CV:鈴木恵莉央
概要
歓楽街のカジノで働く、稲叢莉音と同級生のロシアからの留学生。名前は和名ではない。「アヴェーン」とはおひつじ座の意である。
気配り上手で友達思いな明るい性格をしている一方、エッチなことに興味津々で普段から隠そうともしない。当の本人は、学術的見地から来る純粋な興味であると主張しているが､淫語を容赦なく連発し､それで寮のメンバーを困らせている。その分メンバーの恋路には親身になり､他のヒロインのルートではよく恋のアドバイザーを務める。大体のアドバイスがおかしなベクトルに向いてしまうが一応真剣なアドバイスなのである。
また「女性の裸を見て男性が興奮しないのは、その女性に対して失礼である」という妙な主義がある。
能力「電撃」
体から強烈な電気を発生させ、相手に浴びせる。威力は調節可能。未使用状態でも空気中の微弱な電波の干渉を受けて体調に表れることもある。
なお後述の理由から、人前で自分の能力を見せた事も言ったことも無い。
関連イラスト
関連タグ
DRACU-RIOT! 六連佑斗 矢来美羽 布良梓 稲叢莉音 ニコラ・ケフェウス 変態淑女 電撃 吸血鬼
ネタバレ
彼女は、人間ではなく同族である吸血鬼の血によって覚醒する極めて稀な特異体質を持っている。ライカンスロープというわけではない。
異質な自身の特性を他の人に拒絶されるのを恐れて、寮のメンバーをはじめとした他の人とは、距離を置いて接している。普段の明け透けな口調はその裏返しでもある。佑斗に偶然その体質を知られるも､それを優しく受け入れてくれた佑斗にほぼ好きと言ってもいいような感情を抱き、甘えるようになる。しかし､彼の血にしか反応しなくなり､一度無意識の内に佑斗の血を吸ってしまったことで、後悔の念に駆られ、彼を恐怖させてしまわないかとまた距離を置いてしまう。吸血衝動を抑える為に、個人的な付き合いがある小夜本人から、自分専用の血液パックを貰うも効果が無かった。
彼女がパックを貰うのとほぼ同時に、仕事の為に小夜の下を訪ねた佑斗は、小夜からエリナがロシアで受けた実験の詳細を聞き、エリナが「理解者」を欲していることを聞き出す。
寮に戻った佑斗は、その後血を欲したエリナに襲われるも、エリナが無意識の内に血を吸った事を後悔していた事を思い出し、頑張って耐えていた事を察して、一度は吸血を拒む。意識が戻った後も吸血衝動に対して、佑斗という初めての「理解者」を失いたくないという恐れから、尚も抵抗するも、佑斗の身を張った説得を受けて、エリナは自分の意志で佑斗の血を飲んだ。
吸血後、エリナは自分に優しくしてくれる理由を尋ねる。佑斗は、エリナに自分の好意を伝える。エリナはそれを聞いて初心な女の子のように顔を赤くし、頬を染めていた。そして、エリナも佑斗の想いを受け入れ、二人は恋人同士となる。
しかし､彼女の体質を放っておくわけにもいかなかったため､かつて彼女のいたロシアの研究所にコンタクトをとる。その結果､エリナを伝って佑斗の稀有な体質がロシア側にバレてしまう。彼を捕らえるたのロシア政府による自演によって国際問題がおこり､二人は絶望的な危機に陥ってしまう。しかし、寮の仲間たちの協力により、ロシア側の人間を拘束し、また、その人物の前で、小夜が二人を銃で撃って海に落としたことで、死を偽装する。最終的に佑斗の力によって、海上都市を脱出し､その後無事帰還した。
ちなみに､海上都市に戻るまでは淫靡な性活をしていたという。…まぁ、戻っても淫靡な性活をしているが。
