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平成ライダー

へいせいらいだー

「仮面ライダーシリーズ」におけるカテゴリー分けのひとつ。pixivのタグとしては、これに分類される作品のキャラクターを描いたイラストにつけられる。少ないが、「平成仮面ライダー」、「平成ライダーシリーズ」という変化系も。
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平成ライダー


新たな個性!これが平成!

概要

一般的には、2000年の『仮面ライダークウガ』から現在放送中の『仮面ライダーエグゼイド』までがこれに属するものとされている。
厳密には『仮面ライダーBLACKRX』が平成に入って初めて放送された仮面ライダー作品だが、通例「平成ライダーシリーズ」としては扱われていない。
また、これに対して『クウガ』よりも前のライダーを「昭和ライダー」と呼ぶ(当該記事参照)。
仮面ライダー全体とは別に、平成ライダー独自のファンも多い。

余談ながら···


「平成ライダー? 10年早えよ。」

平成ライダー10周年を記念した『ディケイド』のキャッチコピー。
これは別に挑発してるわけじゃなく、
「えっ、もう10年? 早いなあ」という意味合いだと公式に発表された(笑)。

「平成」の特徴

平成シリーズには、昭和シリーズとはまた異なった意欲的な新機軸が多々見られる。
以下に挙げる事例は、しばしばファンの間で話題になるものであるが、これはほんの一例あり、数え上げればキリがない。

その反動で、レンタルビデオは入荷したその日に絶対壊れてます。

特徴① 世界観編

昭和ライダーとは異なって世界観を共有しておらず、各作品ごとに独立した世界観と設定を持っている。
この為、併存する並行世界の設定が取り入れられた『ディケイド』以前は他作品のライダーの客演はほとんど無かった。
一方で過去作との時系列上での整合性を取る必要が無い事から過去から続く因縁や伏線を張れるなど作劇上での自由度も高くなっている為、各作品ごとに独自の世界観を押し出した個性的なストーリーが描かれている。

現在の所も、夏の劇場版や最終話間近、あるいは後日談での客演、交流や共闘が見られはするが、TV本編中に別作品のライダーが登場する事は無い。また、ちょっと前まで全世界規模の禁断の果実争奪戦をしてたのに、警察がそれに関しては何にも知らなさそうな描写からして、ひょっとすると未だに世界観は各作品ごと独立している気配もある…

特徴② 戦闘編

また、例外もあるが多くの作品に言える共通項として


特徴③ ストーリー編

  • 『クウガ』で見せた手法の成功からストーリーがいっそう重視されるようになり、目の肥えた大人にも面白い複雑な展開を見せる。中には日曜朝から放送してもいいのか危ぶまれるほどに暗いストーリーも多い。ただ「響鬼」からは、シリアスなメイン展開は続けつつギャグ要素を多分に含む傾向になってきている。
    • 形は異なれど「”その後”の示唆」=所謂「俺達の戦いはこれからだぜ!」的な最終回を迎えるパターンが多く見られる(もっとも、これは昭和ライダーシリーズにも言えたが)。ただし、主題そのものは完結しており、「俺達の戦いはこれからだぜ!」はあくまでも演出的なものである。
    • 例外もあるがシリーズ共通の目安として、およそ30話前後から作品全体のシリアス色が強くなり、物語の核心に迫ってくる(作品によっては、ちょうどこのころに最強フォームが登場したりする。)。
  • 2作目『アギト』以降は複数の仮面ライダーが登場。主人公の味方とは限らず、ライダー同士の戦いを主軸にした作品もある(その最たるものが「龍騎」)。
    • 『龍騎』は「ライダーバトル」というフレーズの発祥であり、それ自体がストーリーの根幹を成している。他のシリーズでも、中盤を過ぎてなおライダー同士が一切協調しないなどということは珍しくない。


特徴④ 番外編

    • 毎年の劇場版が恒例に。たいていは映画だけのオリジナルライダー「劇場版限定ライダー」や「最強フォーム」の顔見せが目玉となる。『ディケイド』以降は放送開始時期の変更により、冬の映画で所謂「中間フォーム」の顔見せになった。また、映画だけの特別なフォーム「劇場版限定フォーム」も出てきた。
    • ここでいうオリジナルライダー達は大抵、映画の中で主役ライダーに倒される敵のボス的役回りが多い。…なので「発表=死の宣告」という一種のフラグでもある。
  • 内容充実のためか、を除いて通常言う話を一旦区切ってテロップを流すエンディングがなく、代わりに番組後半の戦闘シーンに決まってかかる挿入歌を「エンディングテーマ」と銘打ちリリース。クライマックスを盛り上げる名曲を多数輩出した。
    • 『電王』からは劇中メインキャラの俳優声優が歌う「キャラソンも兼用」するパターンが増えた。
  • (大幹部などはさておき)怪人が自己紹介しない。したがって、怪人図鑑などを見ないと怪人名が分からない場合も多い。


改造人間」設定の喪失、その代替

番外的存在の『G』等をのぞく平成ライダーの変身者は、かつてのように改造手術で力を得るのではなく、潜在的に特別な資質を持つ人間であったり、身体的には普通であっても身につけるベルトの方にライダーとしての力が集約されているため遜色無く怪人と戦える。それに伴い、変身についても、肉体が変化するのではなく超科学や異種文明により作られた強化服を身に纏うといったケースが多く、変身ベルトの所有者が代わる・もしくは複数存在するといった理由から、別の人間が同じライダーに変身するということもある。

敵を含めた「異形」を表す表現としても、古代からいる生物だとか外宇宙・別次元からの来訪者など、ストーリーの幅を大きく広げたことで世界観の選択肢も広がり、そこから作品ごとの差別化を強く意識していった関係で、特に「改造人間」を出すことに執着する理由がなくなったと考えられる。

また、これにより、本編で仮面ライダーだった者達は『ただの人間に戻る』という選択肢が得られ、最終回後は戦いから開放される=『仮面ライダーを辞める』パターンが可能になっている。

その意味では「喪失」というより「改造人間」設定からの「解放」ととれるかもしれない。

こうした設定の変更は、現代において人工臓器(血液筋肉神経を含む)の発達などにより、1970年代の時点では架空の存在と言っても差し支えなかった「改造人間」が現実的なものとなり、新しい差別問題の惹起を懸念している、という事情がある。

他にも、玩具開発の企画段階で、変身アイテム等にギミックを持たせるとき、ある程度メカニカルなもの=外部装置であるほうがデザインがしやすい傾向があると思われる。

とはいえ、特性が敵怪人と同じだったり、敵怪人と同じ力あるいは敵怪人の力そのものを使って変身したり、変身者の正体が怪人だったり、副作用などで怪人そのものに変貌してしまったりと、ライダーが敵怪人と同じ「異形」の(あるいはそれに近い)存在であるという要素は受け継がれている。

なお、先史超人類「リント」が作った霊石「アマダム」の力で肉体を変化させているクウガ、神の如き超存在(の半身)から与えられた超能力によって肉体が変化する仮面ライダーアギトのライダー(装着式のG3系列を除く)、修練の結果肉体を戦闘向けの状態に変化させる術を得た仮面ライダー響鬼のライダー、体内にオーメダルの力を取り込んで動物の力をミックスさせて戦う仮面ライダーオーズといったように、改造人間でこそないが変身で肉体が異質なものに変化しているライダーがいない訳ではない。死亡した人間が変身するゴーストのように、変身する前から肉体が異質なものに変化しているという例もある。

第1期と第2期

一部のファンやネット上では平成シリーズ10周年記念作品の『ディケイド』で一つの区切りとして昭和ライダーシリーズに倣って、『クウガ』~『ディケイド』までを「第一期シリーズ」、『W』以降の作品を「第二期シリーズ」と分ける動きがある。

第2期作品独自の主な特徴としては

  • 番組は9月スタート→翌年8月に終了というスケジュール
  • 1作品ごとに登場するライダーの数が少ない。その一方で、主人公のフォームチェンジ数が多彩である。
    • また、第1期で多くのライダーの形態の名称に使われてきた『○○フォーム』という呼称がほとんど使われていない。(ダブル:右半身の名称+左半身の名称、オーズ:○○コンボ、フォーゼ:○○ステイツ、ウィザード:○○スタイル、鎧武:○○アームズ、ドライブ:タイプ○○、ゴースト:○○魂、エグゼイド:レベル○○)。数少ない『○○フォーム』という呼称が使われている例は、仮面ライダーアクセル・バイクフォーム位である。
  • ライダーバトルが従来と比べて控えめ(もちろん全く無いという訳ではない)。また、第1期作品と比べて全体的に明るい作風。
  • 変身アイテム(ガイアメモリオーメダルアストロスイッチウィザードリングロックシードシフトカーゴーストアイコンライダーガシャット)及びそのオプションが数多く存在し、その組み合わせにより変身/戦いの自由度が高く、グッズとしてのコレクション性も優秀(そして同時にコレクターの財布を圧迫する)。
  • 昭和シリーズの「悪の組織」のような怪人種族の幹部クラスによる派閥や軍団(ミュージアムグリードホロスコープスファントムインベスオーバーロードロイミュード眼魔ガンマイザーバグスター)及び戦闘員に相当する雑魚キャラが存在する。
    • 特に『W』『フォーゼ』には「財団X」なる組織が登場しで暗躍している。この事から、昭和シリーズの様に「同一の世界観」が存在するのではないかと推測されるが、未だその正否は定かで無い。
  • 各回毎の一般怪人は『何らかのアイテムやキッカケを介して変身及び誕生する』特徴がある。
  • 夏の劇場版に次回作の主役がゲスト的に登場し(厳密には『ディケイド』から)、冬には新旧ライダーが本格的に競演する「MOVIE大戦」シリーズが公開される。


作品タイトル

公式一覧

年代作品名概要敵種族/組織
2000仮面ライダークウガクウガ平成ライダーシリーズ記念すべき第一作。オダギリジョー主演作グロンギ
2001仮面ライダーアギトアギト/AGITΩ仮面ライダー生誕30周年記念作品アンノウン
2002仮面ライダー龍騎龍騎仮面ライダーバトルロワイヤル。後年米国にてリメイクされたミラーモンスター
2003仮面ライダー555555ファイズ全話の脚本を井上敏樹が担当。オルフェノク/スマートブレイン
2004仮面ライダー剣ブレイド公式巡回済みオンドゥル語が有名。モロボシダン登場!?そして衝撃のラストアンデッド/トライアル
2005仮面ライダー響鬼響鬼途中でプロデューサーらスタッフが交代。脚本家きだつよし大石真司井上敏樹など魔化魍
2006仮面ライダーカブトカブト仮面ライダー生誕35周年記念作品。水嶋ヒロ主演作ワーム/ネイティブ
2007仮面ライダー電王電王放送終了後も劇場版『超電王』シリーズとして継続公開イマジン
2008仮面ライダーキバキバ石ノ森章太郎生誕70周年記念作品ファンガイア
2009仮面ライダーディケイドディケイド平成ライダー10周年記念作品。おしくも夏未完大ショッカー/スーパーショッカー
2009仮面ライダーWW/ダブル)AKB48のメンバー2名をはじめ豪華ゲスト出演。ドーパント
2010仮面ライダーOOOオーズOOO第28話で仮面ライダーシリーズの話数の通算が1000回に達した。グリード/ヤミー
2011仮面ライダーフォーゼフォーゼ仮面ライダー生誕40周年記念作品。メインライター・中島かずきゾディアーツ/ホロスコープス
2012仮面ライダーウィザードウィザード主題歌:鬼龍院翔ゴールデンボンバーファントム
2013仮面ライダー鎧武鎧武ガイム平成仮面ライダー15作目記念作品。メインライター・虚淵玄。主題歌:湘南乃風インベス/オーバーロード
2014仮面ライダードライブドライブ平成仮面ライダー16作目。メインライター・三条陸。主題歌:松岡充ロイミュード
2015仮面ライダーゴーストゴースト平成仮面ライダー17作品目。主題歌:氣志團眼魔/ガンマイザー
2016仮面ライダーエグゼイドエグゼイド平成仮面ライダー18作品目。主題歌:三浦大知バグスター
劇場版MOVIE大戦シリーズ2009年からの恒例クロスオーバー財団Xほか


関連作品

年代作品名概要
2004仮面ライダーEVE小説版における昭和ライダーのオリジナル続編
2005仮面ライダーTHE FIRST初代昭和ライダーのリメイク映画。キャラ設定を大幅に変更された。敵は当然SHOCKER(ショッカー)である。
2007仮面ライダーTHE NEXT上記の続編。内容ゆえにPG-12指定を受けた。
2007仮面ライダーしん王かすかべ町にデンライナーが!?仮面ライダー初のアニメ作品とのコラボ。後に「フォーゼ」もこの作品とのコラボを果たす。
2007駈斗戦士仮面ライダーズ平成版仮面ライダーSD、コミカライズ版はまさに原作クラッシャー!?
2009仮面ライダーGSMAPのショートフィルム。悪の組織シェードに改造されたソムリエ。公認ではあるものの、別扱い。非公式
2009仮面ライダードラゴンナイト仮面ライダー龍騎の海外リメイク版。翌年日本でも放送された。新規の敵キャラゼイビアックス将軍が登場する。
2013宇宙超人FLY台湾が製作したオリジナル特撮。造形の酷似性から問題視され日本公開ならずに有名になってしまった!?
2016仮面ライダーアマゾンズアマゾンプライムでネット配信される仮面ライダーアマゾンのリメイク作品。


別名・表記ゆれ

平成ライダーシリーズ 平成仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ

関連タグ

仮面ライダー昭和ライダー
変身ベルト東映特撮

ハイパーバトルビデオ
女性ライダー
最強フォーム
劇場版限定ライダー 劇場版限定フォーム
MOVIE大戦

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