウロコ”タマフネ”ガイ」という呼び名でも扱われるので注意が必要であり、混乱を避けるため、英語の俗称である「スケーリーフット(鱗を持つ足:の意)」と表記するケースもある。
だいたい黒色の鱗を持つが、白い種類も存在する。