概要
愛知県名古屋市中区千代田五丁目にある、JR東海中央本線(中央西線)と名古屋市営地下鉄鶴舞線の駅。
当駅の東、昭和区側に鶴舞公園(「つるま」公園と読む)が広がり、これが駅名の由来になった。
また名古屋大学医学部と同附属病院、名古屋工業大学の最寄り駅ともなっている。
駅構造
JR東海(CF02)
相対式2面2線の高架駅。
当駅は1928年9月6日〜11月30日にかけて、御大典奉祝名古屋博覧会が鶴舞公園において開催されるのに伴い、その便宜を図る目的で設置された「鶴舞(つるまい)公園」臨時乗降場が、その始まりである。
正式な開業は1937年4月21日。地元が駅用地約800平米を寄付、工事費を負担し、道路を新設することを条件に建設された。その背景には、現在の名古屋市立東山動植物園の前身「名古屋動物園」が、鶴舞公園から東山に移転することになり、衰退の危機を感じた地元振興会が、名古屋市や国に繰り返し陳情したことが挙げられる。
名古屋市営地下鉄(T10)
相対式2面2線の地下駅。
開業前の仮称は「鶴舞公園」駅だったが、当時の国鉄に合わせて鶴舞駅とした。
隣の駅
JR東海 | ||||
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中央西線 | ||||
種別 | ←名古屋方面 | 当駅 | 中津川方面→ | 備考 |
| 通過 | |||
普通 | 金山駅(CF01) | 鶴舞駅 | 千種駅(CF03) | |
名古屋市営地下鉄 | ||||
鶴舞線 | ||||
種別 | ←上小田井方面 | 当駅 | 赤池方面→ | 備考 |
普通 | 上前津駅(T09) | 鶴舞駅 | 荒畑駅(T11) | ※ |
※犬山線内が急行となるものを含む