概要
JRAの年始シーズンに開催される重賞で格付はGⅢ。
正式名称は｢日刊スポーツ賞 中山金杯｣で、現在日刊スポーツ新聞社がスポンサーとして協力。
創設以降毎年1月初旬（現在では大部分1月5日もしくはその前後）に、基本的に中山競馬場で開催されている。
1952年に｢金杯｣として創設。
当初は1月3週目での開催で距離が2600mであったが、1961年より1週目、それもほぼ中央競馬の開催初日（過去には1月3日施行もあった。）に前倒しにされ距離は2000mのハンデキャップ戦となった。
名称については1966年に日刊スポーツ新聞社より寄贈賞の提供を受けて｢日刊スポーツ賞 金盃｣に、1971年に｢日刊スポーツ賞 金杯｣に変更。
1995年までは、同日に京都競馬場で開催される京都金杯と合わせて新聞などでは｢金杯(東)｣、｢金杯(西)｣と表記されていたが、1996年より区別のため現在の正式名称に改称となった。
例年の出走時間は京都金杯より10分ほど早いため、1年で最も早い日時に行われる重賞である。
一部の競馬ファンの間では、｢一年の計は元旦にあり｣を捩って｢一年の計は金杯にあり｣という格言があるが、前述の通りハンデキャップ戦のため、軽量馬の激走も多く荒れる傾向にある。
競走条件
出走資格：サラ系4歳以上
JRA所属馬
地方競馬所属馬（認定馬のみ、2頭まで）
外国調教馬（優先出走）
負担重量：ハンデキャップ
関連項目
他の金杯
東京中日スポーツ賞金盃（大井）
