概要
別名:ペンギンモドキ。
学名の意味は「泳ぐ翼」。
体長2m。
海で暮らすようになったペリカンの仲間で、ペンギンのような姿をしていた。
体の形はまさにペンギンそのものであり、水中で翼を鰭のように使い、
魚やエビ、イカ等を捕まえて食べていた。
日本では、デスモスチルスが生きていた中新世の前の一つ前の時代、漸新世の終わり頃の地層から化石が発見されているのだが、どうやら中新世というアロデスムスやイマゴタリアと言った鰭脚類と共存していた時期に生き延びていた、所謂プロトプテルム科の最後の種類とも言える。