概要
マスクドライダーシステムを着用した者が、ハイパーゼクターを使ってハイパーフォームに変身した際に使用できる特殊能力。
本来クロックアップとはエイトマンや加速装置のようにただ単に早くなるだけではなく、自らの体にかかる時間を操作する能力であり、ハイパークロックアップは「クロックアップを超える更なる高速活動」または「時間軸そのものの移動」の2つを行える。
別の時間からハイパーゼクターが届けられたり、未来の天道が過去の天道を助けに来たこともあった。
ハイパーゼクターのスイッチを押すことで発動する。
クロックアップと同様に制限時間があり、発動時には「Hyper Clock Up」、終了時には「Hyper Clock Over」と発声する。
前者は言うまでもないが、後者は次回作を先取りして過去に向かうことが可能であり、次回作の怪人のように過去を改変することもできる。
劇場版では隕石ごとタイムスリップした挙句、作中の七年前に飛来した隕石とぶつけて双方をぶっ壊すという展開に持ち込んだ。
なお、劇場版の設定では、TVでいう「渋谷隕石」の正体が、この時に砕け散った隕石の破片という事になっている。
PS2版仮面ライダーカブトでは未来から来たことを仄めかすセリフがあるが、システム上ではクロックアップの約2倍の速度として描写される。
クロックアップ中の相手を逆にスローモーションに追い込み、非クロックアップの相手をほぼ静止状態にまで陥らせるが、ゲージ効率は非常に悪く、キャストオフ使用中の無敵時間を利用して完全回避されてしまう危険もある。