※タグとしては同級生が使われている為、検索の際は「同級生 エルフ アダルトゲーム」等の様にワードの絞り込みが必須。
概要
それまでのアダルトゲームといえば、とにかくセックス描写が中心であった。しかし、本作は複数のヒロインとの間にそれぞれの恋愛物語が用意されており、またそれを彩る竹井正樹によるキャラクターデザインおよび原画も当時非常に高クオリティなものであった。
いわばこの作品からエロゲーに登場するヒロインは、絵からキャラクターに生まれ変わったのである。
この画期的な試みが成功し、本作はアダルトゲーム史上初の10万本を超えるヒット作となった。
1995年1月にはシリーズ第2作の『同級生2』が発売されている。
さらに続編として『同級生3』が予定され、雑誌にメインヒロインらしきキャラクターを使った広告も掲載されたこともあったが、結局発売されることはなかった。
1999年にはWindows用にリメイクされ、イベントの追加が行われた。ただ、オリジナルのDOS版とはエンディングが変わっている。FANZA専売でダウンロード版も存在する。
2007年3月1日にはFANZAダウンロード専売で『同級生オリジナル版【Windows10対応】』が配信開始。
2016年にはDMM.R18にて同級生のブラウザゲームが発表された。タイトルは「同級生 AnotherWorld」(リンク先はR-18サイトにつき、閲覧注意)となり、下級生も含めたポーカーゲームになる模様。ただし、こちらはGAMEPLAYER専用に近い。2024年4月にはブラウザ版の事前登録が告知された。
2021年2月26日には上記のWindows版とは別に、FANZAGAMESより『同級生 リメイク』が発売。
原画がすめらぎ琥珀に変更され、フルボイス化やシステムの改善、プレイアビリティ改善が行われる。豪華版には最新OSに対応したDOS版が収録される。
PC版以外にも、全年齢版の家庭用ゲーム機への移植作も存在する。95年にPCエンジン版、および96年にセガサターン版「同級生if」が発売された。
登場人物
主人公
PC版：たくろう（変更可能）
小説版：辻村詠
ヒロイン
サブキャラクター
OVA版
ケイエスエスより、『同級生 夏の終わりに』のタイトルで製作。ケイエスエスの「ピンクパイナップル」レーベルより発売された。
2話収録の全二巻で、レンタルビデオ版が先行流通。
その後で、ラストシーンなど一部を追加したセル版が発売された。こちらは、1話収録の全4巻。
主人公は師岡わたる。それぞれの巻のヒロインは、美沙・さとみ・くるみ・舞。ストーリーの大筋は、DOS版に沿っているが、OVA版に合わせて若干の修正や変更が行われている。
後にOVA版の後日談として『同級生 クライマックス』が全二話で製作・発売。ヒロインたちとは関係が続いており、わたるは四人と同時に付き合っているハーレム状態で、先負高校の文化祭での出来事を描く、というものになっている。
一巻は美沙がメインヒロインで、OVAオリジナルキャラとして「島本恭子」が登場。前作3話でくるみと別れた坂上一哉と結ばれる。
また、「同級生2」のメインヒロインである鳴沢唯もゲストで登場した。
Hシーンはあるが、当時のレーティングは15禁。局部は見せずモザイクも無いが、性交する様子をしっかりと描いている（しかし『～クライマックス』では、かなりソフトになった）。後年にDVD化された時には18禁になった。
小説版
1巻「同級生 ―もうひとつの夏休み―」（94年発刊）
2巻「同級生 ―星空の記憶―」（95年発刊）
3巻「同級生 ―きっと、忘れない夏―」（97年発刊）
上記全三巻で発売。
主人公は辻村詠。ゲーム版のたくろう及び、OVA版のわたるとも異なる性格付けが為されている。
こちらもDOS版を原作として、メインヒロインは舞。しかしOVA同様に、主人公は他の女の子たちとも親しくなり、セックスに至ってもいる（ただし全員とではなく、中には至らないキャラも）。加えて、設定も小説版に合うように若干変更されている（相原健二など）
主人公は1巻では夏子、亜子、ちはる、2巻ではくるみ、3巻では美沙、舞と、それぞれ肌を重ねている。
成人指定は為されてないが、セックス描写は全編に存在。
また、小説版のみのオリジナルヒロインとして、
：青木さやか（主人公の隣のクラス。通称あろちゃん。清楚で真面目な優等生だが、教師や八百屋の主人などと関係を結んでいる。野菜を使ったプレイを主人公に見られた）
：井上和美（陸上部所属。ショートカットの髪形をした美沙の後輩で、二代目バンビちゃんと呼ばれているらしい）
も登場する。
動画
- リメイク版オープニングムービー
- OVA版テーマソング
「Wake up to your love」歌：TOMAS UNIT
