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概要

600V線区の美濃町線から田神線を経由して1500V線区である各務原線へ乗り入れ、新岐阜駅まで直通運転を行う列車の増発を目的として、1980年にデビュー。2車体連接5編成の計10両が新製された。

  • デザインや基本設計の多くはのちに製造されたモ770にも採用されている。
  • 当初は非冷房車として登場したが、1991年から1993年にかけて冷房化改造を行っている。しかし、直流600V区間でしか作動しなかったため、夏場は「サウナ電車」という有り難くないあだ名がつけられた。
    • なお冷房化改造は600V線区の車両を預かる岐阜工場ではなく、名古屋本線須ヶ口駅に隣接する新川工場(現・犬山検査場新川検車支区)で実施され、入出場は終電後の深夜帯に自走で行われた。回送中の写真はトンボ出版『路面電車と街並み 岐阜・岡崎・豊橋』に掲載されている。
  • モ770は塗装変更がなされ、モ780は登場当初から新塗装で運用されたのに対し、本形式は終始スカーレット1色で運用され続けた。

2005年の600V線区廃線に伴い、名鉄の車両としては除籍。その後福井鉄道への譲渡・改造が行われて2006年より営業入りしている。譲渡時に弱め界磁率の変更・歯車比の変更やパンタグラフのシングルアーム化などの工事が行われた。運用当初は不具合が生じたが、2006年5月中旬に改善されている。えちぜん鉄道三国芦原線への直通運転は当初から非対応。


福井鉄道では車齢40年を迎えた編成を対象に低床車両への代替を計画していたが、予算の関係から888-889、882-883、886-887の3編成に対しては2021年より延命工事・VVVFインバータ制御化改造を行い、残りの編成については予定通り新車への代替とした。

880-881編成はラッセル装置を取り付け、車籍のない除雪車に転用。


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名古屋鉄道 福井鉄道 モ770 路面電車

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