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CV:内藤有海

私は何か選択を間違えてしまったようですね。


概要

名前はアニメ版のクレジットより。

みすぼらしい服を着た少女の姿をした魔族。丁寧な口調で話す。

とある村で子供を食べたため勇者一行に討たれそうになるが「お母さん…」と呟いたことで境遇を哀れんだヒンメルと村長の意向により村長の養女となる。


しかしその数日後、村長夫妻を殺害した。

食べた子の両親が向けてくる敵意の視線を疎み、それを解消しようと村長の娘を代わりの子供として差し出そうとした行動であった。

代わりの子供を差し出しても解決することはないと理解したその後は今度は村長の娘を人質に取ろうとしたが、娘を助けるためヒンメルによって両腕を切り落とされフリーレンの魔法で消滅した。


「だって殺せなくなるでしょう」「まるで魔法のような素敵な言葉」


そもそも劇中の魔族は子育ての習慣がなく、「家族」という概念も持たない。

「お母さん」と口にした理由は単純にその言葉を口にすれば人間が殺すのを躊躇うからであり、母親・親子が何なのかはまるで理解していなかった。


「魔族にとって言葉は人を欺くためのもの」「人の声真似をするだけの猛獣」ということを示す一幕であり、魔族がどのような生物かをヒンメル(と読者)に教える存在となった。



余談

上記のセリフを利用して、人助けをしようとして間違った行動をとる所謂「良かれと思って」「地獄への道は善意で舗装されている」的なシチュエーションのネタが流行っている。

お手伝いする魔族ファスト魔族

誕生日のお祝いです私は何か選択を間違えてしまったようですね


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