お茶のひとつ。摘み取ったばかりの茶葉を即座に加熱し、醗酵させずに仕上げたもので(日本では蒸した後揉み解して乾燥させ、中国では釜煎りする)、湯を注ぐと鮮やかな黄緑色を呈するのが特徴。ただし、ほうじ茶は赤茶色だが、煎茶を煎ったものなので製法上緑茶に含まれる。
煎茶をはじめ抹茶やほうじ茶も緑茶であり、「日本茶」と言えば大抵緑茶を指す。また、中国で最もよく飲まれているのは、緑茶にジャスミンで着香した「ジャスミン茶」である(烏龍茶もよく飲まれているものの、どちらかというとマイナーなカテゴリーに入る)。
緑茶に多く含まれるカテキンは抗菌、抗ウィルス作用があり、石鹸やシャンプーなどに用いられる事も多い。