ハイドロブレーディング(Hydroblading)とは、フィギュアスケートにおける要素の一つ。
エッジを深く倒し、姿勢を低く、かつほとんど水平に傾けた状態で滑る動作。
短縮して「ハイドロ」「ハイドロブレード」とも呼ばれる。
多くアイスダンス競技で行われる要素で、カナダのシェイ=リーン・ボーンとヴィクター・クラーツ組が1990年代にプログラムに取り入れたことで有名になった。
羽生結弦が得意としている技の一つで、元祖シェイ=リーン・ボーン自身の振り付けによるプログラム「SEIMEI」にも取り入れられている。
見た目がカッコイイため盛り上がる技ではあるが、技そのものには基礎点が設定されていないため、荒川静香式イナバウアーと同じく、直接得点に結びつくわけではない。