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115系

ひゃくじゅうごけい

国鉄が製造した直流用近郊型電車である。
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概要

1963年から1983年にかけて国鉄が新製・投入した近郊形電車
寒冷地や勾配区間がある路線向けの車両であり、基本設計を同じくする113系に抑速ブレーキや半自動扉機能等が付加されている。

国鉄分割民営化に際しJR東日本JR東海JR西日本に承継され、2014年現在もJR東海を除く2社で運用されている。このほか、長野新幹線及び北陸新幹線金沢開業時にJR東日本から経営分離されたしなの鉄道や、老朽車両の置き換えとして伊豆急行に一部車両が譲渡されている(伊豆急では2008年に全廃となった)。

JR東日本

高崎線からは2003年までに、宇都宮線からも2005年までに全車引退してしまった(ただし両毛線からの乗り入れは2016年春まで残された)が、2016年現在も高崎、新潟に在籍している。特に2014年12月まで運行されていた豊田の車両は最後のスカ色として知られ富士急行にも乗り入れていた。

中央東線・長野地区

中央東線及び長野地区では2013年春より211系による置き換えが進行。まず2両編成がしなの鉄道譲渡のために先行して置き換えられ、3両編成も2グループに分けての置換えが進められた。加えて豊田の115系も2014年12月に一斉に長野の211系に置き換えられ、2015年3月を持って長野の残留車も全車置き換えが実施された。

置き換えが完了した3両編成に引き続き、6両編成も2015年10月に置き換えが完了。これにより、篠ノ井駅以南からは115系が姿を消すこととなった。篠ノ井駅以北ではしなの鉄道の車両が引き続き乗り入れる(北限は妙高高原まで)。

新潟地区

新潟地区では115系と言っても0番台、500番台、1000番台など数種類が存在し、リニューアル改造車と未更新(魔放置)が存在する。冷房装置が付いているものの、トイレがない2両編成や先頭化改造された中間車など、いろいろ鉄分が多い方には楽しめる場所である。
しかし2014年12月からE129系投入が開始された。E233系8000番台と平行していたため2両編成の生産のペースは月2本と遅めであった。しかし2両編成とE233系の製造が終わった後の2016年に入って専念ができるようになり、一気に4両編成12本が新製された。2016年春改正ではATSの設備更新の関係から対応ができない上越線から撤退した。
今後引き続き4両編成13本が投入予定であるが、115系は2-3年程度残る模様。

JR東海

民営化時に99両を継承したが、313系の大量増備にはなすすべもなく2007年までに全車引退した。
その後も、JR東日本の所有する車両が中央本線(塩尻~中津川間)と飯田線(辰野~飯田間)に乗り入れていたが、2014年211系に運用を置き換えられた。

JR西日本

所属車両の殆どが山陽地区(岡山・広島・下関)で活躍しており、未だに両地区の主力を担っている。また、切妻の先頭車化改造や体質改善工事による転換クロスシート化など、さながら魔改造というべき車輌が数多く存在している。
最近では、俗に末期色と呼ばれる単色化が話題になっている。

広島地区

数多くの珍車が在籍しており、その伝説は計り知れない。
3000番台は、アコモデーションが117系に準じた2ドア転換クロスシートとなっている。JR以降は、余剰となった117系のモハユニットを改造して115系に編入した3500番台も登場している(岡山にも在籍)。近年では113系の先頭車を改造して115系に編入したグループも誕生するなど、常に話題を振りまいている。

しかし2015年春以降、227系によって順次置き換えが実施され、その数が減っていく見込みである。

しなの鉄道

開業時にJR東日本から1000番台の3両編成11本を継承(1本は後に廃車)。ただし装備の都合から元々走っていた編成ではなく、松本からの移籍車が譲渡された。

当初はJRの塗装のまま運用されたが、後にしなの鉄道オリジナルカラーに変更された。
2012年には小諸を舞台としたアニメ『あの夏で待ってる』のラッピングを施された編成も登場。
2013年3月に、169系の老朽化(に加えて、篠ノ井以北に乗り入れるために必要な保安装置の対応ができないと判断されたこと)による置き換えとワンマン運転の拡大を目的に、JR東日本から2両編成を7本譲り受けている。
2015年3月に信越本線・長野ー妙高高原を北しなの線として譲渡されるのにあわせ、3両編成5本を譲渡された。

2015年3月時点で3両編成15本、2両編成7本を保有している。

伊豆急行

2000年、100系の老朽置き換えのため親会社の東急8000系を導入する計画だったが、当時は8000系に廃車が出ていなかったためその「つなぎ」としてJR東日本から113系・115系を譲り受け200系として運用することとなった。
115系を種車としたグループは3両編成で、中央東線で運用されていた車両である(中には低屋根車モハ114-800も含まれていた)。
前述のとおり「つなぎ」でしかないため大掛かりな改造は行われなかった。
予定通り東急で8000系の廃車が発生すると順次置き換えが開始され、2008年に全廃となった。

関連イラスト

115系in越後湯沢駅@色塗ってみた
シティライナー



主な運用路線(過去のものを含む)

東北本線 高崎線 上越線
信越本線 越後線 白新線 羽越本線
中央本線 篠ノ井線 大糸線
東海道本線 飯田線 身延線 御殿場線
山陽本線 伯備線 呉線 可部線
富士急行しなの鉄道伊豆急行

関連タグ

113系 117系 119系 211系 213系 E231系
チクビーム

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