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プロフィール

性別女性型アンドロイド
出身バンカー
所属ヨルハ部隊
身長168cm(ヒール含む)
体重148.8kg
スリーサイズB:84 / W:56 / H:88
誕生日11942/01/07
血液型無し
髪色白銀
CV石川由依 / キラ・バックランド

概要

NieR:Automataの主役キャラクター。作中やファンの間では通称・2B

機械生命体から地球を奪還するために派遣された自動歩兵人形「ヨルハ(YoRHa)」の一員で、汎用戦闘アンドロイドである。

彼女らは感情を持つことを原則禁止されているのだが、そうはいってもやはりモデルごとに個体差はあり、2Bは比較的冷静沈着な性格の持ち主。口調は素っ気ないが決して冷淡なわけではなく、戦場の兵士らしく無骨で任務外の必要以上の会話は進んで行うタイプではない、という印象。 しかしながら、各種イベントやサブクエスト等では同僚の9Sオペレーター6Oらに対し段階的に打ち解けていく様子も描かれ、感情を抑えつつも時には女性らしい仕草や言動が垣間見えることも。


戦闘では大小の剣・槍・拳による近距離攻撃とサポートシステム「ポッド」を利用した遠距離攻撃が可能。また、長距離移動時や大型目標との戦闘時は人型への変形機構を持つ飛行ユニット「Ho229 Type-B」を装備する。


プロトタイプであるヨルハA型二号と素体が同じであり、彼女と同様口元に黒子がある。

シルバーブロンドショートボブカチューシャ、黒いゴシックドレスやサイハイブーツというシックでありながらセクシーかつワイルドな外見。常時目隠しのような形状の戦闘用ゴーグルを装着し、素顔を見せる事はほとんど無い。



体験版配信後の反響~世界的ヒットに至るまで

事前にニーア作品の続編が出る、というアナウンスはされていたものの、元々前作自体が7年前(発売時点)の代物であり、名前は知っていてもマニア層以外には基本的に実機プレイ率も低く、売上本数的にそこまで実績がなかったこともあって、PV公開時や開発陣による最初期の生放送でも比較的反応は静かであり、前作ファン以外の本作品に対する関心度は当時さほど高くはない状況であった。

しかし2016年末にPS4版の体験版が配信されるや否や、スタイリッシュかつアクロバティック感溢れる滑らかなアクション(モーション)と操作性、そして印象的なビジュアルが大きな話題となり、徐々にSNS等での口コミを通じて、ネット上に突如現れた謎のキャラに対する興味関心が高まる事態となった。特に退廃的で悲壮感溢れるBGM・世界観の中で、『ゴシック衣装を着た目隠し美女が日本刀で敵機械を粉々に破壊する』という尖ったセンスの絵面と、モデリングアーティスト拘りの2Bの肉感的佇まい美しいシルエットが、国内のみならず海外のゲーマーの間でも広く語られ、一部のネットメディアも追随してその様子を記事にするまでに至った。

無論Pixiv上でも前述したような要素とフェティシズムがオタク層の琴線に突き刺さり、ソフト発売2ヶ月前にして2Bのファンアートが爆発的に増え始め、デイリーランキング上位にも顔を出し続けたことでジャンルとしての閲覧数も鰻登りに上昇し、一気に注目を集めるタイトルまで出世した。

センシティブな作品NieR: Automata

センシティブな作品センシティブな作品

その反響の大きさは、初週にして前作レプリカント/ゲシュタルトの累計販売数を大きく上回るセールスを叩き出したことでも如実に表れている。(※発売から時間が経った今でも二次創作は増え続けており、本作はメインキャラたった3人・かつアニメやソーシャルゲーム等と比べて裾野が広いとは言えない据置きゲーム専用タイトルであるにもかかわらず、イラストの総投稿数は2万作品を超え、その過半数に2Bのタグ付けがなされている)

またPixv10年史による全イラスト投稿傾向まとめでは、その年の人気だったタグTOP3において2017年にNieR:Automataが異例のランクインを果たしている実績があり、体験版配信~発売後までのムーブメントの大きさを如実に物語っている。ちなみに、過去10年間のPixivにおいてコンシューマーゲーム以外に媒体メディアを持たない作品がTOP3に輝いたのはニーアオートマタが初である。またその二次創作勢いは国内だけに留まらず、Twitterは勿論TumblrやdeviantARTといった海外大手イラストコミュニティサイトにも波及し、多くの作品が投稿された。


現に当作品のプロデューサーである齊藤陽介は、世界出荷本数ミリオン突破を達成した当時の生放送で、「最初に手応えを感じたのは(PS4の)体験版を公開した時」だと語っており、2Bというキャラクターの持つ強烈なインパクトがコンテンツのヒットに大きく寄与したことを認めている。

実際、体験版の時点で既に国内のファンからは「2Bちゃん(ちゃんを付けることでSNS上の他の単語との混同を回避できる)」の名前で浸透していた事実もある。また国外でも特に台湾や中国、韓国をはじめとするアジア圏で強い関心と人気を博し、ゲーム発売前にして中国語圏では『尼尔机械纪元』の名前で大きな知名度を獲得するに至り、キャラも「2B小姐姐」の愛称で広く親しまれている上、国内に先駆けて海外でコスプレ写真が多く出回るなど、純国産タイトルとしては稀有なパターンで話題を集めた。プラチナゲームズが得意とする強大な敵と優雅に立ち回るスタイリッシュ性と、ニーア世界独特の可憐さ・繊細さとがある種の化学反応を起こし生まれた「戦うヒロイン」が、世界中のゲーマー達に広く受け入れられた形と言えよう。

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全世界800万本突破というスマッシュヒットを経た今でも、2Bの持つキャラクター人気と印象的なビジュアルが成功の大きな足がかりとなったことはファンや開発陣共に自覚するところであり、特に台湾ではSIEのマスコットキャラクター小藍(Ai-chan)が2Bのコスプレをしていたり、PlayStation TaiwanによるPS4販促ムービー(実写)では、2Bが他作品を抑えて中央に配置されたりするなど、日本と同等かあるいはそれ以上の根強い人気を集めていることが証明されている。

(動画0:40あたりから登場)

ちなみにこの映像を見たディレクターのヨコオタロウは、非常に驚いたことと感謝の旨をツイートしており、台湾でも異例のセールスを上げた事実と、SIE台湾の招待によるコンサートが実現・成功したこととも合わせて、海外ファンの熱の強さについても語っている。


故に2Bは作中は勿論のこと、過去のスクエニ作品群のキャラと比較しても世界的に絶大な人気と知名度を獲得するに至り、コンシューマーゲームの枠を超えたその高いキャラクター人気から、アクションフィギュアをはじめ、ぬいぐるみスケールフィギュア、ドール、プラモデル、スタチュー等、様々な関連グッズの展開も続々と予定されている。


余談

よく話題となるスカートやスリットから覗かせる白いアレは下着ではなくレオタードである。(関連リンク

センシティブな作品センシティブな作品

ゲーム中にはスカートの中を下からカメラで覗くことで取得可能なトロフィーが存在する。

自爆コマンドを押すと、2Bが叫びながら爆発するが、その後スカートが破れレオタードが丸見えの状態になる。ただし、バンカーで自爆してはいけない(エンディング回収の為なら仕方ないが)。

センシティブな作品センシティブな作品


コラボレーション

前述したように2Bはゲーム内の枠を超えた知名度とキャラ人気を誇ることもあって、数々のゲームコンテンツとコラボレーションしており、ニーアと直接関係のない作品でも彼女がゲスト出張している様子を度々みることができる。

ソウルキャリバーⅥ


原作を忠実に再現したモデリングと多彩なモーション、専用ステージの作りからモブキャラの配置に至るまで驚異の完成度とファンサービスで各方面から話題を集めた。

尚、コラボ元オリジナル要素である2Pカラーの褐色黒髪の2Bは、当初単純に衣装の色違い程度であったものをヨコオ氏からの希望で髪色から肌の色まで大胆に反転させたキャラであり、愛称としては公式サイドからの略称でそのまま『2P』と呼ばれることが多い。

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From…#Compass


NHN×ドワンゴにより共同開発されたTPS(三人称視点シューティング)リアルタイムオンライン対戦ゲームの#コンパスで2022年6月27日から参戦。Pod042と一緒にやって来た。スクウェア・エニックスからは二人目でコラボ経験があるFF15のノクティスとも再び共演。

2Bのロールはアタッカー。原作で見せた数多くの武器を用いたモーションを利用してアタッカーらしく近と連の発生速度が速めで直接攻撃や接近戦を得意とする。攻撃倍率は高いが周の発生速度が遅く体力が低い。貫通対策やダウンを取るカードで有利に倒す、ダメージカットと回復で場に残りやすいような攻撃型かバランス型の編成が主流。


アビリティは「ポッド・プログラム変更」。Pod042が効果が異なる「ガトリング→リペア→ブレード」の順で自動的に行動。

ガトリングは半径5mの範囲内にいる相手に遠距離攻撃

リペアは攻撃しないが2Bの体力回復

ブレードは半径2m内で自動的に回転攻撃

戦況次第で役割を変えられる。


ヒーロースキルは「R050:スピアー」。8方向に地面から伸びるスピアを放ち、カード効果を無効にしてダメージ+強制スタン。ガードブレイク効果は搭載していないので注意。


ヨルハ部隊、参上

センシティブな作品

企業アブノーマル
部隊ヨルハ
武器AR「白砲」
コード灼熱
クラス防御型

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

ジョブ/影響力 剣士/名声

所属タウン 追憶の書

スマホ向けRPG、大陸の覇者にも参戦9S、A2と共に参戦。本作では珍しい、ドット姿での2B達を見る事ができる。

2Bは剣士でありながら、剣・斧の3連撃と持ち、斧火力も十分。

また自爆も強制的に敵のシールドを削る三発ヒット技、かつ使用後はHP1になる技として再現されている

9Sと違い、期間限定ガチャ産なのが惜しまれる。

グランブルーファンタジーヴァーサス ライジング

キャラクターパス1第2弾の追加キャラ、そしてGBVSR初のコラボキャラクターとして参戦。

ニーアの2B(↓中攻撃)でなく、NieRの2B(ヨルハ二号B型)参戦である。格ゲーマー困惑。


DLC購入特典は主人公用スキン「ヨルハ部隊装備」。全ジョブに対応。



トリプルアタックの代わりに派生可能な連続攻撃、L・M・H・アルティメット各種性能が異なるアビリティと、クールタイムの代わりにアビリティの使用で消費するSKLゲージ、空中で再度ジャンプする二段ジャンプ、ダッシュ攻撃も使用できないと、2Bは独自の戦闘システムを持つのが特徴。


関連イラスト

2Bヨルハ二号B型

センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品ヨルハ二号B型

2Bセンシティブな作品


歓喜。狂喜。祝福。絶叫。

最古の2B



表記ゆれ・誤記

ゴシック体の字面からして間違いやすいが、「ヨルハ(全てカタカナ)」号B型ではない。



関連タグ

シリーズ

キャラクター

表記揺れ

その他


同シリーズの似ているキャラクター


シリーズ主人公一覧


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ポッド042より閲覧者へ。警告:最重要機密情報へアクセス中。

以下のエリアには、ゲーム本編に関わる2Bのパーソナルデータが記録されている。

安易なデータの閲覧は、快適なゲーム進行を阻害する可能性が存在する。

推奨:ゲームクリア後のアクセス及び閲覧

↓↓



















































「あと何度、『はじめまして』と言われなければならないのだろうか」





















彼女の真の名はヨルハ二号E型(2E)。Eは死刑執行人であることを示すExecutionerの意。

戦いの中で行動不能になった仲間を機密保持のために処刑する。また、脱走や裏切り、組織の機密事項に触れたヨルハ機体を処刑することもある。ヨルハ二号B型(2B)は表面上の任務を行う上での偽名。

本編中に「B型にしては戦闘力が高い」と9Sが疑うシーンがあるが、それもそのはずであった(E型は任務の性質上B型よりはるかに高い戦闘能力を持つ)。

情報収集能力に優れ高機能であり、好奇心も強いが故にヨルハ部隊の真実に到達する事が予見されていた9Sを監視・処分する、という密命を司令部から受けていたことがゲーム終盤にて明らかになる他、特にサブクエスト『裏切りのヨルハ』『記憶喪失』をプレイすればそれらへの極めて重要な伏線が張られていることが判明する。

なお、E型というモデルの存在自体は特に隠されている訳ではなく、実際ゲーム開始時に2Bのいる部隊にガッツリ参加している(左端に「7E」がいる)。にもかかわらず上記クエストにて9Sがその存在を知らない様子なのは、単独行動が多いS型(スキャナータイプ)とはそもそも関わりが薄いため。(ただし、司令官は後述の事実を把握していることから、9Sのその辺の情報をいじらないというのも不自然ではあるので、記憶を操作されている可能性も考えられる。)(出典 ネタバレトークショー)

故に2Bは過去幾度にもわたって9Sを繰り返し殺害し続けた裏の経歴を持ち、任務に徹する冷酷な殺人マシーンである一方で、9Sに惹かれ良心の呵責に揺れる感情的なアンドロイドという、ある種の地獄のようなループに囚われ、悲しい宿命を背負ったヒロインであると言える。

実際に外伝で9Sによって自分の素性や「9S」との過去を暴かれたときには、限界だった精神が崩れ殺してほしいとまで懇願している(9Sに生きてほしいという思いもあった)。

このことからもゲーム本編でどこか9Sに対しよそよそしい態度を取っていたのは、「目の前にいる9Sは今まで共にした9Sとは別人である」と言い聞かせ、なるべく感情移入しない・させないように努めていたためだと考えられる。


なお、コンサートBD≪人形達ノ記憶≫に収録されている朗読劇の1つ『繰リ返サレル祈リ』には、処刑人としての前日譚が描かれており、キャストである石川由依花江夏樹らの熱演によって、彼らの心の葛藤や痛みを生々しいまでに追体験することができるので、真エンディングの後日譚等と合わせてキャラや世界観、ストーリーをより深く知りたいと思うファンには本製品の購入を強く薦める。また、短編小説集『小説NieR:Automata(ニーアオートマタ)短イ話』収録の『記憶ノ檻』においても、2Eとしての彼女の隠された過去の一部を垣間見ることができる。


ちなみに2Bという略称には隠された意味が込められており、元ネタとして引用されているのは有名な劇作家シェイクスピアによる悲劇ハムレットの一節、


To be, or not to be: that is the question.(生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。


外部リンク

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