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1910年9月16日に設立された奈良軌道が前身。

設立当初は経営難に苦しんだ。しかし経営が軌道に乗ると積極的な拡大策を進める。天理軽便鉄道吉野鉄道大阪鉄道(2代)大和鉄道、などを合併・買収などで傘下に収める。

また、大軌自身でも、信貴生駒電鉄に対抗する信貴山電鉄京阪電気鉄道と連絡する奈良電気鉄道、すでに買収した大和鉄道の免許で伊勢直通を図る参宮急行電鉄、参急が合併したものの経営難だった伊勢電気鉄道合併後、伊勢電に代わり名古屋に進出する関西急行電鉄などの多くの会社を設立し、現在の近鉄の路線網の元を築く。

1941年、子会社の参宮急行電鉄を合併。関西急行鉄道となる。

1944年、南海鉄道と合併。近畿日本鉄道となる。

これは戦後の信貴生駒電鉄、三重電気鉄道、先述の奈良電気鉄道などの併合にいきている。

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