CV：井口裕香(テレビアニメ) / 高橋美佳子(ラジオドラマ)
概要
本作のメインヒロインにして主人公、17歳→18歳の高校2年生（…あれ？計算合わなくね？）。
世界有数の財閥『富士原財閥』の頭首・富士原全十郎の孫娘。弟・富士原幸助と二人で暮らしていたが、遺産相続争いに巻き込まれ、命を狙われる。
抜群のプロポーションでありかなりモテるが、あまりに女性的すぎるスタイル故に話しかけづらいのか、男女（及び性的思考）を問わず重度のおっぱい星人しかナンパしてこないというある意味では可哀そうな人。
髪は茶色で、回によってヘアピンをつけていたりつけていなかったり（基本的に左耳の上）する。夏祭りの回ではアップヘアにしていた。
いわゆる、連載当初に話題になっていた「歴女」の類で、ことあるごとに新撰組や戦国武将、剣の心などを持ち出す侍マニア。所属している剣道部では副部長を兼任し、試合では大将を任されている。
体力は同年代の男子すら遥かに上回るレベルであるが、そこまで鍛えた理由は「肉が付きやすいから」という非常に俗物的なものであり、バレた際には友人からフクロにされていた。
人懐っこく優しい性格だが、料理、掃除洗濯、病人の看護に至るまで家事全般の才能は皆無で、コガラシ、フブキが派遣されてくるまで自宅はゴミ屋敷状態、特番が組まれる始末で、風邪をひいたときに世話された事のある幸助からは2度目は死を覚悟し遺書をしたためていたほどのトラウマとなった。
また、超が付くほどの文系であり、数学の成績は大変悪い。敵の工作で満点を取った際には「何ぃ、数学の問題の正答率が宇宙が滅亡する確率より低いと言われたあの富士原が!?」と男子生徒から驚かれていた。
作中では日本刀を持ち歩き（注：この漫画は現代日本を舞台にしております）、弟に対する扱いも暴君並だが、デリカシーどころか基本的人権すら脳裏に無い蛮行を働くコガラシに対しても常に「コガラシさん」と呼ぶなど、礼儀正しい一面を持つ。
PSPゲーム『ボヨヨンバトルロワイヤル』ではコガラシのストーリーのラスボスとして登場する。
余談
演者の井口氏は放送当時まだデビュー5年目ほどのルーキーであり、弟役である阪口大助氏の方が圧倒的に先輩で1回り以上年上という珍しい配役となった。
関連イラスト
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神凪綾乃：風の聖痕の女主人公。学園でも指折りの美少女であり、気が強いツッコミ気質な帯刀女子高生（2年生）で、男主人公を嫌っているが実は好意を抱いているなど共通点が多い。
