「任せろ 最短ルートを設定する」
演：葉山侑樹
概要
ブンブンジャーの一員で、ブンブルーに変身する青年。常にウイングカラーシャツ・ネクタイの、濃紺のスーツを着用する。
名前の本来の読みは前述の通り「いしろう」であるが、大也(1話からは未来からも)からは射の字を音読みにした「シャーシロ」のあだ名で呼ばれている。
あまりにこう呼ばれるのですっかり定着してしまい、阿久瀬錠からは「シャー・シロ」という本名と勘違いされていた。
本職はフリーのスパイで、世界規模のネットワークを活用し情報を集めるのに長けた「情報屋」として、「届け屋」ミッション遂行時の最短・最適ルートの構築、そして宇宙規模であるビッグバングランプリの情報収集を担当している。また、ハシリヤン出現時には自ら現場に赴く他、ミッションによっては射士郎が運搬役を担当することもある。
人物
クールかつ几帳面な性格で、常にリスクを考えた上で行動に及ぶのを常とする。そうした気質ゆえか、変身後の名乗りに対しては少々抵抗があるような素振りを見せている・・・のだが、かと思えば「変身合体講座（参考リンク）」ではブンブンチェンジャーのデザインなどを説明する際、前述したクールさはどこへやらなハイテンションぶりも見せていたりもする他、
バクアゲ4のサウナグルマーとの巨大戦で週3でサウナ通いする程のサウナ好きである事も判明している。
本業の特性もあり他人を初見では信用しないスタンスで、ブンブンジャーに新規加入した未来や錠に対しては、当初は「ブンブンジャーとしては認めない」「俺は信じない」と否定的な姿勢を見せていたが、大也の惚れ込んだ人材として一定の信頼を置くとともに、ハシリヤンとの共闘を経て態度を軟化させていく。
さらにバクアゲ6のトイレグルマーとの戦闘でトイレグルマーの本音を引き出す技「水洗ジャー」を浴びた際には、普段の皮肉かつクールな情報屋の顔はどこへやら、錠へ裏の顔がないか疑って尾行したことをブンブラック/錠の足に縋り付き、更に熱いハグで素直に許しを請うた挙げ句、本音の性格が表出して未来と錠を引っ張る(この時大也は別件で不在だった)と半ばキャラ崩壊にも見えるレベルの、熱血系な本心を秘めているギャップが明かされた。
現時点ではあまり多くは語られていないものの、大也とは物語開始以前からの付き合いであり、玄蕃と共にブンブンジャー結成経緯も含めて認知し、多くを語らずとも互いの意図するところを読み取り、的確に行動に移すだけの関係を構築している。
とはいえ、自身の想定外の行動に及ぶこともしばしばな大也には振り回されることも多く、呆れた素振りや皮肉を交えた物言いを示すことも少なくはないが、一方では彼に対して全幅の信頼を置いてもおり、それすらも見通したような姿勢を見せる大也に「お前の”惚れた”はズルいんだよ」と嘯きつつも、最終的にはその決断に付き合うスタンスを通している。
余談
- 名前は「メーター」と「シャーシ」に由来するものと見られる。「シャーシロー」というあだ名もこれを強調するためにわざと設定されていると思われる。
- 前述した大也との関係性については、番組公式サイトにて「何を隠そう射士郎は大也が大好き」とハッキリ明言されており、同時に過去の類似例を引き合いに出しつつ、「常に物事を楽しむ圧倒的な男の隣には皮肉な理解者がいるもの」との説明もなされている。
- 衣装のうち、ネクタイとワイシャツはオリジナルブランドの紳士服専門店「ドクターベリー」のものが使用されている。ネクタイのデザインに当たっては、情報屋にしてスパイである射士郎の多面性を表現する形で、結び目で柄が切り替わるクレリックタイを基本としており（参考リンク1）、織り柄の異なる複数のパターンが考案された。
- このうち、初回などで着用されたものについては、青と黒のチェック柄の一部の大きさを変えることにより、小さな四角でできた斜めラインがあたかも車が通った跡のように見える形とされている（参考リンク2）。
関連タグ
ヤンマ・ガスト←鳴田射士郎
