概要
JR東日本の新潟地区を走る「近郊形車両」に施された、独自の塗装。地域塗装という概念がなかった国鉄時代から、独自の塗装が施されていた。
- 旧新潟色
新潟地区に投入された70系電車に施された塗装。
現行のE129系電車・GV-E400系気動車が纏っている帯色は、この70系電車の塗色を踏襲したもの。
- 一次新潟色
国鉄分割民営化に前後して、新潟地区を走る湘南色の115系電車・首都圏色のキハ40系気動車を対象に塗り替えられた。雪を表す白いボディに、日本海の青と県花の雪椿を表した赤のライン。
- 二次新潟色
白地に黄緑帯と緑帯を巻いたデザイン。115系及び新製車のE127系が纏った。
その配色から「キムワイプ」とも呼ばれ、キムワイプ発売元の日本製紙も事実上公認。
- 三次新潟色
明るい水色や青色を主体としたデザイン。115系のうち、延命工事が行われた車両を対象に塗り替えられた。
- 弥彦色(旧、新)
こちらは参考。
弥彦線では1988年にワンマン運転を開始。非ワンマン車との区別のため、専用塗装が設定された。