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磐手

いわて

出雲型装甲巡洋艦の二番艦。日露戦争で活躍し、太平洋戦争の呉軍港空襲で沈没するまで運用された。

概要

日本海軍の一等巡洋艦。出雲型装甲巡洋艦の二番艦。艦名は岩手山に由来する。


六六艦隊計画の一隻として、同型の「出雲」とともに英国アームストロング社に発注され1898年に起工、1901年に就役。基準排水量9750t、武装は主砲4門(20.3cm)、副砲14門(15.2cm)に加え、45.7cm水中魚雷発射管4門を備えていた。


艦歴

日露戦争では「出雲」とともに第二艦隊の主力艦として日本海海戦にも参加し、第一次世界大戦では第二特務艦隊旗艦としてはるか地中海にまで派遣されている。


長らく士官候補生の遠洋航海用の練習艦隊配属艦として運用され、それは香取型練習巡洋艦の竣工する前年の1939年まで続いた。


1921年に一等海防艦に艦種変更されていたが、1942年の海防艦定義見直しに伴い一等巡洋艦に再度類別された。


太平洋戦争では、同じく日露戦争時からの老兵である「出雲」「常磐」と異なり一貫して瀬戸内海を離れることなく練習艦として運用され、1945年7月24日の呉軍港空襲で至近弾を受けて損傷、浸水を生じ、26日に着底した。

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