旧ジャニーズ事務所所属。
日本における「アイドル」という枠や固定観念を打破り、20年以上もの長きに渡って芸能界を牽引し続けた国民的グループである。
所属レーベルはビクター。
概要
1988年結成、1991年デビュー。デビュー曲は「Can't Stop!!-LOVING-」。
グループ名「SMAP」は結成当時のキャッチコピー、「Sports Music Assemble People」(スポーツや音楽をやるために集まった人々)の頭文字から取っている。
解散に至るまでの活動は多岐に渡り、スポーツを筆頭に俳優・声優・司会・バラエティ・コントまで何でもこなすマルチグループとして活躍を続けた。
現在のジャニーズ所属タレントは、グループ活動とソロでの様々な活動を両立させるのが当然となっているが、パイオニアとなるグループがSMAPである。
デビュー当時はCD売上が芳しくなかったのも手伝って、時々「青いイナズマ」辺りがデビュー曲と勘違いされたりする(「青いイナズマ」は5人編成になってから初めて出たシングルである。6人編成時代はシングルがぞろ目の日にばかり発売されたりコミック調の歌も多かったが、この曲以降大きく歌う曲の路線も変わった)。
なおアニメファンの間では「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」のテーマ楽曲や声優活動、漫画原作ミュージカルの先駆けとなった「聖闘士星矢」などで、活動初期からじわじわと知名度が上がっていった。
音楽番組がTVから消え「アイドルは時代遅れ」と見なされた冬の時代に、上述のようなアニメとのタイアップや、バラエティ番組などへの進出で活路を見出し、コントまで何でもこなす地道な努力が実って徐々に人気を博することとなった。
人気も仕事もない苦労時代を経ながらも、年月をかけて頂点に昇り詰めることに成功した唯一のジャニーズグループである。
…真夜中の公園で酔っ払って全裸となっていたところを公然わいせつの疑いで逮捕された奴がいたり、
駐車違反で逮捕されたガノタがいたり、
デビューから5年ごとに誰かしら何かしら災難に襲われたり、
自他共に認める国民的音痴がいたり、
その国民的音痴が自分とどっこいと公言する音痴がもう1人いたり、
雨が降った屋外会場でだけ上手に踊れるのがいたり、
ライブ中にビールを5リットル(本人談)飲んだヤツがいたり、
最年少以外は全員40歳過ぎでお互いの加齢臭が気になったり、
散々女装しまくって来たけど流石に無理が出て来たり、
ビックリする程絵が下手糞なのが2人もいたり、
ビックリする程ポエマーなヤツがいたり、
ビックリする程体重増減が激しいヤツがいたり、
1年間丸々新曲を出さなかったり、
アイドルにしては余りにもバラエティ慣れし過ぎていたり、
ライブで小学生レベルの幼稚な下ネタを連発したり、
時々5人揃って頭のネジが吹っ飛ぶ時があったり、
今まで年1度であったはずのコンサートが、
いつのまにやら3年に1度、2年1一度に変わっていたり、
ライブの映像で1000万人突破を1億人突破と誤記しちゃったり、
事務所内の分裂騒動でグループが解散寸前まで追込まれたり、
色々ネタには事欠かないが、
それでも彼らは愛されるし、憎めないのである。
音楽配信について
サブススクリプションでは全曲配信は行われず。
レコチョクでは購入しても音楽ファイルとしての転送は一切出来ないという仕様となっている。嵐はともかく、他のジャニーズグループ(※Hey! Say! JUMP、などそれ以外も一部新曲のみくらい)。
再販の可能性は低いということとなっている。
解散時点でのメンバー
- 中居正広…ファンの愛称は「中居くん」。SMAPのリーダーである。ジャイアンと並ぶ国民的音痴で、本人も自虐ネタにしている。帽子を被っていることが多い。メンバーを名字で呼ぶ。
- 木村拓哉…広く「キムタク」の愛称で呼ばれているが、メンバーからは「木村くんと呼ばれている。SMAPの稼ぎ頭にしてイケメン枠筆頭。某誌の「好きな男」14年連続首位だった」。SMAP唯一の既婚者&1番器用である。以前は「SMAPドラマ班」と呼ばれていた。
- 稲垣吾郎…ファンからは「ゴローちゃん」と呼ばれている。ナルシスト枠担当。メンバーの中では目立っておらず空気扱いされる。しかしガンダムや仮面ライダー、映画、ソムリエなど趣味の話題になると非常によくしゃべる。
- 草彅剛…ファンからの愛称は「剛くん」「つよぽん」。韓国名はチョナン・カン。ジーンズオタク&地デジ大使。稲垣とは高校の先輩後輩関係である。良くメンバーに弄られる。
- 香取慎吾…愛称は慎吾ちゃん・慎吾くん・シンゴ。最年少で最も長身。草彅とは1番仲が良く、プライベートでも良く出掛けるらしい。国民的マヨラーである。いじりキャラであり、特に草彅や稲垣、おじゃマップでは山崎弘也を良く弄る。
解散以前に脱退したメンバー
- 森且行…森くん。1996年まで所属。脱退・退所後はオートレーサーとして活躍。
解散とその反響
2016年8月14日未明、ジャニーズ事務所から年内の解散が発表され、メンバーは当面旧ジャニーズ事務所に残留。解散報道は日本国内のみならず海外でも反響が大きく、中国・韓国・イギリス等ではTVニュースで報じられ、アジア圏SNSでもショックを受ける海外ファンの書込みが殺到した。アナウンサー時代に仕事を共にしたことがある政治家・丸川珠代もコメントを発表する事態となっている。
同年12月22日、紅白歌合戦オファーを正式に断り、26日で最終回を迎える『SMAP×SMAP』にも生出演しないまま解散することとなった。最終回では過去の放映内容を振返り、最後に5人が揃って事前に収録した代表曲、「世界に一つだけの花」を放送。
歌が終わった後にメンバー全員で1分半に渡りお辞儀をしたが、解散に触れるコメントなどは一切ないまま終わった。
解散に至った理由などがメンバーの言葉で語られることはないままであったが、中居正広はSMAPメンバーとして最後のラジオ番組で「誰も悪くないんです」とだけ語っている。
解散後の動向
2017年6月、同年9月8日に予定されている契約更改時に草彅・稲垣・香取が更新せずジャニーズを離籍することが公式発表された。中居、木村はそのまま契約を更新しジャニーズに残留。
3人は飯島が新たに設立事務所「CULEN」に移籍し、ファンサイト「新しい地図」を立上げた。なお、当初はSMAPで予定されていた2020東京パラリンピックのサポーターも3名が引継いでいる。
各メディアに送付されたこの件のFAX発表にはジャニー喜多川が自ら以下のようなコメントを併記するという異例の事態もあった。
「長年に渡って頑張って来てくれた3人ですので、これからも沢山の人々に感動と幸せを届けてくれることと確信しています。またSMAP(SPORTS MUSIC ASSEMBLE PEOPLE)の名前は5人を応援して下さって来たファンの方々のための名前として(S)すばらしい (M)MEMORIES (A)ありがとう (P)POWERと表現しました」
ところが、解散から3年後の2019年7月に旧ジャニーズ事務所がテレビ局側に対し3人を出演させないよう圧力を掛けていたことが発覚し、行政機関である公正取引委員会が独禁法違反の疑いで芸能事務所に対しては史上初となる注意を行った。
「3年くらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出れないかと…」
ジャニー喜多川逝去後の新体制設立を開始していた同事務所には激震が走り、中居正広も2020年4月に個人事務所として「のんびりなかい」を設立し、独立している。
ちなみに
ちなみに、Pixivは現在の仕様上、タグの大文字と小文字が別の文字として認識されてしまう。
なのでPixiv内では大文字で「SMAP」と、小文字で「smap」のタグが混在している。
どちらか片方しか登録されていない場合、もう片方で検索すると出ないので、
投稿する際は両方併記、検索する際は双方を検索することをお勧めします。
関連イラスト
関連タグ
SMAP 木村拓哉 中居正広 稲垣吾郎 草彅剛 香取慎吾(森且行)
番組タグ
SMAP×SMAP-3人を毎週見られる唯一のレギュラー番組。解散と同時に最終回を迎えた。