概要
東京都出身。本名・秀男(ひでお)。現役時は俳協⇒ぷろだくしょんバオバブ⇒81プロデュース所属だった。
端正なバリトンの声質から理知的な役柄が多く、『あしたのジョー』の力石徹役、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの島大介役で知られていた。
1990年代より病気療養のために持ち役を降板し、長らく現役引退の状態にあったが、2011年に完成した自主制作の記録映画『甦る里山』ではナレーションを担当し、久々の新規の出演作となった。しかし、CS放送ファミリー劇場での『宇宙戦艦ヤマト2199公開記念特別番組〜新生ヤマト発進宣言〜』(放送日時/2012年4月6日(金)21:00〜21:30/東北新社)でも番組ナレーションを担当してからは再び出演作がなくなり、それらのナレーション業が結果的に生涯で最晩年の出演作となった。
2014年7月30日、東京都内の病院内にて入浴中の事故により死去。数ヶ月前に再び体調不良に陥り、病院通いになった矢先での悲劇だった(ただし、死去が報道された際には、関係者の意向により死因は非公開とされた)。享年78。
主な出演作品
フレデリック・ローデン@銀河漂流バイファム*4
ムゲ・ゾルバドス@超獣機神ダンクーガ*5
フランチェスク・ロムスキー@銀河英雄伝説
本郷俊介(本郷コーチ)@アタックNo.1
隼太郎@スカイヤーズ5
*1 一度目の引退後にリリースされたゲーム作品『ボクシングマニア』では、堀秀行が代演。
*2 一度目の引退後にリリースされたゲーム作品では、田中秀幸が代演。なお、現役時に制作された『完結編』では収録時に胃潰瘍による体調不良のため、ささきいさおが代演している。
*3 テレビアニメ第2作では田中秀幸が担当。
*4 引退後に制作された外伝作品『バイファム13』での後任は藤本譲。
*5 引退後にリリースされた『スーパーロボット大戦』では、稲田徹が担当。