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曖昧さ回避編集


イタリア貴族のファルネーゼ家編集

トスカーナ出身のアレッサンドロ・ファルネーゼ教皇パウルス3世(1534年~1549年)となり、勢力を伸ばした。パウルス3世はパルマピアチェンツァ教皇領から切り離す。

1545年、ピエール・ルイージが初代パルマ公爵になり、1731年まで、ファルネーゼ家がパルマを統治した。


ローマカプラローラにはパラッツォ・ファルネーゼファルネーゼ宮)がある。ローマのパラッツォ・ファルネーゼは現在、フランス大使館として使用されている。


関連タグ編集

イタリア 貴族 パルマ公国


『ベルセルク』のファルネーゼ編集

大富豪で名門貴族ヴァンディミオン家の4子の末子で長女。

雪の道で行き倒れていたセルピコを拾い、彼が異母兄である事を知らぬままに従者にして以来、常に行動を共にしている。


物質的には恵まれた身分にあったが親から愛情を向けられず、鬱屈した幼少期を過ごした為か、サディズムマゾヒズム両方の性的趣向を合わせ持つ。

幼少期より炎に魅入られる事がしばしばあり、自分に懐かない小鳥を焼き殺す、異端者の火刑に進んで火を放つ、暖炉の炎を見て欲情する、挙句は自らの屋敷に放火するなどの行動が見て取れる。

成長してからも身勝手、放埓な振る舞いは収まらず、「ヴァンディミオンの鬼子」と人の間で渾名されていた。


火刑


彼女に手を焼いた父により、修道院に送られ、後に法王庁の『聖鉄鎖騎士団』団長に抜擢。

異端者狩りにおいて成果を上げる。

ただ慣例的に『団長が乙女である事』が決まっており、富裕な貴族の子息達によって構成されている同団において、ファルネーゼ・及び団員のほとんどは戦闘経験は浅く、実質的な戦闘含め、実務のほとんどは副長の『鉄棍鬼』アザン(橋の騎士のアザン)が引き受けていた(セルピコもかなりの腕利きではあるが、聖鉄鎖騎士団内では人前で表立って戦うのを避けていた)。


異端の存在として追っていたガッツとの幾度かの接触により自分の無力さを知り、また魔の世界の一端を垣間見る。そして自力で抗い続けるガッツに真実と生きる術を求めようと聖鉄鎖騎士団を離脱。僧籍を捨てて還俗の身となり、セルピコを従えて同行を申し出る。その際、禊として髪を短く切った。

キャスカのお守りや、シールケの元で魔術師としての修行を積む内に、騎士団時代に比べて性格はかなり丸くなり、パックイシドロからは「ファルネーちゃん」という愛称で呼ばれている。

マニフィコの勧めで海洋国イースの王族ロデリック・オブ・シュタウフェンの婚約者に。


主な装備はシールケから与えられた銀のナイフ、銀の鎖かたびら、茨の蛇など。

ガッツ一行への同行当初は足手まとい的な所が見られたものの、現在は魔術師としてパーティの有能なサポート役に成長してきている。


恋愛面編集

幼き頃からセルピコ以外に心を開かずにいた為、彼を異性として見ていたが拒まれる。

ガッツに己の醜態を知られてしまい、しばらくは彼に執心するが、聖地アルビオンでの模擬蝕を経てガッツ一行に加わってからは恋愛感情を抱く。

お守りを任されたキャスカに対しては複雑な感情を持っており、懐いてくれる事に慈しみと親愛の情を覚えながらも、ガッツの心が全てを忘れてしまったキャスカにある事に嫉妬を露わにした事もある。

この感情を知るのは異母兄であるセルピコと婚約者のロデリックの二人。

師匠であるシールケもまた恋敵であるがお互いに気づいていない。

ロデリックの事は悪くは思っていないものの今のところは未知数。


他メディアでの扱い編集

  • PS2のゲーム『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』での声優は後藤邑子が担当。
  • 劇場版の黄金時代編・第二部には従者のセルピコと共に背景に一瞬だけ登場する。セリフなし。
  • 2016年TVアニメ版では日笠陽子がキャストを務めている。原作エピソードの幾つかが統合されている関係上、旅僧アドルフとその娘のコレット死亡直後に聖鉄鎖騎士団団長としてガッツと遭遇。また鷹の団についても知っており、ガッツが元斬り込み隊長であったと気づいている旨の発言をしている。

関連タグ編集

ベルセルク ガッツ(ベルセルク) キャスカ セルピコ シールケ

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