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「イケメンで強いのね! 嫌いじゃないわ!

演:須藤元気

概要

不死身の傭兵集団・NEVERのメンバーで、サブリーダー的ポジション。ムチと関節技を駆使して戦う(おそらく演者の須藤氏はK1ファイターだったため、中の人ネタだと思われる)。

独特のオネエっぽい喋り口調が特徴でリーダーの克己「克己ちゃん」と呼び慕う。

と言うか、戦いに乱入してきた謎のイケメンに思わず心を奪われたり、外伝作品で羽原レイカの美貌に嫉妬したりしており、オネエっぽいどころか、ガチで精神が女性である。

T2ガイアメモリの1つ・T2ルナメモリを使ってルナ・ドーパントに変身する。

性格は陽気でおしゃべり。劇中ではシリアスな雰囲気を(良い意味で)ぶち壊しにする迷言を色々と残している。

とは言え、NEVERの一連の行動(ヘリ爆破や風都市民をネクロオーバー化する計画等)に特に疑問も持たずに従っている等、冷徹な面も持つ……と言うよりも克己の望みを叶えるのを第一義にしているようで、それ以外の関心が薄いのが正解かもしれない。

劇場版の前日譚にあたるVシネマ「仮面ライダーエターナル」では、NEVERに加入する前の生前の姿も登場。

性格や喋り口調はいかにもと言う感じのヤクザ者だったが、大道克己との出会いにより全てが始まってしまった……

余談

元々はオネエキャラでは無く「関西弁を喋るオラオラ系」という設定だったが、堂本剛三とキャラが被るという事で代案として出されたのがオネエキャラであった。

その為、劇場版は脚本上は元の設定のままだが、演じた須藤氏がオネエキャラに変換して演じるという珍しい形が採られたらしい。

そこから数々の迷言が生み出され、また一部のシーンの撮影中には、須藤氏の演技に共演者やスタッフが笑ったらしい。

Vシネマでは脚本の三条陸氏が劇場版のアドリブを参考に京水のキャラをきちんと変更した上で脚本を作ったのだが、結局須藤氏がまたアドリブを入れまくったので、また脚本とだいぶズレてしまったらしい。

大道克己役の松岡充氏によると撮影当時そのフリーダムなアドリブから監督は終始放し飼い状態だったと後日談である風都探偵の主題歌に合わせたインタビューで語っている。

名前の由来は『狂酔』からだろうか。

京水語録

彼(彼女?)の名言を紹介する。ぶっちゃけ名言=迷言しか発していない気がする。

劇場版「AtoZ 運命のガイアメモリ」中

  • 『やってるやってる…… 私もそろそろ……行こうかしら……!』:京水伝説開幕。脚本段階では股間にメモリを挿す予定だった。おい、それOUTだろ。
  • 嫌いじゃないわ!』:言わずと知れた名台詞。汎用的で使いやすく、彼の寛容さがわかるセリフ。
  • 『イケメンで強いのね! 嫌いじゃないわ!』/『アァン、男前じゃなァい!』:前者は無欲な青年、後者は風都タワーの職員。意外と男の守備範囲は広い。
  • 『皆さ〜ん! 閉店の時間よ! 死にたい人以外は、帰って頂戴! 帰って頂戴! 帰ってちょーだぁぁぁぁぁい!! 帰って頂戴! 帰って頂戴!』:帰らなければ人生(と貞操)が閉店してしまう。
  • 『アッ、アァ……生き返るわァ…… あらヤダ、ヤダッ! 死んでるのに妙な話ね』:コミカルに見えるが、NEVERの運命を端的に物語るシリアスなセリフ。
  • 『優しく? それとも激しく? 激しくぅ!? 克己ちゃん一緒に踊りましょう!』:何を踊る気だオメーは。

Vシネマ

  • いい体してるじゃなぁい……でも、私の方が……おっぱいおっきいわ…… 私の方がッ! おっぱいおっきいわッッ!! ……何か気に入らないのよねェ…!』:京水さん、それ乳房やない、大胸筋や。
    • なお撮影時、待機してたキャストとアクション部モニターを見てたスタッフの間に坂本監督からカットがかかった瞬間、あまりの迫真さに笑いが生まれている。ちなみにだが、このセリフは完全なアドリブである。松岡充氏と杉本彩女史はこのシーンに映っていたが、見事に耐え切った。両者の俳優としての完璧な技量もうかがえる名シーンである(メイキング動画推奨)。
  • 『素人はお黙りッ! あんたなんかに、克己ちゃんの崇高な目的はわからないワッ!!』:首を左右にスライドさせながら。

レイカ『ハナっからそんな事わかる訳ないでしょ! 変なオッサン!』

  • 『そう、変なオッサ……変なオッサン!? 言ったわねッ!? あんたレディーに対して最大の侮辱をッ!! ムッキー!!! アッ痛ァい!!(疾走&転倒)言ったわねェん!?』レディーなのか?(この時、目が結構ガンギまっていた)ちなみにこのシーン須藤氏は素でこけている。
  • 『今日はカレーだったの!! モンゴリアンチョップ!!』、『カニばさみ……ニーホールド!!』:さすが京水さん、プロレス技を分かり易く教えつつ、実演もこなしてくれる。たぶん中の人ネタ。
  • 『逃げたわね? ナイフ振り回して……刃物は絶対ダメッ!!!』:画面の前の子供達に刃物の危険さを説く京水さん。自身もナイフで刺された経験がある為か熱意がすごい。
  • 『気を付けて克己ちゃん! こいつ強いわ! 特に……縛りがね! 嫌いじゃないワァん!』:Sっ気だけでなく、Mっ気も完備している京水さん。
  • イってきまぁぁぁぁぁぁあす!』:果たしてどこにいこうとしているのか。
  • 『テメエら……はめやがったな……? 仁義はどうしたんだよ……仁義はどうしたんだよ!! あァ!?』:貴重な生前の漢時代のセリフ。しかし、仲間思いな点や感情が荒ぶると、同じ発言を繰り返す癖はこの頃より表れていたと思われる。

仁義破り「この渡世に、そんなモン30年前からあるけぇ」

克己「こんな連中忘れちまえ。お前は俺のモンだ……

  • 『素敵、アァ……貴方に刺されたかった…… ス……テ……』:仲間に裏切られ、ナイフで刺される。それで目覚めるってどうなのよ。↓
  • 『キーッ!!! アーッ! ヤバイ!! 私人生振り返っちゃってる!! アッ、走馬灯だわコレ、走馬灯!! これは酵素切れで死んだんだわ、死んでしま……アッ、でも私死んでる、死んでるのに死んでるってどういうこと? デスとデス、死んでしまうんデース!!』→「あァァもォうるさァい!! キョオオオスイッ!! お前黙ってろよもう頼むから!!
  • 『勃たなくっちゃ! 勃たなっくちゃ! ビンビンに勃たなくっちゃっ!! 克己ちゃんと一緒にいるあの素人女じゃ不安よ! 全然期待出来ない!!』:彼のプロ意識が垣間見えるセリフ。こっちじゃなくて闘志を奮い立たせる……の意味合いのはず……。
  • 『く〜ね〜くね〜くねくね〜〜♪ エイッ! く〜ねくね〜くねくね〜〜♪ 効かないわよっ! ぬ〜るぬる〜ぬるぬる〜♪ ウゥ! ぬ〜る〜ぬる〜ぬるぬる〜〜♪ 来なさァい!』:セリフよりもぬるぬる動いている。
  • 『実を言うと、私……女に厳しい。』:知ってます。

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泉京水
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