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スカイガンナー

すかいがんなー

スカイガンナーとは、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された「痛快!ドタバタシューティング」である。
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概要

2001年9月27日にPS2用3Dシューティングゲームとして登場した。

一般的にリアルでシリアス、硬派な内容の作品が多いSTGとは対照的に、本作はスチームパンクな世界観を土台としつつ、ストーリーから登場人物、ゲームデザインに至るまで、一貫してファンタジーかつコミカルな明るい雰囲気で統一されている。そのためSTGとしては珍しく、女性からの人気・評価が高いのが、本作の特徴の一つである。

また、スクロール形式のSTGに比べて3DSTGは自由度が高い反面、カメラワークを調節したり敵との位置関係を把握したりなど、操作が複雑になりがちである。これに対して本作では、自機とロックオンした敵が常に画面中央付近に見えるようにカメラが追う「敵ナビシステム」、障害物や敵と接触してもダメージを受けることなく回避する「フライトアシスト」、撃墜され操縦不能になっても10秒以内に一定回数のレバガチャ入力をすることで復活できる「墜落回避システム」など、独自のシステムをいくつも取り入れている。これにより初心者であっても、3DSTGの醍醐味である、大空を自在に飛び回り、敵戦闘艇・兵器を撃墜・破壊していく爽快感を、簡単に楽しむことができる。

一方で、一部の敵は、その周辺のザコ敵を適当な位置に配置させて誘爆させることでしか倒せないなど、攻略には戦略的・パズル的要素が必要とされる場合もあり、一般的に難易度は「高め」と評価されている。また、ゲーム中では「賞金」という形でのスコア制が導入されているため、上級者はより高い賞金額を求めてやり込むこともできるなど、奥の深い作品でもある。


世界観

空を飛ぶことが難しくない世界。人々は飛空艇や飛行船などの飛行技術を発達させ、主要な移動・輸送手段として利用し暮らしている。その中で、自らの戦闘艇を操り、国や民間からの様々な依頼を受けることを生業とする「ガンナー」と呼ばれる者たちがいた。ガンナーは、人格的・技能的に優れた、選ばれた者のみが就くことを許される花形職業であり、人々の羨望と尊敬の的でもあった。

物語の舞台は、レシフ海に面した半島とその沖合の小島に開かれた港街「リーヴ」。普段は穏やかでのどかなこの街では、近々開催される「リーヴ博覧会」の準備が進められており、永遠に動き続ける夢の機械「永久機関」を始めとする、数多くの発明品・美術品の出展が予定されていた。しかしその裏で、十数年前に数々の財宝を盗み出した天才犯罪者・ヴァントルがこれらの展示品を自らの手中に収めるべく、恐るべき犯罪計画とともに動き始めていた。ガンナーである主人公たちは、ヴァントルの野望を阻止するべく、それぞれの愛機である「ガンナーマシン」に乗り込み、大空へと飛び立って行く。


システム

最初に操作するキャラクターを選択し、その後、物語パートと戦闘パートを繰り返しながら、計5つのシーンからなるストーリーを進めていく。各シーンには、「仲間の救援」や「特定の敵の破壊」など様々な「ミッション」が存在し、成功すればボーナスが得られるが、失敗すればペナルティが発生したり、即ゲームオーバーになったりする。シーンの最後にはボスとなる兵器が登場し、これを撃破することでシーンクリアとなる。クリア時には、獲得した賞金や敵の撃墜数、ミッション成功の是非などが評価される。全てのシーンをクリアすると、これらの評価が総合され、総合獲得賞金額と「ガンナーランク」が表示される。高ランクでのクリアを達成すると、様々な隠し要素が解禁されていく。


登場人物

シエル

シエル (Ciel)

cv: 宮島依里

本作の主人公の一人であり、リーヴで活躍する少年ガンナー。ツンツン頭と、胸元に付いた大きなジッパーが特徴で、イメージカラーは赤。

外見は小柄で幼いが、他の街にまでその名を知られた凄腕ガンナーであり、一般的な依頼の他、警察機関からも頼りにされている。一方で、その腕前に目を付けられ他のガンナーから勝負を挑まれることもあるが、本人は至って真面目な、大人しい性格の持ち主。

趣味は機械いじりで、こちらの方も技術は一流。暇さえあれば愛機の整備を行っている他、リーヴ博覧会では様々な発明品が見られるのを楽しみにしている。


アヴニール (Avenir)

シエルの愛機である、深紅の単発推進式ガンナーマシン。かつてリーヴに工房を構えていた「アルティザン社」によって作られた、現存する最古の戦闘艇の一つ。しかし、当時の職人たちによる緻密な設計と熟練の開発技術、そしてシエル本人の操縦技術と入念な整備のため、現在でもその性能は最新型のマシンに対して全く後れを取ることはない。

Exアクションは、空中で急ブレーキをかけて静止・一定時間帯空する「スチームブレーキ」と、同時にエンジン出力を機銃にまわして強力な攻撃を仕掛ける「ヘビーバレット」。追尾する敵をかわしつつ敵の分厚い装甲を破壊できる、攻守に優れた機能であるが、反面、機体温度が上昇しやすく、多用するとすぐにオーバーヒート(飛行性能低下・ブースト不可)してしまう。


コパン

コパン (Copain)

cv: 保志総一朗

本作の主人公の一人であり、シエルの相棒。首にはマフラーを巻いている。イメージカラーは青。

シエルと同等の実力を持つ一流ガンナーだが、性格はナンパで軽薄。ガンナーになった理由は「収入がよくて女の子にモテる」からで、「天才ガンナー」を自称する。スリルと興奮、目立つことが好きで、面倒なこと、退屈なことを嫌う。シエルとは対照的に愛機の整備はメーカー任せであり、退屈を紛らわすためにラジオを持ち歩いている。

元々は「アソシエ」という街のガンナーであったが、シエルの評判を聞きつけてリーヴに来訪。「腕試し」と称してシエルに勝負を挑むも、結果は引き分け。そのままシエルと意気投合し、リーヴを本拠地にした。なお、この戦いのなかで、街の名所の一つである時計塔が破壊されている。


シュバリエ (Chevalier)

コパンの愛機である、青碧の串型双発式ガンナーマシン。最先端技術の開発によって発展した大企業「アソシエ社」によって製造された、市販されている中で最も高価な戦闘艇。外装には最新の技術を応用して作られた特殊鋼を使用しているため、極めて頑丈。エンジン性能も高くトップレベルの飛行速度を持つ反面、機体バランスや旋廻性能にややクセがあり、デリケートな操縦が必要な機体である。

Exアクションは、機体を高速回転させる「ローリング」。敵からの攻撃を弾き返す防御としての機能の他、スピードを上げて敵機体に突っ込むことで攻撃手段としても利用できる。また、固有のオプションウェポンとして「カボチャ爆弾」がある。威力は非常に高いが、攻撃方法は下方向への投下に限られるため、上方の敵に対しては無力という難点がある。


10年目にして初クリア

ファム (Femme)

cv: 大原さやか

本作の主人公の一人である、新人ガンナー。長身でスタイルの良いショートカットの美女であり、イメージカラーは緑。

リーヴ博覧会の警備のために工業都市「ネージュ」からやってきた。ネージュ大学を首席で卒業した才媛であり、シエルらよりも年長であると思われる。快活で社交的な性格で、時には積極的かつ大胆な行動で活路を見出していく。一方、女性らしくファッションにはこだわりがあるようで、デモシーンでは様々な衣服に着替えている他、シーンによっては鮮やかなドレス姿で出撃することもある。

作中では、豪華飛行客船「メルヴィーユ」に乗ってリーヴへ向かう途中、ヴァントルらによって客船を乗っ取られるが、救出のために駆けつけたシエルらに連絡を取り、彼らの援護を受けて愛機で脱出する。その後は2人と協力してメルヴィーユの奪還に成功し、以後は3人でチームを組んで行動することになる。


ブランシェ (Branche)

ファムの愛機である、純白の全翼機形態・双発推進式ガンナーマシン。ネージュに本拠地を置く大企業「オルロジェ社」から贈られた高級感あふれる最新式の戦闘艇。座席はなく「立ち乗り」によって操縦を行うという珍しい機体であり、ベルトや固定装置らしいものも見当たらないが、パイロットであるファムは器用に乗りこなしている。機銃性能、飛行速度、旋廻性能のいずれもが全機体の中でトップクラスであり、非常に安定性の高い初心者向けのマシンである。

Exアクションは、ロックオンした標的の方向へ急旋廻を行う「アクティブターン」。これにより、容易に敵の背後を取ることができる他、敵の攻撃を回避したり、標的切り替えと上手く組み合わせることによって、高速で目的地点に向かうことも可能。また発動の際には、機体周辺に白い鳥の羽が舞うような美しいエフェクトがかかる。


漆黒のガンナーリヴァル

リヴァル (Rival)

cv: 石田彰

シエルのストーリーモードに登場する謎のガンナー。凝ったデザインのゴーグルを着用した、白髪・色黒の男で、イメージカラーは黒。

初登場はストーリーモードのシーン3。ヴァントル一味の小型戦闘艇と戦闘を行っていたシエルの腕前に興味を示し、狂的な笑みを浮かべながら一方的に襲い掛かってくる。その後、シーン5にて再登場。最終決戦の直前にシエルの前に現れ勝負を挑み、最後はヴァントルを追い詰めるようにけしかけてその場を去る。

特定の条件を満たすと、彼のストーリーモードが解禁される。彼の正体はネージュの貴族・リヴァル家の若き当主。普段は温厚で紳士的な人物だが、裏の顔はスリルと興奮を貪欲に求めて非合法のガンナーとして暗躍する、極めて好戦的な二重人格者である。作中では、知り合いらしき謎の人物から「ある物」を回収する依頼を受け、その調査中にシエルと遭遇し前述の戦闘を開始する。さらに後のシーンでは、上記3人の主人公たちとヴァントルとの最終決戦より後に行われた、知られざる戦いへと挑んでいく。


ファントゥーム (Fantome)

リヴァルの愛機である、漆黒の単発推進式ガンナーマシン。元々はアルティザン社によって設計・開発された戦闘艇であり、シエルの愛機であるアヴニールとは、同時期に作られた「兄弟機」の関係にある。しかし、リヴァル家が持つ財力を惜しみなくつぎ込んでの度重なる改造を受け続けた結果、通常のガンナーマシンとは桁外れの性能を誇る最強の機体へと進化した。特に攻撃力の強化は凄まじく、大型戦闘艇も数秒で撃墜することも可能。さらに最高速度も全マシン中最速であり、旋廻性能も最高レベル。反面、防御性能は全機体中最低であり、この両極端な性質から上級者向けのマシンとされる。

Exアクションは、兄弟機アヴニールと同じく「スチームブレーキ」と「ヘビーバレット」だが、こちらの機能も大幅に強化されており、ヘビーバレットはボス級戦艦すら一瞬で沈めることができる。ただし、機体温度の上昇速度も格段に上がっており、わずか1、2秒でオーバーヒートしてしまう。また、固有のオプションウェポンとして追尾性能を持った高威力の「コウモリミサイル」がある。


アルディ (Hardi)

cv: 楠見尚己

リーヴ市警察飛行艇部隊を率いる敏腕警部で、リーヴ博覧会の警備責任者。厳つい顔立ちにがっしりした体格の中年男性。

若い頃はガンナーとして活動していたが、後にリーヴ市警に就職し、以来、数々の難事件を解決してきた実績を持つ。シエルらとも顔なじみであり、事件の際には互いに協力を要請し合うなど、関係は良好。また、ファムとも以前からの知り合いだったらしく、彼女がネージュからメルヴィーユに乗ってリーヴを訪れる際にも同行していたが、そのままヴァントル一味に飛行船を乗っ取られてしまう。主人公3人のストーリーの戦闘パートにもしばしば登場し、協力して敵を撃退したり、あるいは彼を一定時間護衛することがミッションになる場合もある。特定の条件を満たすと、ある「隠し要素」においてのみ、プレイヤーキャラとして使用可能になる。


クラージュ (Courage)

アルディの愛機である、鮮黄の複葉型ガンナーマシン。自動車メーカーから発展した「デュール社」により製造され、その頑丈さと整備のしやすさから警察機構に採用された。全ガンナーマシンの中でもずば抜けた安定性と防御性能を持つが、その一方で最高速度、旋廻性能は最低レベル。そのため、上述のファントゥームとは真逆の意味で、扱いが厳しい機体となっている。

Exアクションは存在しないが、代わりに編隊を組んで飛行している部下たちを指揮して攻撃を行う「命令弾」が存在する。命令弾には、「隊列」、「散開」、「集中」の3種類があり、状況に応じて使い分けが可能だが、一回使用するたびにオーバーヒートを起こし、元々低い機動性がさらに低下してしまうため、使いどころは非常に難しい。


ヴァントルさま~

ヴァントル (Ventre)

cv: 麦人

本作の敵役。「美しいものや貴重なものは全て自分のもの」という思想の元、緻密かつ大胆な計画で数多くの財宝を盗み出してきた天才犯罪者。同時に、天才的な発明家であり、巨万の資産を持つ大富豪でもある。そのため、彼自身が発明した兵器や、他の企業が開発した兵器を強奪・改造した上で現場に投入し、圧倒的な戦力で輸送船やその護衛たちを蹴散らした後、獲物である貴重品を回収するという戦略を得意とする。すでに老人ではあるが、戦闘時には自ら先頭付近に立って状況を分析し、部下たちを叱咤しながら次々に作戦指示を行うなど、その言動は極めてパワフルかつ精力的。なお、肥満体であるためか、イラストではほとんど一頭身のような姿で描かれる。

十数年前に一年間ほど活動し、その際には警察当局をことごとく煙に巻いて、国内各地から美術品・発明品を盗み去った。その後の行方は杳として知れなかったが、リーヴ博覧会の開催に伴い、目玉である永久機関を始め、貴重な展示品を我がものとするべく再び活動を開始。その際、リーヴのガンナーであるシエルとコパンに挑戦的なメッセージを送りつけたことが、彼らとヴァントルとの戦いの始まりとなった。


執事プーレ

プーレ (Poulet)

cv: 柳瀬なつみ

ヴァントルによって発明された、決して壊れることのない完全自動人形(パーフェクトオートマタ)。見た目は二頭身の子供のような姿をしており、オレンジ色の戦闘服を身につけている他、製作者に似て非常に目つきが悪い。

10年前に最初の28体が作成され、現在は100体以上ものプーレが存在する。

ヴァントルの犯罪計画実行のために働く「兵隊」であり、その役目は戦闘艇や戦艦の操縦、破損個所の修理など様々であり、そのいずれもを器用にこなす。中には自ら突撃ポッドに乗り込んで接近し、ガンナーマシンに飛びついてくる命知らずもいるが、彼らは「隊長」への昇格が近いエリートである。ちなみに隊長になると、黄色の戦闘服とかっこいいゴーグルをもらえるという。さらに彼らの頂点として、黒色の服を着てヴァントルの身の回りの世話をする「執事プーレ」がいる(画像参照)。


ヴァントル超兵器

天才発明家でもあるヴァントルが自身の犯罪計画の実行のために開発した強力な兵器。ほとんどがヴァントルによって設計されたものであるが、中には輸送中の兵器を強奪し、改造したものも存在する。大きさや形状、性能は極めて様々であり、中には一撃でガンナーマシンを撃墜できる武器を搭載したものも存在する。以下、一部を紹介する。


プチ戦闘艇プルミエ (Premier)

プーレがパイロットとして乗り込む小型戦闘艇。序盤から登場し機動力も耐久力も低い、いわば「雑魚キャラ」。しかし、終盤では編隊を組んできたり武装を代えてきたりなど、甘く見ると痛い目を見ることも。


気球式空中戦艦バレーヌ (Balena)

翼をはやした飛行船のような姿の戦艦。ずんぐりして見えるが、意外に機動力は高い。装備によって様々な改良型が存在する。


重装甲浮遊戦艦ドラード (Dorado)

魚のような形をした武装戦艦。ストーリー終盤から登場する。船体は分厚い装甲に覆われ攻撃を受け付けず、さらに船体上部および翼には強力な砲台が備えられているため、近づくことすら危険。船体下部の木製部分が唯一の弱点。


牽引戦艦ゴーシュ&ドロワット (Gauche&Droite)

シーン1のボス兵器。2隻が対となって行動する。豪華客船メルヴィーユに左右から牽引機を打ち込んで捕獲した後、圧縮燃料点火による高出力・超速度でこれを連れ去ろうとした。機関部は強固なシールドで保護されているが、排熱の為にしばしば開閉される。


浮遊戦艦グランディール (Grandir)

シーン2のボス兵器。高出力エンジンを搭載した左右2つの機関部ブロックで、無数の砲台を据え付けた巨大な船体を吊り下げ飛行するという、斬新なデザインの戦艦(メイン画像参照)。さらに奥の手として、船体本体には「カミナリ発生器」が搭載されている。これにより雷雲を発生させ、ガンナーの視界を奪う他、雷により強化した羽根爆弾で猛攻を仕掛けてくる。


水上戦闘艇エグゾゼ (Exocet)

コパンストーリー・シーン3のボス兵器。隊長機が15機もの子機を連結し、水面上を高速で飛行する。全ての子機には砲台が備え付けられている他、破損した子機は水中に潜って修復してしまうため、撃破するには隊長機を狙わなければならない。夜毎、リーヴ市街地の水路に現れ街灯を持ち去る姿を目撃されており、その形状からヘビのような怪物ではないかと噂されていた。怪物退治の依頼を受けて出撃したコパンと遭遇、対決する。ちなみに、「ゴールド」、「レッド」、「ブルー」の3機と連戦することになる。


歩行戦車スクレット (Squelette)

シーン4のボス兵器。ヴァントルの隠れ家である巨大要塞「ヴァントル・ハウス」を防衛する。元々はコパンのシュバリエと同じアソシエ社によって開発された兵器だったが、ヴァントルによって強奪・改造されてしまった。4本の脚部を持ち、これらのピストン運動によって、悪路はおろか垂直な壁すらも歩き回ることが出来る。


空中城塞戦艦グランマガザン (Grandmagasin)

シーン5のステージそのものである巨大空中戦艦。全長実に2 kmという常識外れの大きさを誇り、無数の戦闘艇・戦艦を格納し、砲台で武装している。司令部・推進部・機関部など、合計9つのユニットからなり、それぞれを連結部でつなぎとめた構造をしている。そのため、これらの連結部を破壊することで船体を解体・無力化していくことが、本シーンでの主な任務となる。


機械兵ヴァンクール(Vanquere)

アソシエ社が開発した鉄製の二足歩行型機械兵士。全高25 mという巨体を持ち、生半可な攻撃は全く通用しない。本来はリーヴ博覧会に出展される予定であったが、リーヴへの輸送中、ヴァントルによって強奪・改造され、その尖兵として利用されてしまう。


ヴァンクール・フィディール (Fidele)

シーン1に登場する。機体色は白色。メルヴィーユの甲板に現れ、救出を妨害した。不用意に近付くと腕部で捕まえられ、遠くへと放り投げられる。


ヴァンクール・サージュ (Sage)

ファムストーリー・シーン3に登場する。機体色は黒色。リーヴ市街の運河の奥の小島に設置された「天体望遠鏡」を強奪するべく、海から出現した。ヴァントルによる改造を受け、本来の弱点である肩関節にシールドが取り付けられている。


ヴァンクール・ギャルド (Garde)

シーン5のボス兵器。機体色は金色。更なる武装強化が施された他、散弾を発射する「ガトリングランス」を装備、グランマガザンを防衛する。ストーリーの最終盤では、追い詰められたヴァントルによって遂にある禁断の改造を受けた結果、弱点を無くした無敵の兵器となってシエルらの前に現れる。


関連タグ

STG SCEI ソニー スチームパンク


関連動画

PS2:スカイガンナー オープニング動画

ちなみに、動画の長さでフルである


関連リンク

キャラデザイン担当ワタナベケイ氏Twitter

Wikipedia

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