概要
2002年9月6日に、ゲームボーイアドバンス用ソフト「伝説のスタフィー」が発売された。
ゲームボーイアドバンスでは、伝説のスタフィー2,3が続々と発売され、ニンテンドーDSでは伝説のスタフィー4が発売された。
最新作は、2008年に発売された「伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団」である。
現在も新作・リメイクを望むファンもまだ多数存在するが、未だに現行機での復活の目途は果たされていない。しかし、最近は2000年代を誇る隠れた名作が次々とリメイク発表されている。また、長年発売されていなかったあのシリーズの新作も無事発売されている為、もしかすれば、彼達も復活の可能性もあり得るかもしれない……
ジャンルが「マリンアクション」と書かれているように、海や水中を中心とした世界観やキャラクターが多く存在している。スタフィー自身も「スターフィッシュ」、ヒトデをモチーフにしている。
「伝説のスタフィー3」では、当時メジャーデビュー前だったPerfumeがテーマソングを歌っていたり、CMがPerfumeの曲「ビタミンドロップ」だったりする。
物語の時系列が前作から数年後とされるのはお約束だが、スタフィーの7歳設定(テーマソングが最も新しい4でも)が健在だったり、キョロスケの三男がおしゃぶりを咥えたままだったりと、キャラが年を取る様子が見られないという、『スーパードンキーコング』もびっくりな現象が見られる。この世界の住人は年を取るのが遅いのだろうか？
ちなみに開発元は普段から顔出ししないことで有名なトーセだが、この作品では堂々とクレジットされている。
海外ではウケないキャラクターデザイン(いわゆる萌えキャラ)として海外版は『ダイール海賊団』まで発売されなかった。という逸話があるが、近年では海外のゲームユーザー達から再評価を受けている。
コロコロコミックでコミカライズ化されている。須藤ゆみこ版は『1』～『3』をベースにした原作通りの冒険ものでオリジナルストーリーである人間界編にて『タケオ』というオリジナルキャラが登場するが、スタピーとイーブルは登場しない。矢高鈴央版の『伝説のスタフィーR』は『4』を題材にした日常ものになっている。
キャラクター
このゲームの主人公。テンカイの王子である。３６センチの背丈。歳は７歳。
おっちょこちょいでドジばかりをするので、いつもキョロスケに怒られる（というより彼に八つ当たりされている場合が多い）。
伝説のスタフィー3から登場。スタフィーの妹である。
スタフィーとは対照的に、とってもしっかり者で、元気いっぱいの女の子。なぜか色がピンク且つ関西弁。
スタフィーの友達となるハマグリ。熱血漢で、ちょっと怒りんぼう。
ドジばかりするスタフィーをサポートする役回りが多い。すぐにキレやすく、ウキッズ（温泉に浸かっている猿のトリオ）に馬鹿者で、意地っ張りで、泣き虫で臍曲がりと酷評されている。
3人の兄妹貝と貧乏ながら一緒に暮らしている。
スタフィーに色々教えてくれるロブスターのおじいさん。
昔は魔法を使ってスタフィーの父親(パパスタ)と共にオーグラと戦った勇者「マスター・ロブ」だったらしい。
二枚貝に住んでいる人魚のお姉さん。セーブポイント役としてスタフィー達の冒険を手助けしてくれる。
伝説のスタフィー1、2のラスボス。いたずら者でテンカイの壺に封印されていた。1〜3までは色々事情があってオーグラの封印が解かれることが事件の発端となっている。2では子供であるプチオーグラを10人生み出し、彼らに嵐を起こさせ、スタフィーに封印された腹いせにママスタを攫い、2度目の侵略を目指す。
3では後述のさらなる大ボスが登場したが……。
前述通り、伝説のスタフィー3のラスボスであり、オーグラをも従える実力者。3の冒頭でオーグラを封印していた壺を破壊する力の持ち主。
ぶっちゃけスタフィーシリーズ全体どころか、数ある任天堂アクションゲームでも五指に入るほどの鬼ボス。
詳細は控えるが、「子供向けゲームでこんなの出していいの!?」と言いたくなるような鬼畜性能。
3クリアの最大の壁として全国のちびっこに立ちふさがった。リンク先はネタバレ注意。
4に登場した伝説のスタフィーシリーズ唯一のヒロイン。アミー王国に仕える女官だったが王国が危機にさらされた ことでスタフィーに助けを求めにやってきた。
伝説のスタフィー4のラスボス。ウナギのような姿をしたおばさんであり、アミー王国の王子を狙い国宝のモナムールストーンを使って王国を支配しようとした。
たいけつ！ダイール海賊団に登場したスタフィーの友達。ウサギのような見た目をしている。ランパ星の王子であり、初めてスタフィーとあった際はショックや衝撃で記憶喪失になっていた。
たいけつ！ダイール海賊団のストーリー上のラスボス。ダイール海賊団の親玉でワニのような見た目をしている。ランパ星人を吸い込むことでさらなるパワーアップを遂げることが可能。
ステージとボス
「伝説のスタフィー」から「伝説のスタフィー たいけつ！ダイール海賊団」までのステージやボス。似たステージもいくつか存在するが、それぞれ異なった魅力のあるステージばかりである。そのステージの最後には、かなり個性豊かではあるが、それぞれが異彩を放つボス達が待っている。
「伝説のスタフィー」
1．ロブのどうくつ (ボスはいない)
2．サンゴショウ (ボンボーン)
3．ザショウクジラ (バンキロス)
4．氷の海 (ボエールン)
5．ふかい海 (ブランタン)
6．ちんぼつせん (ボクトパス)
7．かいていしんでん(ドッペル)
8．そらの海 (クラーゲン、モクモッチュ、カニナリ)
9．テンカイ (オーグラ)
「２」
1．ロブのどうくつ (ボンボーン＆プチオーグラ1号)
2．はじまりの海 (ペキンダックごう＆プチオーグラ2号)
3．カメカメだいち (キレモス＆プチオーグラ3号)
4．ツルツルひょうざん(プチオーグラ4号←対決の時、竜の姿に変身)
5．タイボクのもり (ヌマーン＆プチオーグラ5号)
6．まっくらどうくつ (プチオーグラ6号←きぐるみを装着)
7．ヤッホーこうざん (マンダーゼット＆プチオーグラ7号)
8．テンカイ (ゆりかるご＆プチオーグラ8号)
9．レッシーこ (ジイヤン＆プチオーグラ9号)
10．げきりゅうのたき(プチオーグラ10号←大量の部下を呼び寄せる。兜を装着)
11．オーグラじょう (オーグラ)
「３」
1．ロブのどうくつ (ボンボーン)
2．サンゴかいがん (ブイールン)
3．きりのまち (マッドピエロ＆カンテラばあ)
4．カチワリひょうざん(ペンゴッド)
5．ジャングル (エンビラル)
6．ボーボーかざん (アマンエビ←ギャムランに乗っている)
7．ガブーンかいこう (バンキロス)
8．かいていいせき (ガチャタッコル)
9．そらの海 (ムーガ)
10．こじょう (オーグラ改、イーブル)
「４」
1．ロブのべっそう (ボンボーン)
2．はじまりの木 (チョキング)
3．キューピットむら (アクレイマ)
4．ひきさきぬま (フグッシュ)
5．こいマロのかくれざと (ゲイシャチ)
6．リュウリュウさばく (アーシィ)
7．せんねんやま (ラビアーティー)
8．ふるびたとう (オウルン王)
9．デジールのしろ (デジール)
「たいけつ！ダイール海賊団」
1．はじまりの海 (きょだいイカ)
2．あちちおんせん (おんせんガメ)
3．氷ソーダのいずみ (ペンギル)
4．シトシトの森 (ポン)
5．トロッコどうくつ (ケン)
6．にじの海 (ジャン)
7．ちんぼつせん (ジャン、ケン、ポン)
8．ランパ星 (ダイール)
9．テンカイ (ボンボーン、ジャン、ケン、ポン)
10．??? (マスター・ロブ)
スマブラシリーズ
大乱闘スマッシュブラザーズX以降にアシストフィギュアとしてスタフィーが登場している。
関連動画
これらのCMでは、キャラクターがしゃべっており、スタフィーはこおろぎさとみ女史が担当しているが、他のキャラクター(キョロスケ、スタピー、オーグラ、マテル、ハデヒラリ、デジール)の声優は不明。その内スタピーは林原めぐみ、キョロスケは山口勝平が有力視されている。
１
Aパターンは所々ほぼ同じCMが流れているように見えるが、実はよく聞くと若干ボイスに違いがある（最後の「出たんだフィ！」の部分のみ）。
２
ご存知かもしれないが、このCMのナレーションは大泉洋さんが担当している。
３
こちらは１、２と比べてパターンは少なめ。画質が悪いのはご愛嬌。ちなみに動画開始直後に一番左に一瞬映っているのはヤドカリタである。
４
このCMからキャラクター達がよく喋るようになった。マッチョ姿のスタフィー見てコレが頭に浮かんだ貴方はスピンアタック。
対決！ダイール海賊団
海外版
関連イラスト
