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ヤクザ天狗

やくざてんぐ

ネット小説「ニンジャスレイヤー」に登場するキャラクター。その強烈な存在感から、多くのニンジャヘッズの心を鷲づかみにした名キャラクターである。
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ヤクザ天狗

神々の使者、ヤクザ天狗参上!

◆忍◆ ニンジャ名鑑#95 【ヤクザ天狗】◆殺◆

非ニンジャ。ニンジャスレイヤー誕生前からソウカイヤと孤独な闘いを続けていたとされるニンジャハンター。

黒のヤクザスーツに天狗面、背負い式小型ジェット、オートマチック拳銃という出で立ちで現れる。

短編集にスピンオフ作品が収録された。

ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)

CV:中田譲治(フロムアニメイシヨン)


「神々の使者、ヤクザ天狗参上!!」

初出エピソードは第一部『アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ

素性、来歴の一切が謎に包まれている孤高のニンジャハンター。それがヤクザ天狗である。

その出で立ちは顔にテングオメーンをかぶり、ヤクザスーツを着こなし背中にジェットエンジンを装備したヤクザという何とも奇っ怪なものである。


得物はそれぞれ「アブソリューション(赦しの意)」「リデンプション(救済の意)」と名付けられた後頭部の生体LAN端末に直結することで高速連射が可能な赤漆仕上げの二丁拳銃「オートマチック・ヤクザガン」と、近接戦闘用の使い込まれた「ドスダガー」、そして背中のジェットエンジンである。


ジェットを使って立体的な空中移動をしながら二丁拳銃でニンジャを屠る様は、さながら「スターウォーズ」に登場する賞金稼ぎジャンゴ・フェット=サンのようである。

また、盗聴設備などが満載され、IRC自動操縦すら可能なハイテックを備えたベンツ型のヤクザモービルを乗り回し、ニンジャに虐げられている人々の前に呼ばれなくても現れる。



非力な人間の身でニンジャという怪物とたった一人で戦い続けたためか、その精神は極めて重篤な狂気に蝕まれており、その狂った言動挙動は多くのニンジャ・ヘッズたちに「天狗リアリティショック」を発症させた。


経緯は不明だが、自分こそがニンジャをこの世界に解き放ってしまった全ての元凶という妄想にとりつかれている。その贖罪の為に全てのニンジャをジゴクに送り返すことを目標にしており、ニンジャスレイヤー誕生以前から多くのニンジャを強迫観念の赴くままに始末している。


そのため、ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジは彼のことを知っており、ある意味先輩格に当たるためか少し尊敬の念を抱いている。

またヤクザ天狗にとってニンジャとはソウルに誑かされた犠牲者でありその殺害は厳粛な使命感によるものなため、フジキドやユカノらについては「汝ら咎無し」と評して殺害対象から外す等、フジキドが長期間その矛盾に悩み苦しんでいた"善良なニンジャ"という存在にも理解を示す。


第一部ではソウカイヤを相手取り贖罪の聖戦と称したニンジャハントを続けていたが、ニンジャスレイヤーとのニアミス以降は出番が無く、第三部にて久々の登場となった。


第三部のエピソードにおいてニンジャスレイヤーと邂逅し、彼の宿敵「ダークニンジャ」について語り合ったことから、物語における核心部分を知っている可能性のある重要人物でもある。その謎の正体については、さまざまに考察が試みられている。


ちなみに天狗とは、日本に古来から存在するフェアリーの一種であり、赤く長い鼻を有し空を飛ぶという。だが彼は天狗でもなくヤクザでもなく、「ヤクザ天狗」である。いいね?


天狗の解説、スッゾコラーッ!!

ヤクザ天狗はニンジャではない。体をところどころサイバネ改造(サイボーグ化)してはいるが、生身の人間である。基本的に普通の人間がニンジャに勝つことなどとうてい出来ない(ニンジャの身体能力・戦闘力は常人を遙かに超越している)作中において一対一でニンジャと戦って勝った最初の人間である


それでもニンジャとまともにやりあうのは実際苦しいようで、彼を直接的に勝利へと導いているのは単純な強さではなく、その戦闘哲学である。


  • 勝つためには手段を選ばない。ニンジャにとってスゴイ・シツレイにあたるアイサツ中のアンブッシュ(不意打ち)も平然と行う(ただし彼はニンジャではないので、ニンジャ同士のイクサの作法に従う必要はない、どこぞのサンシタとは事情が違うのである、そもそも「ニンジャがモータルから手傷を許した」時点で状況に関わらずそのニンジャの恥である)。
  • また、確実にアイサツ中のアンブッシュを行うためか、自分からアイサツすることもある(対面時にアイサツをされると本能的に反射でアイサツを返してしまうニンジャの特性を最大限利用している)
  • 近接戦闘は身体能力の差がもろに出てしまうので限界まで避け、ひたすらアウトレンジからの射撃戦に徹する。
  • ニンジャでも銃が当たれば死傷させられるが、普通に撃ってもまず当たらない。そのためヤクザ天狗はかの武田信玄(忍殺世界では織田信長ではないのだ!)が編み出した「サンダンウチ・タクティクス」に則り、室内などの狭い閉所を戦場に選び論理トリガ(脳で直接コントロールするシステム。ニューロンの速度で射撃が可能)で凄まじい連射を行い弾幕を形成する戦法を用いる。さらにはサイバネ化した網膜と脳内UNIXを併用することで、高速機動するニンジャすら捕捉・銃撃する。
  • 無理な戦いは極力避ける。もし強いニンジャや銃の効かない何らかのジツ(ムテキ・アティチュード等)を持つニンジャと遭遇してしまったら逃げる、もしくは死んだフリをしてやりすごす。彼の目的は邪悪なニンジャを殺すことだが、自己犠牲も厭わない正義の味方というわけではないのだ。「死んだら終わり」のコトワザを貫いているとも言える。それでも生身でニンジャと戦う以上、その勝利は常にギリギリの命がけの戦いであり、進んで繰り返しニンジャと戦うなど損得勘定でできるものではない。常人には思いもつかぬ狂気のみがそれを可能とする、すなわち彼は狂っていた
  • ニンジャとの戦闘の後は必ず報酬を救った相手に要求する。先立つものがなければ戦えないからだ。報酬は、戦闘で損傷したサイバネ義肢の修理代のほか、巻き込んで負傷させてしまった一般人を拉致した上で救急病院に放り込む際に治療費として持たせることもある。報酬を支払えない場合、天狗の国へと連れて行かれてしまう。(それが何を意味するのは今のところ不明)
  • 戦闘の前には敵情視察と入念な盗聴によって情報を集める。一度救った相手には、再びニンジャの脅威に晒されたら名を呼べと伝え、助けを求めると本当に来てくれる(そしてしっかり報酬も奪う)。スゴイ!・・・実は助けた相手には小型盗聴器を無断で仕込んでから去るので、呼べば駆けつけることができるのだ。天狗の国に”プライバシー”なんてものは存在しないのだ、いいね?。

と、このようによく言えば合理的、悪く言えば泥臭いやり方が彼のポリシーである。


天狗語録(天狗リアリティショック注意!)

  • 「贖罪の天使、ヤクザ天狗参上!!」
  • 「ブッダエイメン!!」
  • 「……ニンジャはボーを振り上げ、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った……川の水は血に変わり、川の魚は死に、エジプト人はナイルの水を飲めなくなった」
  • 「オモチを口に咥えて、センベイを額に当てるのだ。ニンジャの悪夢が浄化される。よし、邪悪なニンジャソウルの影響が黒い染みとなってオモチに移った。見えるな?」
  • 「贖罪の戦いには積極的ドネートが必要だ。払えぬなら、お前を天狗の国へ連れて行く」
  • 「……すまんな、本当にすまん。私はお前達全員をジゴクへ送り返す。私があの日、お前達を解き放ったのだから……」
  • 「ジャンボジェットに乗った神々が地上に声を投げかけ、ピンク色の光で私を聖戦に導く。過去の罪業を洗い流すのだと……」
  • 「天狗を畏れよ!」
  • 「ニンジャが天に向かって両手を突き上げると、大地は三日と三晩のあいだ暗黒に包まれ、ファラオはニンジャにドゲザした……」
  • 「ファラオは二挺拳銃を構えニンジャを蜂の巣に。かくして禍、途絶えたり……」
  • 「ヤクザは信仰心を失いドネートは滞る。お前たち全てをジゴクへ送り返し、最後にフジオ・カタクラと妖刀を投げ落としてゲヘナの蓋を閉じる」
  • 「見よ、火の如く赤い巨大なニンジャを!それは七つの頭と十本の角を持ち、また偽りの七つのメンポをつけていた」

==============彼 は 狂 っ て い た。(原文ママ)==============



すまんな、本当にすまん。贖罪の聖戦にはイラストが必要なのだ・・・

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