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片原烈堂

かたはられつどう

漫画「ケンガンアシュラ」「ケンガンオメガ」の登場キャラクター。
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願わくば…出番がないことを祈ってるぜ


プロフィール

所属企業大日本銀行(企業序列1位)護衛者別働隊『殲滅部隊 隊長』
身長181cm
体重75kg
年齢21歳
誕生日6月9日
得意な楽器ベース
休日の楽しみ片原鞘香と遊ぶこと

概要

 大日本銀行の総帥・片原滅堂の実子にして、『護衛者』の別働隊である『殲滅部隊』の隊長。顔の左半分にタトゥー(ヘブライ語で"拳に願う"の意)を入れ、髪の右サイドを三つ編みにした色男といった風貌。愛煙家。

 「五代目・滅堂の牙」こと加納アギトの世話係としての面も持つ。拳願会職員であり、拳願絶命トーナメントにて司会兼実況を担う片原鞘香は腹違いの姉。

護衛者の部下からは「若」と呼ばれている。

 なお、アニメには登場していないが、原作者曰く声のイメージは強いてあげれば関俊彦とのこと(2015-04-20時点)

 得意とする格闘技はナイフを用いたシラット。本人は格闘技にそこまで執着はしていなく父の後を継ぐつもりらしい。


ケンガンアシュラでの活躍

 初登場は拳願号(単行本5巻)。加納アギトに対し激励の言葉を贈る。願流島への到着後、滅堂による初日のバカンス(正確には闘技者同士の戦力分析)の最中、トーナメントの準備が万全であることを滅堂に伝えた際、初めて名前と肩書きが明らかになった。

 絶命トーナメント第一仕合の開始と同時に、想定される何らかの非常事態に備えるべく、殲滅部隊を率いて巡回を開始。この時点で片原鞘香の腹違いの弟であることが言及されている。


 第四仕合の終了後(単行本8巻)再び登場。鞘香と滅堂に無線を繋げ、東の海岸線にて侵入者の痕跡を報告、対応を開始。侵入者である「黒使」と護衛者の交戦場に到着すると、彼等に北の断崖に向かうよう指示。殲滅部隊のみを残し交戦を開始する。

 黒使の掃討後、北の断崖からの侵入跡の報告を受け、内部のスパイの存在を確信。捜索に移る。一回戦目全仕合の終了後、滅堂による追加ルールの発表が行われることとなり、殲滅部隊と会場の警護に当たる(単行本15巻)。


 以降、しばらく出番がなかったものの、東電によるクーデター鎮圧にて登場(単行本22巻)。殲滅部隊・呉の里居残り組と共に呉雷庵の元に駆けつけ鎮圧を行った(殺戮を楽しむ雷庵を邪魔する形となったため、彼からは非常に激しく罵られることとなった)。

 トーナメント最終日では、他の護衛者同様に会場内の警備を担当。鞘香の薄着に対し、心中穏やかではないところを三朝に宥められながら警備を続ける。


 三回戦目最終仕合終了後(単行本24巻)、桐生刹那の暴走により殺害された護衛者の元に皆生と登場。殺されながらも刹那へ傷を負わせたことを称賛し、殲滅部隊と護衛者を集合させ、犯人の捜索を開始する。

 捜索途中、刹那を下した王馬と山下に出くわし、刹那の身柄を託される(単行本25巻)。これに対する王馬への礼として、次仕合の時間を二時間後ろにずらすよう滅堂に伝え、休息の時間を確保させた。

 絶命トーナメント終了後、一コマだけ登場。殲滅部隊と共に何処を見つめ、煙草をふかす姿が同作最後の登場となった。


ケンガンオメガでの活躍


 『蟲』に襲われた山下一夫の窮地を救ったある"重要人物たち"の登場後、姿を現す。護衛者も数人引き連れており、光我の元に向かわせ、生還の手助けを行った。

 戦闘により死亡した『蟲』の処理を『専門業者』に任せ、『蟲』の運搬と逃亡した夏忌の捜索を護衛者に指示。山下ともう一人をその場に残し、もう一方を連れて"集合場所"へと去って行った。


 その後捕らえた『蟲』が次々と死亡したことを滅堂に伝えると、前述の事情も加味し、集合場所の変更。先に山下等をヘリコプターにて『呉の里』へと護送させた。

 翌日、『呉の里』に到着すると、呉の面々に対し、彼等を東京まで護送することを伝える。


 煉獄との対抗戦当日にも登場。飛行機の内部にて加納アギトと再会し、対抗戦に参加する八代目滅堂の牙の存在と、彼の就任が自身の推薦であることを伝えた。

 対抗戦開始後は準レギュラー格に昇進。VIPルームにてラルマーと共に仕合を観戦しており、一試合目の顛末に対し、苦言を呈した(ラルマーへの気遣いという面もあった模様)。


 79話にて、数コマだが登場。四仕合目の観戦時、ラルマーの何故体躯に劣るものが巨漢を殴り倒せるのかという問いに対し、強さは力だけではないと答えた後、回想の形で若かりし頃の烈堂と三朝が登場。三朝より、体躯が劣るとしても持っている物を上手く使えばそうそう負けることはなくなると手ほどきを受けていた。ちなみに当時は"若"ではなく"坊ちゃん"と呼ばれていた模様。


 容姿に関しても現在とは要所が異なり、ブレザーらしきものを着用し、顔の特徴的なタトゥーはない。髪型にしても現在とは随分印象が違い、後ろ髪は加納を連想させ、前髪は短く、両目がはっきりと見えていた模様。なお、時系列は不明。


 六仕合目、加納アギトと呂天の仕合時点でvipルームから退出。ラルマーと共に滅堂等大日本銀行所属の面々と仕合を観戦する中、鷹山、滅堂より絶命トーナメント後のアギトの修行の成果について説明を受け、彼の無形発動時の豹変が蠱毒による防衛本能であったこと、二年を掛け、それを克服したことを知る。

 その後、六仕合目がアギトの勝利により終了したことで楽し気に燥ぐ滅堂に嘆息する姿が見受けられた。


 七仕合目、雷庵とアランの仕合による想定外の結末、それによる乃木と恵利央の口論を見届けた後、

征西派と呉一族の衝突に際し、勝ち目があるかについて滅堂に問いかける。



実力

 ケンガンオメガにて戦闘スタイルが拳法であることは判明したものの戦闘描写が少なく、作中では黒使・守護者・蟲(ケンガンオメガ6巻にて小さく絞め技を行っているコマ有り)との戦闘以外に実力を披露することはなかったが、原作者の解説(単行本12巻参照)にてその実力が極めて高いことが分かっており、未だに底は見せていない模様。事実、作中では相当な実力者集団を終始軽々と圧倒しており、傷を負った描写も一切ない。


 『煉獄』との対抗戦当日、アギトと八代目『滅堂の牙』について語り合った際、その実力がアギトから次の『牙』へ推されるほどのものであると判明しているため、作中でも相当上位に位置することは間違いないと思われる。現に蟲に狙われているある重要人物の護衛も担っていることからも実力の高さが窺える(蟲への対策として一か所に留まってはいられないため)。


 拳法の師はかつて殲滅部隊で烈堂の副官的存在であった三朝。師である三朝の使う武術のシラットを使っており、シラットには武器術もあることから、武器を使っての戦いも対応しており、ナイフを使っての戦いも行う。王馬からは素手でも馬鹿みたいに強いと言われており、王馬が『呉の里』での心臓移植後の2年間のリハビリ生活の中で行なっていた、呉家の人間との手合わせの中でも、特にヒートアップしやすい雷庵との手合わせに介入出来る実力から「自身と雷庵の『喧嘩』に割って入れるのはアイツくらい」と烈堂の強さを言っており、『中』の生まれの実力者を圧倒した烈堂の戦いを見た光我からは「闘技者にも成れる」と言われているが、本人は自身を「器用貧乏」と例えており、徒手を突き詰めた奴には勝てないと言っている。また本人の目標が父である滅堂であることから、闘技者には成るつもりは無い模様。


シスコンキャラとして

 腹違いの姉・鞘香への呼称については人前では「姉貴」、二人きりの時は「姉ちゃん」と使い分けている(携帯電話の登録名も「姉ちゃん」)…が、たまに人前で「姉ちゃ…」と出かかってしまうことも。そう、烈堂は茂吉・ロビンソンにも劣らぬシスコンである。

 頻繁に弄る癖があるサイドの三つ編みにしても、元は適当に伸ばしているだけだったが、鞘香の三つ編みを褒めた際にお揃いにされ、それを褒められたことから延々と続けている。合コンへの参加(鞘香自身はただの飲み会感覚)や露出過多な衣装を用意しようとした場合はすぐさま止めにいき、果てには他人が鞘香への破廉恥な妄想を抱いたことすら察知する。……と、このように、鞘香が奔放な性格であることを差し引いても相当なシスコン。

殲滅部隊の部下の前でもシスコンぶりを隠さないため、烈堂が鞘香のことを心配するたび三朝が諌めたりツッコミを入れたりしているが、隠れ鞘香ファンの皆生と無口な羽合はあえて何も言わない。


以下は作中にて行った鞘香絡みでの彼の動向。


ケンガンアシュラ

・単行本7巻おまけ漫画にて、絶命トーナメントの司会衣装があまりにも露出過多であるため強く止める。

・同じく7巻、風呂上がりに全裸で歩き回る鞘香を諫める。

・同じく7巻、氷室がセッティングした合コンに参加しかけた鞘香を引き留め、共に帰路につく。

・単行本11巻裏表紙にて下着姿を披露した鞘香を見て絶句し、緊急事態として護衛者をかき集める(なお、この時の表情は目を見開き、目元に深い影を見せ、歯は噛み締められているという中々に凄い表情であり、傍に居た三朝が狼狽するほど)。

・同じく11巻の四コマ漫画で鎧塚サーパインガオラン・ウォンサワットに鞘香を紹介する姿を苛立ち混じりに監視。

・単行本15巻にて、一回戦の打ち上げに参加する鞘香に対し、赤面しながら上着を掛ける。

・単行本19巻裏表紙にて初見が鞘香の登場する破廉恥な夢を見たことを察知する。

・単行本26巻裏表紙にてほぼ全裸となった鞘香に上着を着せに全力で走る。


ケンガンオメガ

・単行本6巻。呉の里に降り立ち、食事を済ませると真っ先に呉風水に鞘香の近況を問い掛ける(すぐに「冗談」と補足したものの、「本気だったろ」と内心ツッコミを受けていた)。

・単行本6巻おまけ漫画にて、成島光我の退院祝いに向かった鞘香から送られてきた写真付きメールを見た瞬間、青筋を立てる(送られてきた写真の中で、光我が物凄い笑顔で鞘香と肩を組んでいた為。ちなみに内容は今からでも祝いに来ないかという誘い)。


マンガワンのちょい足し

・一回戦終了後、鞘香へのナンパ防止のため、彼女も参加する打ち上げパーティを阻止しようと動く。

・クリスマスの予定と彼氏の有無をもじもじしながら尋ね、居ないから一緒に過ごそうね、と返事されたことで「しょうがねぇな」と言いつつ顔色がぱぁっと明るくなる(彼氏の代わりにサーパインとガオランを呼んできたが)。


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