ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

大賀美沙知

おおがみさち

『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!)』の登場人物。蓮ノ空女学院101期生で元生徒会長。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの元部員。
目次 [非表示]

「まあそうだねぃ。舞台を作る、場所を作る、誰かが何かをしたいと思った時に、その為のステージを作る……。ってのが、好きかもしんないぜ。」

「あたしはーースクールアイドルだよ」

プロフィール

名前大賀美沙知
英字表記SACHI OGAMI
学籍蓮ノ空女学院
期生101期生
学年3年→OG
身長不明(大沢瑠璃乃(151cm)より下(作中での並びより))
誕生日未公開
メンバーカラー名称非公表(緑(葉色系)※)
CV.小原好美

※公式に名称は公表されていない。また「葉色」という言葉は「草木の葉の色(状態によって色が変わり、「葉色が良い(悪い)」「イチョウの葉色が黄色に変わった」などと使う)」を表す一般名詞であり、特定の色を表す言葉ではない。


概要

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!)』の登場人物。

103期時代の蓮ノ空女学院の生徒会長としてスクールアイドルクラブを外から応援・サポートしている。メンバーカラーは緑色(葉色)系だと思われる(蓮華祭の演出やリンクラのURカードから)。


現時点で、スクールアイドルクラブの6人以外では、村野つかさと並び3Dモデルが存在する数少ないキャラクター。


人物

乙宗梢ら102期生の一つ上、3年生の先輩(101期生)。

2年生の秋頃までスクールアイドルクラブに所属していたが、現在はクラブを退いた元スクールアイドル。


緑色の長髪にピンクと黄色の2つの髪留めをつけていて、瞳は琥珀色に近い深みのある黄色。

身長は自他共に認める程度に低く(大沢瑠璃乃よりも小さい)、クラブに所属していた頃の回想シーンにて梢たちからからかわれていた。



活動記録で登場する際は時に迷子を導いたり時に試練を与えたりなど、意図の読めない行動をする飄々とした性格。

藤島慈曰く「猫みたいな人」。

男勝りで快活な口調。「なるほどねぃ」「そうだねぃ」など、「~ねぃ」のような語尾が口癖。


蓮ノ空女学院の年に3度ある学校祭のひとつである竜胆祭の準備のために詳細なステージ設営の資料を作成したり、来年度の新入生のための学校説明会をオープンキャンパスとして拡張する案を出すなど、生徒会長として行動力のある有能な人物としても描写されている。

彼女の判断・行動は客観的に正しく合理的なものであり、それ故に夕霧綴理とは過去のとある一件から軋轢が存在していた。



活躍(ネタバレ注意)

第3話

先輩の乙宗梢を探して大倉庫に入り、その広大かつ複雑な構造で迷子になってしまった日野下花帆の前に現れ、梢の居場所を教えた。

花帆が梢と会ったときには、姿を消していた。


第4話

2年生の廊下で夕霧綴理がゲリラライブを開催していた、というか観客にダンスを見せてほしいとねだられ応えていたのを目撃。

用事(さやかの練習のコーチ)に行きたくて困り顔の綴理に、生徒会としてゲリラライブお開きを命令。綴理は礼を言ってから、来ていたさやかの下に行った。


第7話

春の文化祭「撫子祭」に合わせ、部員として校内新聞の記事を書くことになった日野下花帆と村野さやかがクラブの過去を調べていく中、去年(梢たちが1年生の頃)までスクールアイドルとしてクラブに所属していたことが判明。

併せて、当時唯一の2年生部員であり、ラブライブ!地区大会前に引退していたことが、梢の口から語られた。


第12話

秋の文化祭である「竜胆祭」前に体調を崩した梢の代理で生徒会室を訪れた103期生(1年生)にステージ使用許可を乞われるも「いいや? このままじゃ認められないんだぜ!」として3つの試練を出し、ラブライブ!に出場する理由、スクールアイドルを続ける理由を問いかけた。


第1の試練で日野下花帆、第2の試練で大沢瑠璃乃が各々理由を見つけるに至り、2人を合格と認めるが、村野さやかだけは理由を見つけられず、彼女だけに第3の試練を課した。


第13話

前半(PART1~4)、オープンキャンパスの実行委員となった綴理と、彼女を心配していた梢と慈の回想で登場。

昨年の竜胆祭で慈が怪我をした後、「生徒たちの自由を守るため」と言って、クラブを退部して生徒会長になった(蓮ノ空では、生徒会長は部活動に所属できないルールとのこと)経緯と、蓮ノ空女学院理事長の孫という素性が明かされた。


後半(PART5~8)ではついに夕霧綴理と1対1で話す機会を得、和解。

なお、引退した時、部室で一人泣いたと言っていた事からも、かなり苦渋の決断でクラブを辞めた事、2年生3人とスクールアイドルの事は本当に大好きであった事がうかがえる。しかし、そうした本心を後輩たちに明かしても、結局はクラブを去ることは変わらないからという理由で、後輩たちの前では平静を装っていた。そのことが、綴理に「クラブやスクールアイドルに対して何の思い入れもない」というマイナスの印象を与え、今に至るまでの不和の原因となってしまったのだが、綴理に言われるまでそのことに気づかず、己の至らなさを反省した。


オープンキャンパスでは、終盤、雨天となったために予定されていたクラブのライブを中止するよう綴理に告げたが、和解した彼女の言葉と、クラブの面々が考えた対応策を聞いて翻意。

ライブ開催のためにクラブと協力し、オープンキャンパスを成功に導いた。

また、自らが作った曲が入ったCDを後輩たちに託した。


第14話

クラブの部室に訪れ、「学院でインターネットの使用が禁止され、クラブの活動の大半ができなくなるかもしれない」と告げる。

元々学院の経営層には、生徒の自由を尊重する派閥の他に、学院の伝統と規律を保つために生徒の自由を制限しようとする派閥が存在。沙知がクラブを辞めてまで生徒会長になったのも制限派に対抗するためであったが、沙知の会長としての任期が12月末をもって終われば制限派へ対抗する力が弱まるため、このままでは制限派が求める「学内でのネット禁止」が実行されてしまう…という話だった。

これを聞いたクラブの面々は、制限派に対抗するため、様々な策を検討していくことになる。


花帆が最初に考えた「生徒から署名を集める」は、「生徒からの嘆願はいつも山のようにあり、経営陣の考えを変える手段としては有効ではない」と説明。

それを聞いた花帆たちは別の手段を模索し、最終的に、クラブがラブライブ!北陸大会に配信(スクコネ)という手段で出場することでネット利用の有用性を示すという形に落ち着いた。

しかし、突如規制派が、強引に学内のWi-Fiを撤廃、加えて生徒が所有するスマホの通信を制限(どうやってやったのかは不明)してしまった。そのため、規制派を止められなかったことをクラブに謝罪した。


第16話

3学期、ラブライブ!決勝で敗退しながらも、応援してくれた地元の人たちにお礼のライブを開催したいというクラブに協力することになる。

その際、梢たちが入部してから自身が退部するまでの間、3ユニットを兼務していたことを花帆たち1年生に明かした。


なお、PART1で花帆に声をかけた際は「生徒会長」と呼ばれているが、第14話で語った通り、生徒会長の任期が12月末までだとすると既に会長ではないはずだが、花帆に対して肯定も否定もしていない。


第18話

3月になり、沙知を含めた101期生の卒業が迫る中、クラブは「沙知を送るための歌」を作ろうとする。その中で、回想という形で、102期当時の沙知の姿が登場する。

102期生(蓮ノ大三角)の初顔合わせのときは、自己主張の激しい3人の姿に「ちくしょー!」と頭を抱えたり、自分がスクールアイドルとは思えない綴理に「私と、DOLLCHESTRAをやろう」と誘ったり、タレント時代の気分が抜けない慈の初配信にお邪魔したりと言った姿が描かれている。


卒業を間近に控え、クラブの部室に訪れる。

6人が揃った様子を見届けると、これが部室に来る最後(今後も、校内には居る)と告げ、部室を去る。

だが、その顔に何か含むところを感じた2年生から、生徒会室に呼び出される(もう生徒会長ではないのだが、一番落ち着いて話せるという理由)。

3人に「何か思うところがあるのでは」と問われると、かつて1年生で新入部員だった自分が当時の先輩たちからもらった恩を、後輩である3人に返せなかったことを後悔していることを吐露。

そんな沙知に2年生は、沙知のためにと蓮華祭用に作った新曲をアカペラで披露。

そこに込められた想いに、思わず涙し、自分の心残りが解消されたことを知る。


そして、クラブの6人に、かねてより生徒に詳細非公開で建設されていた学園内の新施設が、第二音楽堂であることと、その完成を報告。

この第二音楽堂は、沙知が生徒会長として、クラブOGとして成した、最後の仕事の成果だった。

沙知は、この新たな舞台で蓮華祭ステージを実施することになった6人に対し、最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待する。


103期3月度Fes×LIVEでは、6人のパフォーマンスを客席から鑑賞。

新曲「抱きしめる花びら」の最後では、ステージを見守る彼女の後姿が登場した(Fes×LIVEで、メンバー6人以外のキャラクターが登場したのは、これが初めて)。

Fes×LIVE終了後、『蓮ノ空』公式Xにて、ステージで6人とともに記念撮影している様子が投稿された(この写真は、2024年3月30日以降のWith×MEETSで登場するクラブの部室に飾られている)。

そして、在校生である蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブメンバー一同に見送られ、卒業していった。


スクステ

2023 GRADUATION LIMITED COLLECTION vol.2にて、最初にして最後のカード「UR【蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ101期生】大賀美沙知」が実装された。

レアリティはUR、スタイルタイプはトリックスター。

スペシャルアピールはなく、スキルは「ドリーミングサポート」。

手札の全てのスキルの消費APを-3し、ステージ中、獲得するLOVE・ボルテージを向上、メンタルダメージを無効化するというサポートに徹した効果を発揮する、まさに生徒を支える生徒会長ならではのスキル。

加えて、スキルを3回使ったらデッキから除外されるグラデュエーションという特性を持ち、3年間過ごして卒業してしまうことを表していることから、多くのファンに衝撃を与えた。


このカードは103期デッキならば、どのメンバーのサイドスタイルにも編成できる(メインスタイルは不可)。一方、2024年4月の大型アップデートにて実装された104期デッキには組み込めない。

カード一覧では、やはり103期の表示ではどのメンバーにも属しており、例えば花帆のみ表示の状態でも表示されるし、さやかのみ表示の状態でも表示される。対して104期の表示では一切表示されない。


このように、様々な点で、沙知という存在を表している仕様になっている。


従来シリーズと比較して

生徒会長

スクールアイドルミュージカル』を除くラブライブ!シリーズ恒例の生徒会長キャラだが、これまでとはパターンが異なる。


まずラブライブ!シリーズの生徒会長ではあるが、現役のスクールアイドルではない(これは、蓮ノ空女学院の規則の一つとして、「生徒会長は他の部活に入れない」というものがあるため)。

これまでの作品では、生徒会長がスクールアイドルになるスクールアイドルがスクールアイドルのまま生徒会長になるそもそも生徒会長が登場しないという2パターンだったため、沙知の「スクールアイドルとしての活動期間と生徒会長としての活動期間が重複しない」という設定はシリーズ初。

また、これまでの生徒会長キャラは、本心から主人公たちの行動を妨害していたため、認められない系生徒会長と言われていた。沙知は最初から、自分の後輩であるスクールアイドルクラブを応援しているので、逆の存在と言える。一方で、乗り越えてくれるだろうという期待を込めて、主人公たちに試練を与えるという、今までとは違う「認められない系生徒会長」として行動したことがある。


元スクールアイドル

また、これまでの作品では、スクールアイドル引退後から卒業までの学校生活がほとんど描かれない、あるいはまだ誰も引退していないため、「主人公グループの学校に現役で在籍する元スクールアイドル」という設定もシリーズ初。


理事長の親族

ラブライブ!シリーズ恒例の学校理事長の親族キャラでもあるが、一方で理事長のというポジションもシリーズ初。


余談

演じる小原好美は、ラブライブ!シリーズの源流である雑誌『電撃G'sマガジン』関連において、『天華百剣』や『しょにおや!』に出演している。


関連タグ

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

Link!Like!ラブライブ!


ラブライブ!シリーズの生徒会長

絢瀬絵里 黒澤ダイヤ 優木せつ菜/中川菜々 三船栞子 葉月恋


ラブライブ!シリーズの理事長の親族

南ことり 小原鞠莉(正しくは理事長本人。アニメのみ) 鐘嵐珠(スクスタのみ) 葉月恋(正しくは創設者の子) 椿ルリカ 滝沢アンズ


高咲侑:スクールアイドルの活動を応援しているが、自身はスクールアイドルとして活動していないメイン級のキャラという点が共通。髪も同じ緑系統。

侑がスクールアイドルと自分との間に一線を引いている一方、沙知は「スクールアイドルは皆で作り上げる芸術であり、裏方の人間もスクールアイドルである」と自負している。沙知はクラブの未来のために涙を呑んで身を引いた元スクールアイドルであり、サポート役に徹している侑とは事情が異なる上、前述の発言の直後に「自分をスクールアイドルと思うかどうかの価値観は人それぞれ」と侑のスタンスをフォローするメタ発言をしている。


三船薫子:アニメ版では、元スクールアイドルという点が共通する。スクスタではその手腕を生かして、スクールアイドルが活躍できる場や機会を作っている点が共通する。


別作品のキャラつながり

藤原千花かぐや様は告らせたいのキャラクターで、中の人つながり。生徒会役員(ただしこちらは書記)であること、作品における権力者(沙知は理事長、藤原は元首相)の孫である点、大事な存在を守るために力を奮ったことなどが共通しているが、普段の性格は全く異なる(シリーズ別作品のキャストの伯父ネタでダイエットを済ませた気になっていたこともある)。

関連記事

親記事

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ はすのそらじょがくいんすくーるあいどるくらぶ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 228761

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました