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クライド・ブラックストーム

くらいどぶらっくすとーむ

スクウェア/スクウェア·エニックスのコンピュータRPG『アンリミテッド:サガ』の登場人物。
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概要

CV一条和矢


若き頃、魔道を究めようとジョーゼフユンと共に活動をしていた術士。

ブラックストームという異名は若かりし頃の荒事ゆえにつけられたものらしい。

やがてジョーゼフとユンは落ち着いた生活へと移るが、彼は生涯現役で研究をしたいテーマがあったため、あきらめてはいなかった。

そのテーマとは、術の系統の1つである「禁呪」

ほかの系統とは異なり、表立って知られてはおらず、ジョーゼフも禁呪について研究しようとはしなかった。

知られていない理由は、かつてこの世界を飲み込もうとした「混沌の力」をベースにした術であり、要は性質がヤバイからである。

そのため、太古の術士リース・トーレスによって明るみに出ないよう細工されていた。

しかし、あくなき探究心はついに暴走という形の行動を起こす。

数十年が経過し、もはや自分の寿命も近いことを悟った彼は、生きているうちに禁呪を見たいあまり、ジョーゼフを問い詰めた挙句鏡の世界に閉じ込める

だが、ジョーゼフが自宅に張っていた防衛術によって遥か遠い地にワープさせられ、計画は狂ってしまう。


もはや、自分の寿命はあとわずか。このままジョーゼフの自宅へ戻る時間すら残されていないかもしれない。

そう思った彼が取った最後の手段は——アンデッドの頭目と契りを交わし、吸血鬼になることだった。

メインイラストのそれは、吸血鬼になった後の姿である。

ちなみに口元の黒いマスクのようなものは、この世界の吸血鬼特有のものであり、吸血時にパカッと開く構造。


やがて鏡の世界へと逃げ込んだ彼だったが、ジョーゼフを助けに来たジュディ一行に追い詰められる。なお、後述のようにこの時点でもジョーセフのことは完全な障害とはみなしておらず、道はたがえながらも何らかの友情は抱いていた模様。

なんとか戦うも、皮肉にも彼が追い求めていた禁呪の力の源——混沌に飲み込まれる

ジョーセフの呼びかけもアリカオスルーラーが撃破された後彼はどうにか生還するが、ジョーゼフから「禁呪とは全ての術からたどり着きうるもの」であることを教えられ、ついに一段落することになる。

だが、吸血鬼となってしまった彼は、もはや人には戻ることが出来ず、親友だったジョーゼフとの離別という形を余儀なくされた。ちなみに、攻略本(・・・という名のゲーム説明書)である”アンリミテッド・サガ解体真書”に収録されたSSによると、すべてが解決した後滅ぼされたナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルにかわるアンデッドの頭目となり、彼がアンデッドを管理することにより街道の危険度が減り往来が楽になったとのこと。


サガシリーズにおいて、老人同士の離別というシーンが描かれているのは珍しい。


アンサガの核心ともいえるシナリオのルビイ編では七大脅威に挑むとき嘗ての腐れ縁のユンと鉢合わせして険悪なムードを醸し出し、ルビイに呆れられていた。


他ルートのラスボス戦の前座

レオン・バーガンディユン・クリムゾンレイン:パーティーメンバーに自分を純粋に気にかけてくれるしこちらとしてもその人物に特別な感情を抱いていた人間がいた為、クライドと同じく絆のおかげで混沌から生還することができて改心したキャラクター。


ダグル=ボースバジル・ゲレイオスジーン・ムーア:(ジーンだけは力に入れ込み始めた中盤からだが)自身が力を手に入れるために他者を顧みることなく突き進んでいった結果、最終的に混沌に飲み込まれてしまった。

トゥース・ブラッドベイン:交戦していくうちに主人公と因縁が出来たが、それは強敵とか乗る越えるべき壁といったニュアンスでともに絆を結ぶタイプではなかったため結局カオス・ルーラーに飲み込まれてしまった。

ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル:初顔合わせの時点でそもそも説得の余地がないほど狂気に飲み込まれており、倒されて虚空に消えた古代人のなれの果て。


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