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路線データ編集


路線名高崎線
路線記号JU(東京〜大宮)
ラインカラーオレンジ
路線区間
  • 大宮〜高崎(正式区間)
  • 東京〜高崎(運行系統上)
路線距離
  • 74.7km(正式区間)
  • 105.2km(運行系統上)
軌間1,067mm
駅数
  • 19駅(正式区間)
  • 25駅(運行系統上)
操車場数1箇所
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複々線区間上野〜尾久
複線区間※
  • 東京~上野
  • 尾久~高崎
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令所
  • 東京総合指令室:東京〜神保原
  • 高崎総合指令室(CTC):高崎
列車運行管理システム東京圏輸送管理システム(ATOS)
第一種鉄道事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
第二種鉄道事業者日本貨物鉄道(JR貨物)

※京浜東北線等は除く


概要編集

大宮駅埼玉県さいたま市大宮区)と高崎駅群馬県高崎市)を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線。

運行系統上は東京駅東京都千代田区) - 高崎駅で、東京 - 大宮間は東北本線宇都宮線)を走行する。車両やダイヤは宇都宮線と共通である。

また、八高線気動車北藤岡駅(高崎線は信号扱いのみ) - 高崎間で高崎線の線路を走行する。


日本貨物鉄道(JR貨物)が第2種鉄道事業者として貨物列車を運行している。


1883年明治16年)に「日本鉄道第1期線」として、上野駅 - 熊谷駅間で開通したのが始まり。


全区間で上越新幹線国道17号(旧・中山道)が並行する。


車両基地編集

大宮駅近隣に大宮総合車両センター、籠原駅近隣に高崎車両センター籠原派出所が存在する。


直通運転編集

東京 - 上野間に旧列車線があった時代には東海道本線富士駅まで乗入れる普通列車等の設定があったが、基本的には上越線信越本線を通じた東京都と新潟県及び長野県方面を結ぶ長距離連絡線としての役割が高崎線の主体であった。

しかし、上越・北陸新幹線開通後は役割をバトンタッチし、沿線地域輸送へ特化。さらに上野東京ライン湘南新宿ライン発達に伴い、関東南部へのアクセスが強化されている。

現在の直通区間は以下の通り(特急運行区間は除く)。


・上越線:高崎駅 - 新前橋駅

両毛線:高崎駅 - 新前橋駅 - 前橋駅

・湘南新宿ライン:大宮駅 - 大船駅

・JR東日本東海道本線:東京駅 - 熱海駅

伊東線:熱海駅 - 伊東駅

JR東海東海道本線:熱海駅 - 沼津駅


混雑路線編集

高崎線は中距離電車内だけでなく、首都圏でも屈指の混雑となっており、宮原駅 - 大宮駅間は混雑率170%以上に達する。埼玉県では2番目に混雑する路線である。ちなみにかつては第1位であったが、2018年末現在武蔵野線へその座を譲っている。

横須賀線同様15両編成が行きかう中でも混雑率は著名混雑路線と肩を並べるレベルの路線。なお、横須賀線と違って混雑該当区間は全て埼玉県内である。


しかし、数ある混雑路線の中でも高崎線が恐ろしい本当の理由は、その混雑がほぼ終日であること。

夜間上り列車及び籠原行末端区間といった確実に空いている区間は存在するものの、それ以外の区間では座席が全て埋まり、立ち客が珍しくなくなる。特に吹上駅 - 大宮駅間上り列車はデータ上、最も長い区間混雑する路線というデータが出ている程であり、埼玉県民の足腰と忍耐力を鍛え上げている

上記で挙げた混雑率を助長する要素が、乗換駅が非常に少ないことである。

元上野始発路線達の複々線区間外の乗換駅を比較すると


路線区間乗換駅
宇都宮線大宮駅~宇都宮駅大宮駅・久喜駅栗橋駅小山駅・宇都宮駅
常磐線取手駅勝田駅取手駅・龍ケ崎市駅友部駅水戸駅・勝田駅
高崎線大宮駅~高崎駅大宮駅・熊谷駅・倉賀野駅・高崎駅

元々上野駅始発であった他の中距離列車線がこれだけの乗換路線を所持しているのに対し、高崎線は大宮・熊谷・倉賀野・高崎と、たった4駅しかない。しかも倉賀野は全八高線列車が高崎まで乗入れるため、事実上ノーカン。

また、並行路線ともいえる埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)は輸送力の問題から競合路線にはならない。東武東上本線が競合であると指摘する者もいるが、距離が離れ過ぎており、乗換駅もなく、両線間路線バスはあるものの幹線とは言い難い細々とした路線ばかりで、それぞれの沿線で生活圏が完全に独立している(東北本線は東武伊勢崎線東武スカイツリーライン)/東武日光線、常磐線はつくばエクスプレスが競合路線といえる)。

こういった高崎線へ頼らざるを得ないという要素が積み重なり、高崎線混雑率は長年高い数字となってしまっている。


また、並行路線が存在しない高崎線ならではのイベントとして、一部区間が寸断すればバスか新幹線で振替輸送というものがある。

これが最近行われたのが、2016年平成28年)3月15日に発生した籠原での送電設備出火による、丸1日以上の寸断発生時。

鉄道ファンからすれば、特急券なしで新幹線に乗れてラッキーであろう。

しかし、インタビューにもある通り、一般の通勤客からしたら乗換が嫌で仕方ないのだ。

・・・そもそも、新幹線振替乗車のために熊谷駅などでは大行列になっており、ただでさえ大変なのに更なる苦労をした。


この線には代えるものがないからね。



お願いします。高崎線にも東武スカイツリーラインやつくばエクスプレスのような優秀な競合路線を下さい。

なお、今の所目立った対策は行われていない。


その他の問題点編集

他にも大宮駅~熊谷駅間にある途中駅待避線は、宮原除き全て2面3線であること。

その2面3線も全て東京方面が平面で乗換えられる構造となっていないことから特快や快速アーバンなどの緩急接続の際に、階段を利用する必要があることなどが非常に問題となっている。

また、宮原のみ唯一の島式2面4線であるが、優等列車は基本的に全て通過するので緩急接続となっていないなどの問題がある。

ただし、裏を返せば、高崎方面待ち合わせは同一ホームでの対面乗換となるため、普通列車で上尾2番線へ停まり、3番線の快速アーバンへ乗換え、鴻巣駅3番線で降りて、2番線にいる先行の普通列車へ乗り継いで、北鴻巣駅吹上駅行田駅で降りるという時短ダイヤが一部に存在しており、1分でも早く帰りたい際に非常に便利である(が、まともに接続しないで、吹上などでの乗換えられない通過待ちダイヤや、後述の特快のように大宮 - 熊谷間で普通列車を一切追い抜かないダイヤも多い)。


他にも神保原駅 - 高崎駅は10両編成までしか対応していないので車庫があり、分離可能な籠原で分離さなければならず、15両対応ホームとなった深谷駅岡部駅本庄駅では定期列車で15両が運行されていないこと、高崎まで15両で対応出来ないので籠原で併結・分離しなければならないのでそれが遅延の要因となっている。

しかも、列車の構造上、籠原止付属編成5両が高崎駅寄りとなるため、付属編成5両が車庫へ向かわねば、本編成である高崎行列車が発車出来ないなどの問題も抱える。

その影響で、高崎始発一部列車が東海道本線を跨ぐ際にも全線10両で運行するなどのリスクが付き纏っている。

特に上野東京ラインが開通してからそういった問題が非常に顕著となっており、東海道本線の悲鳴の要因となっていることもあったが、東海道本線利用者の声を受けて、15両編成列車は大幅に増やされており、増々籠原以北との差別化が進んでいる。

根本的な解決には高崎までの各駅ホーム有効長を15両対応する以外にない。


また、高崎線単独区間である大宮以北に電車特定区間が設定されていないのも問題となっており、上田清司埼玉県知事(当時)が特定電車区間拡大を要請していた(ちなみに2023年令和5年)3月18日ダイヤ改正で電車特定区間内のみの運賃を値上げし、差が多少縮まっていた)。

しかし、2026年3月に「電車特定区間(東京)」「山手線内」の運賃制度廃止を伴う全面的な運賃値上げを国交省に申請したことが2024年12月6日にJR東日本より発表され、求めていたのとは逆の形で高い幹線運賃側(しかも幹線自体も値上げ)に寄せられることとなった(まぁ神奈川や千葉との運賃格差の問題であったから、解決することはすると言えるのか…)。


また、高崎線列車が乗入れる両毛線新前橋 - 前橋駅間が単線となっていることも前橋発着増発を弊害となっている他、本庄 - 新前駅間は新前橋電車区が新前橋付近にあるのに10両までして対応していないのでそういう意味でも弊害が残っている。





沿革編集

開通 - 国有化まで編集

  • 1883年(明治16年)7月28日日本鉄道第1期線として上野 - 熊谷間開通。
  • 10月21日:熊谷 - 本庄間延伸。
  • 12月27日:本庄 - 新町間延伸。
  • 1884年(明治17年)5月1日:新町 - 高崎間延伸に伴い、現在の高崎線区が全通。
  • 8月20日:高崎 - 前橋(廃止)間延伸。
  • 1889年(明治22年)12月26日:日本鉄道前橋 - 両毛鉄道(現・両毛線)前橋間延伸、日本鉄道前橋廃止。

国有化後 - 国鉄民営化まで編集


国鉄分割民営化後編集

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴いJR東日本が第1種鉄道事業者、JR貨物が第2種鉄道事業者として継承。
  • 2001年平成13年)12月1日:湘南新宿ライン運行開始。
  • 2015年(平成27年)3月14日:上野東京ライン開通。

運行形態編集

現在の運行形態編集

高崎線・上野東京ライン系統

  • 特急

以前は高崎線は特急街道の1つとして、東京都心と新潟・長野・北陸方面を連絡する役割を果たしていた。新潟方面は上越新幹線、長野・北陸方面は北陸新幹線へ役目を譲り、現在は東京と北関東を結ぶ地域間輸送列車が運行されている。


現在は日中に上野駅 - 吾妻線長野原草津口駅間で「草津・四万」、朝と夕方以降に上野駅・新宿駅 - 鴻巣駅・本庄駅・高崎駅間で「あかぎ」が運行されている。また繁忙期には上野駅 - 上越線水上駅間で臨時特急「水上」が運行されることがある。


詳細は各列車の記事を参照。


  • 快速「アーバン」

朝と夕方以降に運行される快速列車。湘南新宿ライン特快運行開始前はほぼ終日運行されていた。以前は両毛線前橋まで直通していたが、現在は高崎までの運行。上野東京ライン開業以降は朝下り列車が東海道本線より直通し、東海道本線内は普通として運行される。

詳細は快速アーバンの項を参照。


停車駅

小田原 - 上野間列車線各駅) - 赤羽 - 浦和 - 大宮 - 上尾 - 桶川 - 鴻巣 - (熊谷 - 高崎間各駅)


  • 普通

大半は上野東京ライン経由で東海道本線との直通を行なっており、一部はJR東海管内や伊東線へ直通する。また従来通り上野発着列車も設定されている。

日中は湘南新宿ライン快速と合わせて毎時4本設定されており、半数は籠原発着。

また前述の通り倉賀野 - 高崎間は八高線列車が加わる。

以前は上越線や両毛線発着列車も多数存在したが、現在は朝と夜のみ新前橋駅・前橋駅まで直通する。


湘南新宿ライン系統

詳細は当該項目を参照。


  • 特快

日中時間帯における速達列車で、「アーバン」を置換える形で毎時1本程度運行される。下りが1本平塚駅始発で設定されている以外は全列車小田原 - 高崎間運行。

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正で普通列車追抜きがなくなった。


停車駅

小田原 - 国府津 - 平塚 - 茅ヶ崎 - 藤沢 - 大船 - 戸塚 - 横浜 - 武蔵小杉 - 大崎 - 渋谷 - 新宿 - 池袋 - 赤羽 - 浦和 - 大宮 - 上尾 - 桶川 - 北本 - 鴻巣 - (熊谷 - 高崎間各駅)


  • 快速

通過駅があるのは横須賀線内のみで、高崎線内は各駅に停車する。

日中は毎時1本平塚 - 籠原間運行で、朝夕に小田原・国府津や高崎・両毛線発着列車が設定される。


停車駅

(小田原 - 戸塚間各駅) - 横浜 - 武蔵小杉 - 大崎 - 恵比寿 - 渋谷 - 新宿 - 池袋 - 赤羽 - 浦和 - (大宮 - 前橋間各駅)


過去の運行形態編集

首都圏と北陸地方や日本海縦貫線経由列車が運行されていたが、対北陸輸送は北陸新幹線に役目を譲り廃止、日本海縦貫線経由旅客列車は寝台特急あけぼの」廃止をもって運行終了した。


詳細は当該記事を参照。「ホームライナー鴻巣」に代わって設定された通勤特急。

2023年3月18日ダイヤ改正で「あかぎ」に統一された。


  • ホームライナー鴻巣

上野発鴻巣行の下り列車のみ運行されており、上野以外では乗車出来なかった。


なお、通常は高崎線特急で使用される大宮総合車両センター東大宮センターの185系200番台で運用されていたが、「3号」のみ急行「能登」の間合い運用として西日本旅客鉄道(JR西日本)金沢総合車両所489系が使用された。また「能登」臨時化後は同列車運行日に限り新潟車両センターの485系が運用されていた。


平日朝夕に運行されていた無料列車としては最速達種別であった。国鉄民営化後の登場当初は快速「タウン」と称していたが、後に通勤快速へ変更された。

2021年3月13日ダイヤ改正で廃止された。


停車駅

(上野 - 浦和間列車線各駅) - 大宮 - 上尾※ - 桶川※ - 鴻巣 - (熊谷 - 前橋間各駅)

※:下りの一部が停車


駅一覧編集

●:停車 ○:「あかぎ」のみ停車

▲:新宿行「あかぎ」以外停車

⭐︎:特別快速は湘南新宿ラインホームへ停車 レ:通過


※湘南新宿ライン快速は各駅に停車するため省略。


駅番号駅名特急快速特快乗換路線備考
  1. 東海道本線沼津まで直通運転
  2. 伊東線伊東まで直通
JU01(TYO)東京
  1. 東北上越北陸新幹線
  2. 山手線(JY01)
  3. 京浜東北線(JK26)
  4. 横須賀総武快速線(JO19)
  5. 中央線快速(JC01)
  6. 京葉線(JE01)
  7. JR東海東海道新幹線
  8. 東京メトロ丸ノ内線(M17)
  9. 東京メトロ東西線大手町・T09)
JU02(UEN)上野
  1. 東北・上越・北陸新幹線
  2. 山手線(JY05)
  3. 京浜東北線(JK30)
  4. 常磐線常磐快速線)(JJ01)
  5. 東京メトロ銀座線(G16)
  6. 東京メトロ日比谷線(H18)
  7. 京成本線(京成上野・KS01)
当駅発着あり
JU03尾久
JU04(ABN)赤羽⭐︎
  1. 湘南新宿ライン(JS22)
  2. 京浜東北線(JK38)
  3. 埼京線(JA15)
東京都/↓埼玉県
JU05(URW)浦和⭐︎
  1. 湘南新宿ライン(JS23)
  2. 京浜東北線(JK43)
JU06さいたま新都心京浜東北線大船方面(JK46)
↑湘南新宿ライン経由東海道線小田原まで直通
JU07(OMY)大宮
  1. 東北新幹線
  2. 上越・北陸新幹線
  3. 宇都宮線宇都宮方面(JU07)
  4. 湘南新宿ライン(JS24)
  5. 埼京線(JA26)
  6. 川越線
  7. 京浜東北線(JK47)
  8. 東武野田線(TD01)
  9. 埼玉新都市交通伊奈線(NS01)
宮原
上尾
北上尾
桶川
北本
鴻巣当駅止あり
北鴻巣
吹上
行田
熊谷
  1. 上越・北陸新幹線
  2. 秩父鉄道秩父本線(CR09)
熊谷FT※
籠原当駅発着あり
深谷当駅始発あり
岡部
本庄当駅発着あり
神保原
↑埼玉県/↓群馬県
新町
北藤岡八高線の駅。信号扱いのみ
倉賀野八高線
高崎
  1. 上越新幹線
  2. 北陸新幹線
  3. 信越本線
  4. 上越線/両毛線/吾妻線
  5. 上信電鉄上信線
↓両毛線前橋まで直通

※熊谷貨物ターミナル


駅の設備編集

両毛線高崎問屋町駅井野駅新前橋駅前橋駅を含む。


設備設置されている
自動改札機東京 - 高崎間全駅、高崎 - 前橋間全駅(井野の東口を除く)
みどりの窓口東京、上野、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、鴻巣、熊谷、本庄、高崎、高崎問屋町、前橋
指定席券売機東京 - 高崎間のほぼ全駅(倉賀野を除く)、新前橋、前橋
エレベーター東京 - 高崎間のほぼ全駅(倉賀野を除く)、高崎問屋町、新前橋、前橋
エスカレーター東京 - 深谷間全駅、本庄、高崎、高崎問屋町、新前橋、前橋
売店NewDaysKIOSKなど)東京 - 大宮間全駅(ただし尾久は改札外のみ)、宮原(改札外)、上尾、北上尾(改札外)、桶川(改札内)、北本(改札外)、鴻巣(改札外)、北鴻巣(改札外)、吹上、熊谷、籠原(改札外)、深谷(改札外)、本庄(改札内)、新町(改札外)、高崎、新前橋(改札外)、前橋(改札外)

使用車両編集

本項では高崎線系統車両について記載する。

東北本線・八高線系統については当該項目を参照。


現在の使用車両編集

自社車両

特急草津・四万

大宮総合車両センター所属特急形電車。

高崎線では主に5500番台が特急「草津・四万」「あかぎ」で使用される。

2500番台は東海道本線で修善寺発着特急「踊り子」や「湘南」で使用される車両。

高崎線の定期運用では一部「あかぎ」で運用される他、5500番台代走や臨時列車として「草津・四万」の運用に就く事がある。


  • 185系0・200番台

185系200番台 スカート大型

大宮総合車両センター所属の特急形電車。

2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正で定期運用を外れて以降は、波動用として臨時列車や団体列車で使用される。


高崎線では寒冷地用200番台が主として運用されていたが、東海道本線用0番台で運用される場合もあった。

過去の定期運用では特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」「ウィークエンドあかぎ」「ホームタウン高崎」、上野駅 - 水上駅エル特急新特急谷川」及び後身の特急「水上」、「ホームライナー鴻巣」や一部普通列車で使用された。


EF64形電気機関車

長岡車両センター・ぐんま車両センター所属電気機関車

寝台特急「北陸」「あけぼの」「鳥海」「出羽」牽引機。

「あけぼの」廃止後は定期旅客列車の運用は無いが、臨時列車や配給列車牽引等で使用される。


  • EF65500番台P型(501号機)

鉄面画 国鉄EF65形500番台電気機関車

ぐんま車両センター所属電気機関車。臨時列車牽引等で使用される。


伝統は関東を駆け抜ける

小山車両センター及び国府津車両センター所属近郊形電車。

基本編成は10両、4・5号車はグリーン車。付属編成は5両。

特急以外の全定期列車で運用される。


JR貨物所属

  • EH200形「ECO POWERブルーサンダー」

ブルサン

高崎機関区所属の電気機関車。定期貨物列車牽引機。


  • EF65形1000番台・EF210形(画像)

EF210形電気機関車

新鶴見機関区所属の電気機関車。定期貨物列車牽引機。


過去の使用車両編集

ここでは国鉄民営化後の車両について記載する。


自社車両

上沼垂運転区(現・新潟車両センター)・新前橋電車区(現・高崎車両センター)所属急行形電車。

上沼垂車は快速「ムーンライト」→「ムーンライトえちご」で使用された車両。老朽化に伴い、485系へ置換えられた。


新前橋車は臨時列車で使用された。


油絵 特急とき

幕張車両センター・大宮総合車両センター所属特急形電車。

幕張車は大宮総合車両センター東大宮センター常駐あずさ塗装マリ31・32編成が臨時快速「ムーンライトえちご」で2010年(平成22年)3月13日より485系新潟車に代わって使用された。

2012年(平成3月12日)ダイヤ改正で臨時急行「能登」が廃止され、485系が運用へ復帰したため、運用離脱した。


大宮車1000番台は波動用として臨時列車で使用。


長野車両所(現・長野総合車両センター)・大宮総合車両センター・豊田車両センター所属特急形電車。

長野車は定期運用では特急「あさま」、急行「妙高」で使用。北陸新幹線部分開通と共に高崎線運用より撤退。


大宮車及び豊田車は波動用として臨時列車や団体列車で運用された。


485系臨時夜行急行能登号

新潟車両センター所属の交直流両用特急形電車。

快速「ムーンライトえちご」、臨時急行「能登」及び間合い運用「ホームライナー鴻巣3号」でK編成が使用されていたが、T18編成が代走することがあった。

「能登」での運用中は「ムーンライトえちご」運用より外れていたが、廃止後に復帰した。


長野総合車両所(現・長野総合車両センター)所属交直流両用特急形電車。

特急「あさま」で使用されたが、北陸新幹線部分開通と共に運用離脱。


ありがとう651系1000番台

大宮総合車両センター所属特急形電車。

185系置換のため2014年(平成26年)3月15日ダイヤ改正より導入。

特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」や臨時列車で使用された。

2023年3月18日ダイヤ改正でE257系へ置換えられ引退。


トレス 高崎線

新前橋電車区→高崎車両センター所属近郊形電車。高崎線のかつての主力車両。

211系は湘南新宿ラインでも使用され、末期は東海道線用同様グリーン車が組込まれた。


THE NIGHT CLIMBERS

田端運転所(現・田端統括センター)所属電気機関車。

客車時代の急行「能登」牽引機。同列車489系電車化後は臨時列車の牽引機として使用された。


冬のあけぼの

長岡車両センター所属交直流両用電気機関車。寝台特急「あけぼの」牽引機。

全区間を牽引していた頃は上越線内での空転が頻発したため、上野駅 - 長岡駅間運用をEF64形1000番台へ変更した。


【HD国鉄客車_新02】寝台も座席もあります【14系】

尾久車両センター所属客車。

寝台特急「北陸」、急行「能登」で運用されていたが、「北陸」廃止と共に運用終了した。


寝台特急あけぼの(上野駅13番ホーム)

青森車両センター(現・盛岡車両センター青森派出所)所属客車。

寝台特急「あけぼの」「鳥海」「出羽」で運用されていたが、「あけぼの」廃止と共に運用終了した。


JR西日本所属

  • 489系

Before the Dawn ~急行能登号

特急「白山」「あさま」(一部)、急行「能登」及び間合運用「ホームライナー鴻巣3号」で使用された。

「能登」臨時化によりJR東日本485系新潟車へ置換えられ、定期運用を終了した。


JR貨物所属

EF66 100

吹田機関区所属電気機関車。

定期運用終了後もEF200代走で入線することがあった。


関連項目編集

東北本線 宇都宮線 上野東京ライン 湘南新宿ライン 八高線 上越線 両毛線 信越本線 上越新幹線 北陸新幹線 長野新幹線


外部リンク編集

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