ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に縁の下から現れた首の長い入道が、行燈の油を舐めている様子が描かれている。


石燕による解説によると、怠け者であった人間が死後転生した妖怪で、夜なべをして仕事をしている者がいると行燈の火を消したりして邪魔をすると書かれており、昭和や平成の妖怪辞典にも同様の解説がされている。


妖怪研究家の多田克己は「火間(かま)」は釜や窯などの台所用品、「火虫(ひむし)」「燈蛾(ひとりむし)」はゴキブリの異名であることから、残飯や行燈の油を舐めるゴキブリを指していると分析している。


また石燕の解説には江戸時代にあった「へのへのもへじ」のような文字で入道を描く言葉遊び「ヘマムシヨ入道」の一文字を変えたものであるとの記述がある。

妖怪豆知識42話 らくがきパック

創作での扱い

地獄先生ぬ~べ~

地獄先生ぬ~べ~ 妖怪図鑑②

#188「なまけ妖怪ひまむし入道の巻」に登場。

怠け者の男が生きたまま転生してしまった妖怪で見た目は某恐竜の子供のような姿。働いているものの仕事を邪魔する妖力を持つ。元に戻るには働くしかないのだが…

ぬらりひょんの孫

京妖怪に所属する妖怪として登場。ほぼモブ。

ゲゲゲの鬼太郎

2期鬼太郎第37話「地相眼」にモブとして登場。


関連イラスト

火間虫入道-ひまむしにゅうどう-火間虫入道火間虫入道:ひまむしにゅうどう(レタッチ)キャラクターイメージ20

関連タグ

妖怪

怠け者 ゴキブリ

関連記事

親記事

妖怪 ようかい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3728

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました