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ウザイン

うざいん

「ウザい」言動なために主人公をはじめとした作中のキャラクターや読者・視聴者に嫌われているようなヒロインのこと。
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この記事は特定の悪役・キャラクター・人物の名称を記載または誹謗中傷する項目ではないため、具体例はうざかわいいを参照のこと。

概要

主人公側にいながら主人公達の邪魔をして嫌われる、嫌われなくても迷惑がられる(鬱陶しがられる)ヒロインの事。また、作中では他のキャラに嫌われていなくても、その言動から読者・視聴者に不快感を与え、嫌われているようなヒロインの事。

ウザい」と「ヒロイン」のかばん語。


主に読者・視聴者など作品の受け手の感想として用いられるが、公式で「ウザキャラ」としてウザさがネタ扱いされているヒロインも存在しており、例えば『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクアや『アホガール』の花畑よしこ、『宇崎ちゃんは遊びたい!』の宇崎花などが挙げられる。この場合「うざかわいい」や「アホの子」などの並びで萌え属性の一つとされる。


特徴

以下のような特徴を持つようなヒロインが「ウザイン」と呼ばれることが多いが、何を以て「ウザい」と感じるかは受け手個人の主観に依り、作中では「ウザい」キャラとして意図して描かれていないこともあるため、あくまで例として紹介する。


  • 自分勝手わがままが過ぎる
  • やたらと主人公を罵倒する、理不尽な暴力をふるうなど攻撃的である
  • 可愛さや優秀さ、不幸ぶりなど、自身に対する露骨なアピールをする……が、大概口先ばかりであまり役に立たない
  • 出番は多いが傍観に留まり、他の人物の助けや物語の進行に特に関与しない。いつまでもウジウジしている、行動に移すのが遅いなども含む
  • その場で発言や見解がコロコロ変わる。日和見主義ダブルスタンダードなど「長いものに巻かれる」ところが目立つ
  • 能力が低いのに大した動機もなく出てきて人質になる等、いわゆる「無能な働き者」な言動、メサイアコンプレックス
  • 取ってつけたようなキャラ付け(百合ヤンデレ)や露骨なテンプレ行動(何もない場所で転んでパンチラを見せる、原型を留めていない料理を振る舞うなど)が目立つ
  • 空気が読めない。ギャグではそれ自体がネタとなるが、シリアスな作品における平和ボケ脳内お花畑な発言など
  • ギャグパートでもないのに無駄口が多い、逆に重要な情報を大した理由もなく伏せ、そのことについて責められると逆上する
  • 想いを寄せる男性になぜか気付かない鈍感、もしくは気付いていてもそれを都合のいい様に利用する
  • (特に仲間内で)男を次々と乗り換える、彼女持ちや別のヒロインに片思いしている相手にちょっかいを出すなど
  • 人としての品性に欠ける言動、目的のためなら手段を選ばなさすぎる、鬼畜など、いわゆるゲスイン鬼畜ヒロイン
  • 自分が好きな人間や興味のあること以外の事は無関心で、そのことで他人に迷惑がかかっても気にしない。他人の苦労や悩み、行動やそれに至るまでの境遇を理解しない
  • 主人公はじめ他人に依存し、自分の考えがない。逆に我がとても強く、自分の考えを他人に押し付けようとする
  • 厄介事にすぐ首を突っ込む。またその厄介事を安請け合いしても自分では解決せず(あるいはできず)主人公頼みで解決しようとする


どうしてこうなった

作り手側が、メリハリのある作劇のために意図的に「陰湿」、「自分に酔っている」、「空気が読めない」といった「嫌な」ヒロイン像を作り上げることもあるが、実際には作り手がヒロインのかわいい所、萌え要素となる部分を読み違えている(例えば「照れ隠しでつい手が出てしまうツンデレヒロイン」が「意味もなく過剰な暴力を振るうヒロイン」になってしまうケースなど)、キャラに思い入れがない、ストーリー構築の能力が低いなどの理由でヒロインの思想や言動に一貫性を持たせられない、ヒロインや相手役に自分の理想を反映しすぎて周りのキャラクターが魅力的に描けずヒロインがウザく見えるといったパターンが大半である。


この手のヒロイン自体は昔からいるが、意図したウザさではなくても「主人公はじめキャラクターが苦労を乗り越えて成長する」という展開に持っていくためのキャラ付けが結果として「ウザい」ことになっているケースも存在しており、方向性は様々である。


中にはヒロイン自身には大きな問題がないものの「憧れの男性キャラのそばにいる、男女として良い仲になっている」「男性キャラ同士で取り合いになっていたり、仲を取り持ったりしている」という理由で、一部女性ファンから目障りだと思われ「ウザイン」呼ばわりされるヒロインもいる。二人以上ヒロインがいた場合、「一方のヒロインのファンからは邪魔者で、もう一方のヒロインのファンからは前者のヒロインの方が嫌われる」ということも起こっている。


また男性ファンには女性としての理想像に感じられても、女性ファンには「男性に媚びている」ように見えたり、逆に女性ファンには理想像として取り上げられても、男性の視点からは「女性の嫌なところが出ている」キャラに見えたりすることもあるので、誰が見ても非の打ち所が無いヒロイン造形というのは難しいのである

そして、これらはヒロインを「男性キャラ」に置き換えても起こりうることである


関連項目

メンドクサイン…人によってはこちらとも受け止められる

鬼畜ヒロイン

スクウェア三大悪女…代表例

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