※ 本項は『包丁さんへるぷみぃ』のネタバレを含みます。
概要
『包丁さんへるぷみぃ』とは、『包丁さんのうわさ』のスピンオフ作品であり、
神波裕太氏によって製作されたフリーゲームである。2013年12月31日に公開
2014年10月31日に小説「包丁さんへるぷみぃ～とある巫女の記録～」が発売された。
本作は、包丁さんたちは普段はどこにいるのか、
なぜ、どのようにして包丁さんが作られたのかなどがわかるお話となっている。
ストーリー
包丁さんはカミサマ。ではそのカミサマは普段はどこにいる？
包丁さんは包丁さん達だけの世界で暮らしています。
御呼ばれされないときは至って平穏な暮らしをしている包丁さん達。
ところがある日、そんな毎日に異変が！
「食糧の在庫がありません！」
（うっかり）食べ物を（悪気なく）全部食べちゃったやつがいたので、手伝える包丁さん達で食糧集めをすることになった包丁さん達。
さてさて、戦果は如何に？
死にたかった。
だから死のうとした。
命を断とうとした俺に包丁さんは言った。
「生を途中で手折られた子達の幻を見せてあげる」
それは、生きたかったけど生きられなくて、死にたくても死にきれない少女達の話。
登場人物
椿（つばき）
「万能包丁さん 文化包丁さん 三徳包丁さん」
葵（あおい）
「刺身包丁さん」
椿の妹分
稲（いね）
「石包丁さん」
椿の親友
甘藻（あまも）
「マグロ包丁さん」
桔梗（ききょう）
「出刃包丁さん」
牡丹（ぼたん）
「中華包丁さん」
薄雪（うすゆき）
「果物包丁さん」
百合（ゆり）
「パン切り包丁さん」
竜胆（りんどう）
「菜切り包丁さん」
杏（あんず）
「筋引包丁さん」
千鳥（ちどり）
「肉切り包丁さん」
月桃（げっとう）
「人斬り包丁さん（鬼包丁さん）」
芒（のぎ）
「うなぎ包丁さん」
笹（ささ）
「麺切り包丁さん」
柊（ひいらぎ）
「冷凍包丁さん」
瓶子（へいし）
「牛刀さん 牛刀包丁さん」
葛（くず）
「舟行包丁さん」
黒鉄（くろがね）
「身卸包丁さん」
真田美春（みはる）
前作「包丁さんのうわさ」の主人公。
今回は風邪で寝込んでいるときに包丁さんたちに
助けてもらった。
真田優秋（ゆうし）
高校生。美春の兄
風邪で寝込んでいる美春を助けるために刺身包丁さんを呼んだ。
彼谷青志（あおし）
脳腫瘍ができたのを苦に自殺をするために包丁さんを呼んだが、
包丁さんである椿は、なぜか奇跡を起こして青志を助けた。
鋳太(いた)
椿、葵、稲がまだ人間だった頃の親友
