もしくはベルクト？
CV：浪川大輔
概要
バレル達の住んでいる世界とは全く違う歴史を持つ並行世界の地球を武力支配する新連邦軍の士官。常に仮面を被っており経歴も全く不明と言われている。
新連邦の司令官フィクス・ブラッドマンから早乙女博士が作った真ドラゴンを奪取する使命を与えられており、グリゴリとエリゴルからなる独自の戦闘ロボット部隊を率いる。
愛機はガンアークに酷似したロボットブラッドアークとグレイブアーク。
幾度か真ドラゴン破壊を試みる反連邦バルチャーである神隼人一味と交戦している。またパラレルワールドにやってきたナデシコBを宇宙革命軍の手先と言うデマを流して新連邦から攻撃されるように仕向けた。
実はバルドナ・ドライブを使って異世界同士を繋げるワームホールを開き、各地からゲッター線などのエネルギーを奪ってバルドナ・ドライブへ充填し、完全稼働させてワームホールを肥大化、そして巨大な穴にした上で地球と地球を激突させて滅ぼしてしまおうと言う新連邦の思惑とは全く違う恐るべき陰謀を企んでいた。
全てを滅ぼしたいと言う凄まじい憎悪を抱いており、またバレル達ロンド・ベル隊を執拗に狙う。どういう訳かバレルの名前を知っていたりと彼と関係を匂わせる言動をしている。
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ここからは物語の核心に迫る記述なので注意してください。
戦いの最中に仮面を外したベルクトの素顔は何とバレルそっくりであった。
生き別れの双子・・・と言う可能性は無い。
実はその正体はバルドナ・ドライブの暴走によって生じた並行世界のバレルであった。
どちらの世界も様相が全然違う世界で同じものは存在しないのだが、その根源が同じである為かバルドナ・ドライブの鍵であるバレルがもう一人発生したようである(イネス・フレサンジュ曰く)。
またフェイ・ロシュナンテは元々はこのベルクトの部下であったが彼の恐ろしい陰謀を知って脱走した。
パラレルワールドに転移してしまった父親ジル・バルドナによってバルドナ・ドライブの生態認証キーにされた結果バルドナ・ドライブを利用しようとする新連邦に追われるようになり、更にはジルがパラレルワールドでバルドナ・ドライブを作って元の世界に帰ろうとしていたのはそっちの息子バレルに会いたかったからであり、それによって自分はバレルであってバレルでないと拒絶されたような感じになって世界全てに絶望し、世界やもう一人のバレルを憎悪するようになり、更にはフェイを逃がしたジルを殺害した。
一度はバルドナ・ドライブを停止されたが猛攻撃でバレルらの脱出を阻止してパラレルワールドに閉じ込めて逃走、そしてバレル達がスカブコーラルとの対話によって元の世界に戻ってきて、その後に起きたアクシズショックを利用してバルドナ・ドライブを完全に稼働させてワームホールを開いた。そしてロンド・ベルとバルチャーがバルドナ・ドライブを停止させようとした際には何と真ドラゴンを自ら駆って立ちはだかった。
そして戦いの末に敗れる。
バレルから「君は君だ」と説得されるも自ら脱出せずに真ドラゴンと共に消え去った・・・
