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ヤースカヤ

やーすかや

スマホゲーム『Fate/Grand Order』の登場人物・コヤンスカヤの別名。ロシア語に実在する単語でもある。

概要

以下、期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』の激しいネタバレを含みます。















































ビーストIV幼体であったコヤンスカヤの正体は、1908年6月30日にロシア帝国(当時)のツングースカ川上流地域で起こった「ツングースカ大爆発」が概念化したものであった。


一瞬で東京23区を丸ごと覆って余りあるほどの広範囲を更地に変えてしまったそれは多くの動物を死滅させ、理不尽に・何の理由もなく死んだ動物たちの無念が凝り固まって「ソレ」は生まれた。

それを察知した東の太陽神から、『宙に輝く灼熱』のよしみとして、義理の娘感覚で似姿をプレゼントされる形で。


大爆発という異常現象と、それに関連する怪物の出現を受けて召喚された英霊・ドブルイニャ・ニキチッチは爆発の中心地に向かい、「ソレ」を見つけた。

「ソレ」の正体までは分からなくとも、か弱く庇護すべき赤子に見えた「ソレ」をニキチッチは我が子として育てた。ロシア語の「ヤースカヤ(我が一族、我が子)」という名を付けて。


ニキチッチはサーヴァントという仮初の姿であったため、「ソレ」がはっきりとした人格を持つ前に退去してしまったが、「ソレ」は後に「コヤンスカヤ」と名乗る事になる。

記憶の片隅に残る、どこかの誰かが自分に呼び掛けた「……子、ヤ…スカヤ」という名前の断片を元にして。



この様に光側のマテリアルで本人が明言した通り、正確には妲己ともタマモナインとも異なる存在であり、性質的にはジャンヌ・オルタにも近い完全新規の霊命体といえる。


ちなみに「ヴィッチ」も、多くの人は英語のbitch=売女、卑女などを先に連想するかも知れないが、ロシア語であるという前提を置いてみると「~の子」を指す方と思われる。(例えばイヴァンの血縁の場合息子なら「イヴァノヴィッチ」、娘なら「イヴァノヴナ」になる。祖先の名前に由来する場合は「イヴァノフ」「イヴァノヴァ」になる)

ロシアではミドルネームに用いる習慣がよく見られ、すなわち「タマモヴィッチ・コヤンスカヤ」とは「ロシアで生まれしタマモ族(天照)とニキチッチの継子」という意味で、本当に彼女の本名だったともいえる。




時は流れ2017年、白紙化された地球の「かつてツングースカ大爆発の跡地だった場所」に現れた非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリにて、ビーストIVの幼体であるコヤンスカヤと、再度召喚されたドブルイニャ・ニキチッチは相対。

ビーストIVはカルデアと英霊・太公望の力を借りたニキチッチに討伐…と言うより無害化されることとなる。


この時ニキチッチとコヤンスカヤがお互いに相手の事を覚えていたかは定かではない。

コヤンスカヤは「ヤースカヤ」という名前を一部しか覚えていないほどの記憶であるし、ニキチッチは元よりサーヴァントの身。一度英霊の座に戻り再度召喚された時は、前回の召喚の時の出来事は覚えていない事の方が多く、ニキチッチは長じた姿を見ていない。


ただ、ニキチッチはかつてこの場所で赤子を拾い上げ育て、それに「ヤースカヤ」という名を与えた事は覚えていたし、コヤンスカヤも敵対と言う立場でなくなった後はニキチッチを信頼できる英霊と無条件に評価している。

光の方も闇の方も契約遵守を絶対ポリシーにしているコヤンスカヤにとって、「マスターとの契約を破ってでもマスターに牙を剥く」ことがある。それはマスターがニキチッチの信頼を裏切るような真似をした時である。







なお、コヤンスカヤ自身は「ヤースカヤ」と言う名前は一度も名乗っていない。そもそも正確に覚えていなかったためにコヤンスカヤという名を名乗るようになっている。

しかし、あえて「ヤースカヤ」と表記する場合は、ニキチッチとの関係を描いたイラストである場合が殆ど。


関連タグ

ドブルイニャ・ニキチッチ(Fate)

タマモヴィッチ・コヤンスカヤ

Fate/GrandOrder

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