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概要

スレッタ・マーキュリーが髪を下ろした姿。

スレッタは何時も母・プロスペラの与えたヘアバンドを着用しているが、Season2のED『Red:birthmark』で髪を下ろしていた事から、母の支配からの解放を示しているのでは? と考察する識者が多い。


解説(実質『Red:birthmark』)

本編などで登場するスレッタは概要で述べたように母のヘアバンドを愛用しているが、『Red:birthmark』のEDアニメーションでは髪を下ろし妖艶な表情も見せ精神年齢の高さが印象的となっている。

さらに、彼女は学園の制服といった服装を考慮しても本編などではあまり胸囲を強調されていないのだ(作中の発言からミオリネよりはあるとされている)がEDでは珍しく強調されており、「大人」になったスレッタとも解釈出来る描写となっている。


一方で、スレッタにしては良くも悪くも成熟しすぎているためある人物(リンク先ネタバレ注意!)の成人した姿ではないかとの意見も存在するほど。

2023年4月30日配信の『魔女ラジ』第29回で『Red:birthmark』のEDアニメーションに触れた際も、パーソナリティの二人は(収録時点で設定を知らされていないとはいえ)スレッタ本人である可能性を否定しているともとれるコメントをしている。


本編ではスレッタがバンドを外す展開は現状描かれていない。


しかし、第19話で登場したスレッタはヘアバンドが無くなっていた。お腹が減り、冷蔵庫を漁っていたところをチュチュ先輩に見つかり、地球寮のみんなの場所へ連行される。その漁っていた光景をネットの間では「山から下りてきたタヌキ」、「盗み食いをする水星たぬきと呼ばれた。


ある場所から帰ってきたマルタンはみんなの前でニカテロリストの内通者であることを明かし、とある人物との邂逅を経て、独りよがりだった自身の考えについても謝罪する。そして、スレッタはマルタンの『一番じゃないやり方』という行為を見にする。


その後、アーシアンのデモ組織とベネリットグループの軍隊との武力衝突が発生したこと、その原因を作ったのがデモ鎮圧のため交渉に向かっていたミオリネであることが、ニュース番組で報道された。それを見たスレッタは、この騒動がミオリネではなく裏で糸を引くエアリアル(エリクト)とプロスペラによるものだと察知し、2人がこの計画に自分を巻き込まないためあえて見捨てるふりをしたのだと悟る。彼女は「わたし、何も分かっていなかった」と自身を省み、強い瞳で前を見る決意をした。


以上のことから、ただ親の言うことを聞いていただけの少女は誰かに選んでもらった行動ではなく、自分の意志で『たとえ、それが一番じゃないやり方』でも一歩を自らの足で進む。


余談

  • かなりの親和性が確認できる少女革命ウテナ姫宮アンシーも常に長い髪を丸めたアップに眼鏡をかけた姿をしているが、この状態では心を閉ざした薔薇の花嫁に徹している。中盤までは夜中のテレビショッピングも眼鏡をかけ髪はナイトキャップに収めて確認できない。終盤は寝る前に眼鏡をはずし長い髪も下した状態でウテナと会話しているがここで本心や深層心理が垣間見える。本来は眼鏡の視力矯正は必要なく、最終話では薔薇の花嫁から心を開放して髪を下ろし、眼鏡を理事長室の机に置いて最愛の兄の元から去っていく。この事からスレッタの本心の現れではないだろうか。

関連イラスト

初出(?)の『Red:birthmark』タグでの作品数が多い。

スレッタイケメンのスレッタちゃん

二期EDに出てくる子髪下ろしスレッタちゃん


関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女Red:birthmark

スレッタ・マーキュリー ????????(リンク先ネタバレ注意!)

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