メルセゲル

めるせげる

エジプト神話に登場する女神の一柱。

概要

エジプト神話の女神の一柱。

その名は“静寂を愛する女性”という意味を持ち、死者の守護者、王の谷の守手、相談相手とされる。

女性の頭部を持ったコブラ、あるいはコブラの頭部を持った女性の姿をしているが、元々は無毒の蛇が体として描かれていたらしい。

レネヌテトやウラエウスといった蛇のエジプト神と同一視される事もあり、また、死者の導きとしてハトホルやアヌビスと関連付けられており、地位的にはレネレトやウレト=ヘカウと同一視され、アヌビスの補佐役であったとされている。

関連項目

アヌビス　エジプト神話