データ
概要
京都鉄道博物館および京都水族館、京都市中央卸売市場第一市場の最寄り駅。観光地アクセス向上のため、行政からの要請により設置された。2018年7月20日に駅名が決定し、2019年3月16日のダイヤ改正にあわせ営業を開始した。
総事業費53億円のうち、30億円を国と京都市が負担した。
梅小路公園の北側に設置され、七条通をまたぐ形で相対式の8両編成対応高架ホームが設けられている。
普通列車のみの停車で、営業開始時から開閉式ホームドア設置済み。
コンコースには男女別のトイレ、多機能トイレのほか、小さな子ども連れが多く来ることを考え、授乳室と子ども用トイレがある。
駅の側面は、京都の町並みの「縦格子・縦縞」、京友禅の反物「縦長矩形(たてながくけい)」を想い起こす形態とし、駅改札口付近には「梅柄光琳梅(うめがらこうりんばい)」の形状を引用。
同駅設置の支障となるために廃止された短絡線を利用し、屋根付きの横断歩道橋として整備し、七条通北側へ向かいやすくしている。また、梅小路公園の七条入口広場の歩行者空間を整備し、さらに大型バス駐車場も効率的に再整備する。
隣の丹波口駅の由来である「丹波口」は現在の国道9号の原型である山陰街道の起点で、七条通と千本通の交差する地点付近にあり、当駅のほぼ真下である。また、高架化で500m北へ移転した丹波口駅の元々の場所へは当駅の方が近かったりする(約200~300m)。
利用状況
- 2022年度(令和4年)の1日平均乗車人員は3,300人である。なお、2022年度移動等円滑化取組報告書によると乗降人員は6,600人となる。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2019年(令和元年)度 | 2,415人 | 4,831人 |
2020年(令和2年)度 | 1,907人 | 3,814人 |
2021年(令和3年)度 | 2,345人 | 4,690人 |
2022年(令和4年)度 | 3,300人 | 6,600人 |