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もしかして→アメリカ海軍階級最先任上級兵曹長


「必要になったら起こしてくれ」


CV:谷昌樹(オリジナル・トリロジー、『Halo 4: Forward Unto Dawn』)

  小山力也(『Halo4』以降)

演:ダニエル・クドモア(『Halo 4: Forward Unto Dawn』)

  パブロ・シュレイバー(テレビドラマ版)


概要

UNSC海軍特殊機甲部隊“SPARTAN-Ⅱ”所属の兵士。

階級は最先任上級兵曹長(Master Chief Petty Officer)、タグはSPARTAN-117。

「マスターチーフ」「チーフ」の愛称で呼ばれることが多い。

一応、本名はジョンだが、苗字は不明(彼を含む多くのSPARTAN-Ⅱの個人情報はリーチ陥落時に喪失しているがコピーはONIのパラゴンスキー提督等極一部が保有している)。

SPARTAN-Ⅱでフルネームが確認できるのはSPARTAN-051 カート・トレヴェルヤンのみとされる。


高度な改造を受けた肉体に、ミョルニル・アーマーを着用して戦う兵士“SPARTAN”の1人で、さらにその中でも、30年以上にわたって従軍し、捕虜勲章以外のあらゆる勲章を受けた伝説になるであろう兵士で彼は兵としては最高階級に位置するが彼が出世について意識したのは訓練生時代のみであり士官への任官等は現状考慮していないようだ。

ただしあらゆる階級の軍人はSPARTAN-117をただの兵士として見ることは無くたとえ階級上遥か上の人物ですら畏敬の念を抱いたり状況を理由に彼に指揮権を与えるといった例外が数多く報告されている。

後に、リーチ攻防戦でSPARTAN-Ⅱの大部分が失われたため、コヴナント戦争中活動可能な数少ないSPARTAN-Ⅱとして活動している。

真実の預言者が率いたコヴナント正統派が地球を襲撃した2552年10月末から11月以降に至っては、他のSPARTAN-Ⅱの複数のチームが地球への帰還が非現実的な状況に陥っていた。(特にグレイチームとブラックチームは後方撹乱の為敵のテリトリー奥深くに派遣され連絡も困難だった。)

ブルーチームの隊員をオニキスへ派遣し入れ違いで帰還した彼は地球での作戦においては最後のSPARTAN-Ⅱといえる立場にあった。


6歳から従軍するという熾烈な軍人経験の中で体験した、過酷な養成課程と、豊富な戦闘経験から、武器・兵器の技術と知識の量はもちろん、体力、運動能力、精神力、思考力、判断力などあらゆる点で優れており、劇中では、彼に並ぶ戦闘力の持ち主はほぼいないと言ってよい(コルタナ曰く、これらに加えて、彼の場合は“運”までも超一流だという)。

標準的な小火器(コヴナント製を含む)以外にも、戦闘艦艇の武器や、ペリカンやロングソードとブロードソード等のUNSC製戦闘機や。鹵獲したバンシーまでも扱える。

物量の面で圧倒的に不利な状況や、友軍と一切連絡の取れない孤立無援の状況下でも、不屈の精神力で戦闘を続ける。しまいには度々行方不明になるが、それでも戦うことは止めない。

その活躍ぶりから、コヴナント軍では畏怖を込めて「悪魔」と呼ばれており、初めて発見されたHALOでは彼個人を対象にした暗殺ミッションが何度も提案され巡洋艦襲撃と捕虜救出でようやく特殊部隊の申請が認可され正式な作戦として2度行われ特殊部隊の隊長による保身を目的とした私的な作戦が1度実行されているが、いずれも失敗に終わっている。

2552年末アークでのHALO起動後、ポータルが中途半端に切れてしまいアービターが乗っていた前方部分のみが地球へ帰還したため、後部のカーゴベイに居た彼は宇宙に取り残され、そのまま地球と交信することがなかった。

UNSCの提督を務めるフッド卿の判断の下、彼はM.I.A.(任務中行方不明)とされ、実質的には死亡と扱われた。


しかし、実際にはカーゴベイの中でコールドスリープについており、シールドワールドレクイエムに流れ着き4年の時を経て覚醒している。


人物像

基本的に感情を表に出さない男で、寡黙かつ地道に任務に身を投じる。

しかし、苦楽を共にしたSPARTAN達やUNSC所属の兵士の死に対しては非常に敏感に反応し、怒り悲しむと言った当たり前の人間的感情を持ち合わせているが幼少期からの訓練と洗脳教育が原因で人間性の一部が欠落したかのようなコミュニケーション能力の不足と反社会的傾向を持ち合わせ戦後SPARTANについてハルゼイが追求される材料の1つとなっていた。

また結果的に最適解であっても軍人として上官の命令に対して不服従の姿勢を取る場合があり指揮官とは折り合いが悪くSPARTAN Operationsへの移籍後少なくとも組織のトップは同期の為僅かながら改善されたと思われる。

彼は民間人について知識でしか知らず彼らの生活サイクルについてもあくまで知識としてしか理解できていないという問題を抱えている。

戦場で幾度か半ば友軍を殺された報復に近い苛烈な戦いを任務の範囲内で実行した事があるが苦楽を共にした仲間達の命を奪った個人を特定できてしまった時SPARTAN-117は強烈な復讐心と怒りに突き動かされることになった。

地球を襲いコルタナが犠牲となりながらもガンマヘイローに逃亡を許しブラックチーム4名を惨殺したウル・ダイダクトは別でダイダクトを殺す為だけにリングを起動し有効射程の約26光年に生きる知的生命体を巻き込んででも殺害しようとするなど危険な側面も持ち合わせている。


作戦行動ではヘルメットを取らない事から素顔を知るものはあまり多くない(UNSCでは作戦行動中のヘルメット取り外しが禁止されている)。


後述するとおり、彼の辿った“軍人としての”過去はかなり詳細に設定されているが、基本的には、プレイヤーとのシンクロを重視して作られているため、彼個人の趣味趣向や私的なエピソードは殆ど明らかになっていない(し、おそらく設定すらされていない)。

素顔についても同様で、劇中でヘルメットを外したのは一度きりな上、顔は見えなかった。開発側は、顔のモデルをそもそも設定しておらず、これからもそれを設定したり、増して後悔したりすることはないと明言している。

が、Halo4のシークレットムービーではチーフがヘルメットを脱いで一瞬目元が映るという演出がされ物議を醸した。


 彼が最後に率いたブルーチーム(残存SPARTAN-Ⅱ5名)は地球侵攻のため集結していた500隻の艦隊を犠牲を出したものの宇宙ステーションと一緒に破壊している。

 

 デルタヘイローから帰還した2552年11月中旬頃サンヘイリと人類が一時的に同盟しており共同作戦を行う場合もあったが彼に対して大体の者は今まで通り『悪魔』または『SPARTAN』と呼ぶ。

装備

アーマーについては何度か試作品をテスト名目で受領しているが特化型バリエーションモデルでなく一貫して標準型を好んで使用する。

ただし2557年コルタナによる近代化改修を受けた非純正品をしばらく使用した後ONIによりGenⅡへのアップデートを受けMarkIV Modと呼ばれSPARTAN-117のみが装備する彼専用のアーマーっなっている。

なおGenⅠの再評価プログラムで一部モデルがGenⅡをベースに再開発されておりMarkIVもそれに含まれるが形状が異なる。

武装についても特に指定がない限りMA5やBR55等のUNSCで支給される標準仕様を好むが所属の都合から海軍または海兵隊の制式採用品が支給され対フラッド戦が予想される場合は8ゲージマグナムのショットガンを選んでいる。

また近接戦闘でのハンドガンの重要性も考慮し携帯する事が多い。


経歴


「徴兵」という名の拉致まで

2511年頃に生まれる。

2517年には、遺伝的に優れているとしてONI等にSPARTAN-Ⅱ候補としてマークされる。エリダヌスⅡのエリュシオン市にある学校で遊んでいたところ、ジェイコヴ・キース中尉とキャサリン・ハルゼイ博士によって、コイントスの目を当てるテストを受けさせられ合格し、その日の深夜に拉致され彼のクローンと入れ替えられた

こうして、ジョンは6歳で新米兵士になったため、民間人として過ごした期間より軍に居た期間の方が圧倒的に長い。


計画参加直後

拉致された後、惑星リーチにある訓練施設へ連れて行かれ、他のSPARTAN-Ⅱ候補と共に、8年間に渡ってメンデス軍曹達から厳しい訓練を受けることとなった。

施設入所の際、所持品を没収されたのだが、ハルゼイ博士にもらった25セントのコインを相当大事にしておりかなり抵抗した。これは後に、コヴナント戦争が始まった頃、次世代SPARTAN育成のため計画から離れるメンデス軍曹から直々に返却された。


この頃の彼は、チームワークが苦手で、ゲーム(チームワークを学ぶための物)でチームメイトのサムやケリーをほぼ無視して単独行動に走り夕食抜きになったこともあった。その日の夕食はターキーとポテトにコーン、デザートにチョコケーキとアイスクリームだったことを、ジョンは後年になっても覚えていた。

また、若干手癖が悪く、隣の席の候補生の朝食のクラッカーを盗んだりしている(バレることはなかった)。

近くのUNSCの施設から生活必需品や食べ物を調達するという活動は、SPARTAN-Ⅱ候補生達の間でその後常習化しており、ジョンの思い出の一つになっている。


サムとケリーとは、ゲームを巡って暴力も交えた衝突を繰り返したが、その末に(数少ない)親友となった。


部隊長就任

訓練開始から2年が経過した519年には、訓練開始直後とは打って変わりジョンは仲間と協力する事を重要視するようになる。

 AIデジャの授業やメンデスの教育で彼は精神的に強くなりサムやケリーとの関係も良好でこの2名と絡むことが多かった。

 2519年7月12日にメンデスが言う単純な訓練を行う事になりアルバトロス降下艇で軍の山地訓練用の保護区へ移動し訓練内容は撤収地点まで歩いて移動する事だが最後に到着した者は歩いて基地まで戻るという罰ゲームがあり単純だが装備的にもかなり困難な内容だった。(BDUと厚めのパーカーのみ)

 さらにこの頃からメンデスの訓練にはイレギュラーがつき物だったため地雷や狙撃の心配までしている。

 ジョンは負けるつもりは無いものの全員で戻る手段を模索しつつ行軍し他の者はクジで決めると提案したが誰一人おいていくつもりは無く最悪自分が残るつもりだった。

 その後撤収地点周辺に到達しジョンとサムが偵察した所軍服と所属や階級章が無く見覚えの無い不審者が屯しておりそのままそこへ言ってもまともに基地へ帰れそうに無いと判断しケリー達の所へ戻り正体を暴くためにケリーが誘き出しサムが骨折したように見せかけ救助を求め反応を見たところサムに対して「もう1本折ってやる」等と発言し警棒(スタン機能付)で殴ろうとしたため石等でボコボコにし正体についてファジャドはこれは実地訓練でメンデスの部下だろうと予想した話した。

 しかしジョンはメンデス達はこんなことしないと言い張り残りの不審者5名を誘き出しジョン達(8歳)75名が石やブーツを武器に待ち伏せ全員制圧しアルバトロスをAIデジャに操縦してもらい全員を乗せた後最後に乗り込み全員での撤収に成功する。

 帰還後すぐにメンデスに呼び出され不審者らがファジャドの予想通りメンデスが用意した正規の軍人で降下艇の警備についていた。(態度や行動に問題はあるが。)

 それらを制圧してしまったため主犯格のジョンは軍の降下艇を強奪した事になっておりメンデスは当然怒っていたが軍人と分かる物を一切つけていない上に負傷者に追い討ちをかけようとした兵士もおり情状酌量の余地もあるもののアルバトロスについては誤魔化しようがなくメンデスが処分についてハルゼイ博士に相談したがハルゼイ博士は彼を見込んで部隊長に就任させるよう提案した。

 この頃からジョンはあらゆる事を任務として見るようになり自分と組む事になるジョンについて調べていたコルタナが個人的に手に入れたジョンの軍歴(一切の検閲が無い物)や訓練等を見てかなり荒い洗脳が行われたと見ている。

 このある種悪癖とも言える考え方は彼がベテランの領域に達しても変わっていない。

Olly Olly Oxen Free

SPARTAN-Ⅱ達が使う独自の暗号で安全を確保した際に使用し訓練から実戦配備以降も使い続けた。

 元々は遊び等に使う言葉だがこの言葉がSPARTAN達にとって何を意味をするか知る者は少なく安全が確保されているという意味をSPARTAN-Ⅱ達は絶対に曲げないためこの言葉をコールプロトコルの都合でリーチを経由した際に受信したジョンは他のSPARTAN達の生存を確信した。

肉体強化

かなりリスクを伴う手術で手術を行うステーションのハルゼイ博士にある程度理解があったヨシノリ・ジェロミ提督も何に使うかは別にしても良い印象を持っていないしハルゼイ博士自身もかなり抵抗を感じていたが実行され75名中33名が成功しジョンも33名のうちに入っている。

葬儀

肉体強化後に行われたジョン曰く最後の任務に失敗したSPARTAN候補生達の葬儀で生きてはいる者も参加した。

 葬儀後にファジャドらを連れて行こうとした看護兵に強い口調で詰め寄るがメンデスがどうにか止め元SPARTAN候補生達と敬礼をして別れた。

 その後ジョンはメンデスに強化に参加した仲間の命は有意義に費やされたのかそれとも無駄に費やされたのか尋ねたが答えは無かった。

トラブル

肉体強化後にUNSCの空母アトラスで療養しており彼はアトラスにあったジムで運動中彼が使い終わった直後のウェイトを使おうとしたヘルジャンパーがウェイトを持つと金具が外れ足を潰しかけヘルジャンパーズに絡まれてしまう。(謝罪はしていた)

 このヘルジャンパー(第105ODST師団)4名はかなり態度が悪くケンカ腰だったが偶然近くに居た上官が止めに入りリングでボクシングで決着をつけるように命じた。

肉体強化されているジョンが結果として対戦相手を殺害してしまい残った3名がその辺にあった危ない物で襲いかかるが全員打ちのめしスポーツをするはずのリングを血の海に変えてしまう。(3名中1名が死亡他2名も恐らく重傷)

 すぐにメンデスが止めに入ったため処罰等有耶無耶になるがODSTとSPARTAN達の確執が生まれてしまいかなり長い間一方的に敵視される事になった。

 この1件もジョンは任務なんだろうと考えていたがそれでも同じ人間で仲間を殺害したことについて悩んでいた。

 この事件はONIがSPARTAN-Ⅱという新しい兵器の能力を早く見たがったために発生した事件だとアントニオ・シルヴァ少佐(当時少尉)と考えアルファヘイローにてキース大佐不在で海軍クルーや海兵隊等を指揮する立場になった彼との間でギクシャクした関係を生む原因となった。

強化の影響

ハルゼイ博士が視察に訪れた時メンデスの説明によるとSPARTAN-Ⅱ達全員に言える事だが想定より強力になっており格闘の訓練中教官3名を事故死させてしまい通常の設備が利用できなくなり鉱山に引っ越す羽目になり訓練の相手が重武装の強化外骨格になっている。

 この強化外骨格はSPARTAN達のアーマーの先祖のMarkⅠで普通の軍人が装備して使えるがパワーソースに不安がありお蔵入りとなった骨董品だが時速30kmで走りモーショントラッカーとIRスコープを装備しヘリ等に搭載するスタン弾を装填した30mmのミニガンで武装している。

 博士に見せた演習内容は旗取りで9名の強化外骨格装備の教官が防御する陣地を攻略するには普通ならば海兵隊員が2~3個小隊必要とメンデスは言う。

 その強力な強化外骨格をジョンは接近して蹴り1機を蹴りで8メートルは吹き飛ばし4機のミニガンを近距離で回避した後銃身を掴んで奪い他の教官を制圧し残存した4名も戦闘中停電した中SPARTAN達に攻撃されたらしく電気が戻った頃には全滅していた。

 メンデスの報告では体重の3倍は支えることが可能で短時間であれば時速55km程で走る事が可能で夜目が利きアドレナリンが分泌される実戦ならさらに反応速度が向上する可能性があると報告した。

実戦配備

2525年9月にSPARTAN-Ⅱに対し公式の任務として反乱軍の幹部ロバート・ワッツ大佐の逮捕のための作戦を実行するよう命令が下り訓練生から彼を含めたSPARTAN-Ⅱは実戦に参加するようになる。

 同時期にハーヴェストがコヴナントの攻撃を受け壊滅したため反乱軍以外にもコヴナントと戦う事になりジョンはブルーチームのリーダーとして攻撃された人類のテリトリー内やコヴナントの拠点を転戦する事になった。

 初陣以降ジョンはなるべく全員が実戦を経験するよう作戦に参加するメンバーを調整している。

 コヴナントとの戦いが本格化するとSPARTAN-Ⅱ達は様々な任務で散り散りになってしまう。

初陣(2525年9月14日)

SPARTAN-Ⅱの編成当初の目的だった対反乱軍の作戦で過去取り逃がしたロバート・ワッツ大佐を無傷で逮捕し引き渡す事が目的。

投入されたのはジョンをリーダーとしてリンダ、フレッド、ケリー、サムで他のメンバーには待機という特に難しい任務が与えられた。

この作戦では通常の特殊部隊が使うような黒のボディアーマーと.390弾を使うアサルトライフルのMA2を装備している。(共通弾薬とマガジンを使うためから狙撃手のリンダ以外はMA2を装備した)

反乱軍の拠点に乗り込み大佐を確保するため警備兵を排除した時にジョンは負傷するがバイオフォームで穴を塞ぎ大佐を確保して強奪したペリカンに乗りエアロックを爆破して脱出した。

エアロックの爆破はサムのプランだったがジョンはあの爆破で民間人や作業員がどの程度死んだかを気にしていたし任務自体がしっくりこなかったが彼は作戦中の負傷からパープルハート勲章を授与された。

コヴナント戦争初期

ジョンが初陣で反乱軍と戦った頃にはハーベストで遭遇した人類以外の知的生命体が友好的に接しようとした人類側を攻撃し虐殺が行われた。

 地上戦では戦術次第で勝利する場合もあったが問題だったのは異常に防御力の高いコヴナント海軍で地上での勝利も戦闘艦艇からのプラズマ爆撃で台無しにされることが多くハーベスト以外の多くの惑星が使い物にならなくなるまで焼き払われジョンはジェリコⅦからの撤退後に回収した船の艦長に直談判してガラス化される惑星を目に焼き付けた。

チ・セチの戦い

2525年11月に礼服を着て集合した後にコヴナントの存在についての説明はスタンフォース中将がSPARTAN-Ⅱ全員に説明しガラス化されたハーヴェストの有様を見せられた。

 ジョンが初めてコヴナントと遭遇したのはチ・セチにあるダマスカス施設で製造された通常の人間では動かすだけでも死ぬ可能性のある最新の強化外骨格MJOLNIR MarkⅣを志願して着用し簡単なテストを行った。

 使い方自体は睡眠学習等でハルゼイ博士が事前に覚えさせており他のSPARTAN-Ⅱ達も何ら問題なく使っている。

 その直後に行われた移動中に損傷を与えたコヴナントの戦闘艦艇を内部から破壊するための作戦で標的は宇宙空間では威力が落ちるとは言えシヴァ対艦核弾頭の核爆発に耐えるほどのシールドを持っていたがM.A.C.ガンで穴を開けられておりEVAを利用した侵入は不可能ではなく実際にサムとケリーを引き連れジョンはコヴナントの兵士と遭遇し一応遭遇時の対応マニュアルが存在したがジョンには目の前に居る兵士が薄汚いハゲタカに見え排除した。(サム曰く意外と簡単だった)

 その後臨戦態勢だった別のコヴナント兵士に発見され排除しようとするがエネルギーシールドに銃弾が全て弾かれジョンを庇ったサムは複数発のプラズマが直撃しアーマーが破損しておりEVAでの脱出は不可能となりジョンはその場で爆弾が破裂するまでの間防御するよう命令した。

 ケリーは強く反対したが現実的にペリカンまでサムを連れて行く手段が無くジョンとケリーは親友に別れを告げ脱出し戦闘艦艇は破壊され作戦は成功したがサムはMIAとなった。

脱出の途中回収したエネルギーシールドガントレットは他のコヴナントテクノロジーと共徹底的に研究されMJOLNIR MarkⅤへのシールド標準装備という成果を産んだ。

コルボロ士官学校への救援

UNSCの高官の子供が多く在籍する学校で後にUNSCインフィニティの艦長になるラスキー中佐もここの出身だが2526年頃コヴナント軍の攻撃を受け施設が破棄されることになる。

 コヴナント軍迎撃のためODSTと現地にいた警備部隊が合流し応戦するが全滅しラスキーら士官候補生達は武器庫に追い詰められるが単独で生存者を探していたジョンに保護される。

 他にもフレッドとケリーが戦闘に参加しペリカンで合流し生存者を連れて惑星から脱出した。

年齢を聞かれたケリーらは機密とだけ返答した。

 なおラスキーらは訓練部隊の仲間の一人が高度に暗号化された動画をどこからか入手し解読した結果攻撃される前に暴徒(反乱軍や反乱分子)を守りつつ正体不明の敵と戦うSPARTAN-104を見ており新型アーマーを装備したODSTかと食事中に議論していた。

コヴナント戦争末期(2552年~2553年)

リーチ陥落の前にコヴナント同盟は人類支配宙域のシグマ・オクタヌスⅣにてフォアランナーの遺物を入手、解析した結果彼らの求める聖遺物ヘイローの座標を発見した。

 同じく人類もヘイローへ到達、当初こそ最強の兵器ヘイローを巡りコヴナントと争うがヘイローすら霞む知的生命体の天敵フラッドの存在が明らかとなりジョンは全てを破滅させるヘイローの起動とフラッド感染拡大阻止のため戦う事になる。

シグマ・オクタヌス攻防戦

2552年7月に発生した戦いで左遷されていたラヴェル少尉が計測したスリップスペースの異常を報告した事から始まる。

 元SPARTAN-Ⅱ候補生のファジャドのスリップスペースに関する論文を読んでいたジェイコヴ・キース中佐がコヴナント侵攻の予兆と判断、増援を要請するが時間的に間に合わないと判断しAI未稼働の比較的最近製造された駆逐艦イロコイ単独で戦った。

 この時の戦いではAIが無いため補佐無しで様々な計算をキース自身が行い体当たりや核融合炉を限界まで酷使し搭載していた兵器の大半を使って1対4の不利な状況で3隻を沈め撤退に追い込むがコヴナント空母が地上軍をばら撒いてから撤退したため民間居住地が戦場となる。

 その後コヴナントとしては珍しく増援を送り人類側は地上に増援としてジョン率いるSPARTAN-Ⅱを送り込まれ孤立していたハーランド伍長らを救助しコートダジュールに向かった。

 ジョンのチームは兵器や兵士の配置から不審に見えた自然史博物館に忍び込み作業の見張りをしていたハンターと交戦になりジェイムズが負傷するもどうにか処理し別チームが仕掛けたハヴォック核で撤退後街ごと地上軍を吹き飛ばした。

 同じ頃宇宙ではデータを受信するステルス艦をキース大佐(この戦いの初期の勝利で昇進した)が体当たりで壊し作戦が失敗したコヴナントは撤退するがアルファヘイローの座標とリーチの座標がコヴナント側に知られてしまう。

MJOLNIR MarkⅤの性能試験とコルタナ

コートダジュールでの戦闘でジェームズが腕を欠損する大怪我を負うがフォアランナークリスタルの情報収集を妨害しハンターとエンジニアの存在を新種として報告し新型アーマーのテストに参加した。

 新型アーマーであるMarkⅤにはコヴナントから入手したエネルギーシールド技術も盛り込まれていたためジョンも喜んでいた。

 この性能試験はアーマー以外にAIのコルタナとコンビを組む内容も盛り込まれ事前の調査ではコルタナとの相性(神経的な繋がり)は他のSPARTAN達より高い。

 ただ性能試験にはハルゼイ博士の予算的な問題で政敵と化していたアッカーソン大佐がジョンを抹殺するために手を回しており実弾を装備したODSTや30mmチェーンガン等による攻撃を受けるがその全てにアーマーとシールドは耐えた。

 試験の終わり頃には爆装したスカイホークが飛来し機関砲による掃射とミサイルで攻撃されるがコルタナが計算した最適なタイミングでミサイルを殴り着弾を逸らして回避しハルゼイ博士が試験は終了させた。

 この一件でコルタナが正義(報復)を行う必要があるとしてまず銀行口座をハックし妻帯者だったアッカーソン大佐の自宅に売春宿への多額の送金をした明細を送りつけアッカーソン自体は過去コヴナントとの戦闘経験もある有能な人間だったのもあり政治活動ではなく前線で活躍してもらうため偽造転属願いを提出している。(リーチ陥落後には地球のオーストラリアに戻っている。)

リーチ攻防戦

2552年8月末頃コヴナント同盟の指導者を捕獲するためハルシオン級巡洋艦の改造型ピラー・オブ・オータムに別任務中のSPARTAN-Ⅱを除いてほぼ全員が集結し出発するが入れ違いでコヴナント軍がリーチに対して大攻勢をかけた。(リーチの座標はコヴナントが駆逐艦イロコイにつけたビーコンが原因で判明したのだが人類側は最後までそれを知らなかった。)

 そのためジェイコブ・キース大佐の決断で任務を中断しリーチへとんぼ返りしジョンがフレッドの指揮する23名のレッドチームを地上へ派遣し防衛の要となるスーパーM.A.C.のジェネレーター防衛を命じ自身はリンダとジェームズを連れてNAVデータの破壊に失敗したステーションへ向かいデータの消去を行う事にした。

 苛烈な戦闘の結果レッドチームは音信不通となりブルーチームはデータの消去こそ成功したがジェームズが宇宙空間に放り出されMIAになりリンダは致命傷となりUNSCはリーチから撤退しジョンはレッドチームの回収を進言するが不可能と判断されコールプロトコルに従いランダムワープを行いジョンはリンダを冷凍チューブに入れた後自身もアーマーを装備したまま冷凍冬眠に入った。

インストレーション04(アルファヘイロー)の戦い

惑星リーチから脱出してランダムワープを繰り返していたピラー・オブ・オータムは9月19日スレショルドと呼ばれる惑星のある星系にて正体不明の環状惑星に流れ着く。

 それは、コヴナント同盟にとっては宗教的に極めて重要な存在で、既に展開していたコヴナントの警備部隊が、存在しピラー・オブ・オータムは搭載していたロングソードとM.A.Cガンを駆使して戦うが、虎の子のM.A.Cガンが使用不能になりヘイローへ墜落する事になる。

戦略的展開(2552年9月19日)

HALO上陸初日はジョン達人類にとってもコヴナントにとっても忙しい一日だった。

 コヴナント側はリングに被害が及ばないよう配慮していたため結果的にピラー・オブ・オータムは墜落程度で済みある程度の装備品状態が良く無事回収できエンジンも無事だった。

 人類側は広範囲に部隊が散開してしまったがある程度の規模の部隊が集結し十分コヴナントに対抗できた。

シルヴァ少佐のミッションクロック00:03:24

墜落する少し前に先発としてODST達はHEVを用いて降下、拠点確保が彼らの任務だった。

 シルヴァ少佐には俗称ではダムAIと呼ばれるが軍事関連専門で専門分野では高い能力を持つAIウェルズリーが配備されており占領する予定のアルファ基地について分析し山頂にあり広範囲を見渡せる事、絶壁の崖があり敵の攻撃手段を少し限定させられる点、建物が存在しそれらがシェルター代わりに利用出来る点を評価していた。

 降下後はODSTらは若干広範囲に広がってしまいバンシーが頭上に現れたため墜落前に脱出に成功していたペリカンに航空支援の準備をさせ山登りを開始した。

 その途中100台のゴーストが確認されたため急遽防御に回るがゴーストの戦術が未熟かつ有効なはずのバンシーを呼ぶのが遅すぎたためゴーストの大半は破壊され余りにも目立つ金色のアーマーを装備した指揮官を殺害した後コヴナントは撤退し砦の中の制圧も完了しヘイローにおける人類の拠点アルファ基地となる。

SPARTAN-117のミッションクロック00:02:51

船から多くの海兵隊員と海軍クルーが脱出に成功しておりジョンも脱出に成功したが脱出艇が着陸に失敗し彼以外の兵士は死亡しジョンも一時気絶していた。

 墜落地点から出た直後にコヴナントの降下艇、スピリットとバンシー2機が墜落地点に現れたため足早にそこから離れるがジョンは遺跡の建造物に追い詰められていた海兵隊員らのグループを合流しペリカンで脱出させるまで戦うがさらに別の脱出艇が現れたためそれらの救援に向かう。

 道中コルタナからODSTがコヴナントの砦を強奪してアルファ基地を手に入れた事を知らされ最後のグループを救出した後にヘイローで人類が占拠した拠点アルファ基地へ向かった。

キース艦長救出

ODSTのシルヴァ少佐からキース艦長救出を命じられ夜間ペリカンを使い海兵隊員を率いて巡洋艦を強襲し海兵隊員に多数の犠牲が出た物の作戦自体は成功させこのドサクサに紛れてシェイドタレット等の強力な兵器を略奪している。

 この攻撃で人類よりもコヴナント側の犠牲者が多かった上に重要な捕虜や装備を奪われる等の失態からジョン個人を抹殺するため一度否決された抹殺作戦が可決され作戦を提案していたザマミーが指揮官を務めコルタナの探った情報から次にジョンが現れそうな場所、カートグラファーに部隊を派遣し彼も現場で戦う事にした。

カートグラファー襲撃とオータム残存物資確保

キース艦長救出後オータムの生存者達は複数の作戦を同時に決行することになった。

 SPARTAN-Ⅱであるジョンと3機のペリカンに複数の海兵隊の分隊によるカートグラファー襲撃、不足し始めていた武器弾薬やペリカンの燃料の確保を行うためオータムへ向かうマッケイ中尉指揮下の部隊、捕虜に対して行った尋問から判明しキース艦長指揮下の部隊によるコヴナント武器庫略奪作戦である。

カートグラファー

ペリカンによる航空支援が実質的に不可能な状況下でジョン達はビーチを強襲し確保した後島中をワートホグで走り回ることになるがHALOのマップルームと構造を把握する事に成功した。

 この作戦でUNSC側は重火器を搭載したペリカン1機と複数の海兵隊員を失う。

 一方ジョン抹殺のためコルタナのアクセスした形跡から次にジョンが現れる場所をある程度予測していたザマミーと指揮下の部隊が複数のハンターと待ち伏せを行い優勢だったがグラントによるハンターへの誤射等で一転敗北した。

 ザマミーは狂信的な特殊部隊員には珍しく作戦の失敗を悟りすぐにアシスタントのグラントを引きずりジョンをやり過ごした後撤退した。

 ジョンはマップ入手後ハニカム構造体になっているHALOの地下をペリカンE419に乗りコントロールセンターへと向かった。

物資確保

マッケイ中尉指揮下の部隊が不足している物資をかき集めるためシルヴァ少佐曰く丘の向こうでKIAになっていたオータムの残存物資を収集した。

 スコーピオンMBTやワートホグに大量の弾薬を確保したが肝心のペリカン用ミサイルや機関砲の弾がランチャー等含めて全損していたため航空支援が今後も不可能という状況になる。

 また基地の防衛用に艦載用の50mm機関砲を確保できたため防空能力を高めることができた。

 帰還途中レイスや大量のゴーストとバンシーを擁するコヴナント軍の襲撃を受けるが、対空機関砲搭載のワートホグやスコーピオンのおかげで犠牲を出しながらも待ち伏せを突破した。

 この戦闘中撃破されたワートホグから飛び出し生存した海兵隊員の狙撃手によりエリートのスパイ(評議会派遣の現場指揮官に対する監視任務)が射殺されるが現場の指揮官は2発目の狙撃が行われる前に隠れたため生存している。

武器庫襲撃

キース艦長はジョンソンやジェンキンスらを率いて捕虜のエリートを「尋問」し補給物資の搬送場所を聞き出し襲撃する事にした。

 カートグラファーのマップルーム侵入前はまだ目的地へたどり着いていなかったがジョンがコントロールルームの中心へたどり着いた時には手遅れの状態に陥っていた。

 キース艦長らが襲撃した施設はコヴナントも武器庫かテクノロジーの眠る場所として調査していたらしいがそこに眠っていたのは知的生命体の天敵フラッドであり彼らが乗り込んだ時にはコヴナントの活動でフラッドは解き放たれていた。

コントロールルーム

マスターチーフは、コルタナがカートグラファーから入手した地図を元にHALOがハニカム構造体であちこちと道が繋がっておりコントロールセンターへはペリカンE-419を利用し地下から潜入した。

 現地には、戦闘車両はレイスとゴースト、空にはバンシーとスピリットを有するコヴナントの警備部隊が存在しており既にタレット等の配備を済ませ厳重な警戒態勢にあった。

 しかしUNSCの部隊も小規模ながら現地に存在し助けを求めていた、これは当初の静かに侵入するプランが無効になるマイナス要因とも言えるが、マスターチーフとコルタナはすぐに彼らのSOSに返答し支援に回る。

 ズールーチームはシェイドの砲火に晒され身動きがとれずワートホグが横転しており追い詰められていたが無事本隊と共に救助された。

 その後はコヴナントの防衛網を突破した彼はHALOのコントロールルームの中枢に侵入したが内部にコヴナントは存在せずコルタナは自分をHALOの端末に侵入させ多くのデータを引き出す事に成功しHALOが砦の世界と呼ばれる事と製造した種族の名前フォアランナーそして艦長達が襲撃した「武器庫」に存在する物について等でコルタナがHALOの本質の一部を知りジョンにすぐ艦長を止めるよう訴えジョンはすぐにペリカンE-419で武器庫へ向かった。

艦長捜索

ジョンはE-419を使い単独(本当の意味で)で艦長捜索を行う事になった。

 E-419は砲弾を使い果たしており航空支援が不可能であり可能なのはルートの指示か偵察と回収のみという状態であった。

 艦長はリーチで生存した海兵隊員のエイブリー・ジョンソン軍曹やジェンキンス等多数を引き連れておりこの2名は2525年のハーベストで戦い生き抜いたベテランであった。

 ジョンが最初に見たのは、撃墜され録音メッセージを流し続ける墜落したペリカンでコヴナント以外のエイリアンに艦長が捕虜にされた事を知りペリカンが積載していたショットガンを回収する。

 次に彼が見たのは沼に船首から突っ込んだスピリット降下艇とジャッカル1匹ですぐに射殺したが部隊規模での反撃は無し、周囲にある装備等から相当規模の部隊が予想していたが結局状況を見に来たのもジャッカルが2匹程度ですぐにジョンによって殺害された。

 次に彼が目にしたのは艦長達が侵入したと思われる施設で周囲に居たコヴナントはジョンの手により排除され入り口付近にUNSCが使うショットガンの8ゲージ薬莢とプロテインバーの包み紙が放置されていたためUNSCが立ち入ったのは間違いないとジョンは判断し内部へ続くエレベーターに乗り込む。

 遺跡内部はただただ異常でコヴナントが何かに怯えているか警戒している様子でジョンの侵攻してきた道、つまり入り口からのルートに見張りはほぼおらず背を向け施設の奥を警戒している兵がほとんどだった。

 発見される遺体はジョンが作った物以外は少なくプラズマによって射殺されたコヴナントとタグが回収された海兵隊員2名で武器は行方不明。

 探索を続けるジョンが目にした小部屋には中身こそ無いがコヴナントのどれかと思われる血液が大量に飛び散り一部の廊下も同様になっており普通ではなかった。

 そして道中ジョンは発狂した海兵隊員から銃撃を受ける。

 彼は正体不明の化け物に襲撃され死んだふりをしてやり過ごしたらしいのだが彼以外の海兵隊員は彼曰くグチャグチャになってしまい化け物になったと叫びながらあちこちに向けて拳銃を撃ちまくっておりジョンも一発喰らっている。

 ただこのイカれた海兵隊員の話から艦長らが生存していた場合多数の敵により窮地に陥っているであろうことが容易に想像できた。

 来た道を戻って地上に出す事も難しい哀れな海兵隊員をその場に残し彼は、破損した廊下から上へ登り施設の奥へ到達することに成功した。

 人類製の暗号解読装置が取り付けられたドアを調べ内部へ大きな部屋へと入った彼が最初に目にしたのは一人の海兵隊員の死体と尋常ではない数の空の薬莢に放置された複数のヘルメットを見つけ彼はそのうちの一つからカメラが録画しているビデオを再生した。

 ジェンキンスのヘルメットだった。

遭遇

ジェンキンスのヘルメットが録画していた映像を見た後ジョンは不審な物音、ドアを破壊するような音を聞き応戦を開始した。

 彼が最も脅威に感じたのはフラッドの個体数で1匹の胞子を破壊するのは容易いが、まさに津波のように押し寄せるフラッドの群れと閉鎖された空間での戦闘とコルタナが居ない事に恐怖すら感じていた。

 その後エリートに寄生したフラッドが部屋の入り口を破壊して侵入、そのフラッドを無力化した後すぐに施設からの脱出を試みるが逃走中フラッドに襲われるコヴナントの部隊やジョンソンのチームに参加していた海兵隊員のメンドーサと遭遇してしまう。

 ジョンは彼だった物を迷わず射殺することが出来ず、UNSCの医者がどうにかしてくれるはずだから一緒に脱出しようと声をかけるが無駄に終わる。

 その後も人類製やコヴナント製の銃を使うフラッドと戦いながら地上を目指しどうにか地上へ上がれるエレベーターを発見し海兵隊の生き残りと合流するがE-419の偵察報告から周囲を完全に包囲されていることを知らされピックアップが可能な場所まで海兵隊を率いて突破を試みるが仲間は次々とフラッドに殺され彼自身も危険な状態に追い込まれたが正体不明の戦闘ドローンの編隊が支援に現れる。

 その戦闘ドローンを指揮していたドローンは04のモニター、343ギルティスパークと名乗りフラッドの脅威に対処すべくジョンに協力を要請し返事を聞く前にHALOのテレポートを用いてでライブラリーへ拉致した。

HALOの本質

フラッドの脅威に対抗するためジョンはインデックスを入手するべく汚染されたライブラリーを進みインデックスを入手することに成功する。

 その後インデックスをコントロールルームにテレポーターで運びHALOの起動を試みるがコアに潜伏していたコルタナによって起動は停止してしまう。

 ジョンはフラッド抹殺のための防衛システムの起動が必要と説明するが、コルタナはHALOがフラッドでなくその餌となる知的生命体を抹殺する大量破壊兵器であると説明し343スパークも否定しなかった。

 この後ジョンはコルタナと共にHALOの破壊を実行に移すためUNSCの残存部隊へ再度連絡に成功し最終的にE-419が彼とコルタナを回収し他の部隊はコヴナント巡洋艦を占拠する計画をシルヴァ少佐が立案し実行に移す用意に入った。

リクレイマー

フラッドの脅威に対応するためHALO起動に必要なインデックスの回収から起動を担当する使命を持つ者(主に人類)の事を指す。

 ジョン117も半ば強引にこの使命を押し付けられるが、フラッドの排除のため防衛システムを起動するためインデックスの回収へ向かいHALOの本質を知りHALOを破壊するもその後銀河系の端にありアークで再建造したHALOは全HALOの射程圏外であることを逆手に取りアークへ侵攻してきたグレイブマインド抹殺のため起動している。

 フォアランナーと敵対関係にあった旧人類の子孫が何故リクレイマーになるのかは不明だが、フォアランナーの一人ライブラリアンが人類をフォアランナーの後継者として遺伝子改良等で成長するよう目をかけていた。

 またこの任務に就く者は必ずしもSPARTANである必要が無くアクセス自体は、通常の人間でしかないマービン・モヴトやミランダ・キースも可能でリクレイマーとして扱われていた。

 他にもアークからのHALO遠隔起動に利用されたエイブリー・ジョンソンが居るが彼はボーレン症候群によりフラッド感染リスクが無いため条件が異なる。

 装備としてはフォアランナー規格で最低レベル8以上のコンバットスキンが必要で人類のアーマーが対フラッド戦に不向きでありアップグレードを推奨しているが現物が存在しないためか提供はされなかった。

 なおコヴナント(サンヘイリ)の教義の一つにリクレイマーに敬意を払うべしという教えが存在する。

非リクレイマー

人類ではあるが、リクレイマーではない存在または亜種として扱いデルタヘイロー起動緊急停止後のオニキスにて多数のSPARTAN-Ⅲとジョンと同じSPARTANーⅡを含めた全UNSC要員がセンチネルの攻撃を受けている。

 ただし後年レクイエムにてフォアランナーテクノロジーにアクセスしていたハルゼイ博士も狙われていたり同じSPARTAN-Ⅲのカタナ隊の一部が保存ポッドに押し込められていたりと基準が明確ではない。


実写版のマスターチーフ

Halo 4: Forward Unto Dawn

2012年に公開された実写ドラマ。全5話。

コヴナントに襲われたUNSCの士官学校の救援にやってきたマスターチーフと士官候補生ラスキーを中心としたストーリー。

Halo4が冠されているが、吹き替えの声優はオリジナルトリロジーと同じ谷昌樹が務める。


Halo

2021年公開。スティーブン・スピルバーグ総指揮。U-NEXT独占配信のテレビドラマ。

惑星リーチ陥落前を舞台にオリジナルキャラクターなども登場する他、チーフの内面にもスポットが当たるため頻繁にヘルメットを取ったりアーマーを脱いだりしている。



現実でのマスターチーフ

「HALO」シリーズ自体が全世界で2480万本を売り上げる人気作品であるため、認知度が高く、アメリカのゲーム業界においてはマリオソニック並みの地位にあり蝋人形が製作されたり新作の発売日では彼のコスプレがよく見られお祭り騒ぎになる。

XboxXbox360のマスコットキャラクターでもあり、まさに米国ゲームの顔役ともいえる存在感を放っている。

ただし、外見上の特徴が少ないという点を指摘されることもある(彼の装備は軍の正規支給品であり、彼以外にも同じ装備の兵士がたくさんいるため)。

ギネス・ワールド・レコーズが主催している『ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターランキングTOP50』では、任天堂の看板キャラであるマリオ(スーパーマリオ)リンク(ゼルダの伝説)に次いで堂々の第3位にランクインしている。


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