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概要

あだち充によるボクシング漫画であり、週刊少年サンデーにて2001年第36・37合併号 から 2005年第12号まで掲載された。

主人公とヒロインの名前が共に「かつき」である事と、作中中盤で主人公とヒロインのライバルが両方とも交代するのが特徴。


あらすじ

光葉高校に入学した里山活樹は、同じクラスの水谷香月に近づくために、友人の川上京太郎とともに、香月の父親の運営する、ボクシングの水谷ジムへ入会した。しかし、香月の父親は離婚しており、香月本人もボクシングを嫌いになろうとしていた。


ふとしたことから、香月と活樹はスパーリングをすることになり、そこで、その場にいたみんなが活樹の才能を見抜いた。その後いろいろなことが重なり、活樹とともにボクシング部に入部することになる。活樹の父親で、逃げの天才だった元プロボクサーの里山八五郎をコーチに迎え、二人の"かつき"の運命が動き出す…(Wikipediaより)


登場人物

里山活樹

主人公。光葉高校1年B組(後に2年A組)。5年前に母親を亡くしている。なぜか古文が得意。

名前が同じという事もあって入学以来気になっていた香月に近付くためという不純な動機で、香月の父が会長を務める水谷ボクシングジムに入会しボクシングを始める。自宅の体重計が壊れていてバンタム級だと思っていたが、実はライバルが犇めくフェザー級だった。

実の父親である赤松隆介と育ての父親である里山八五郎という二人の正反対のボクシングスタイルの両方の才能を濃く受け継いでいる。


水谷香月

ヒロイン。活樹のクラスメート。父親は元東洋ウェルター級チャンピオン『水谷剛史』。勝ち気な性格でボクシングがものすごく強い。母が父の性格を嫌って離婚しており、現在は母親と暮らしている。その為にボクシングを嫌っている。ガソリンスタンドで変装してバイトしていたことが校長にばれて、その弱みに付け込まれ新ボクシング部に入部する羽目になった。身長は160cm程。

音楽室の幽霊を信じる、など、思い込みが激しい?性格。


川上京太

活樹の幼馴染でクラスメート。お調子者だが、友達想いな一面を持っている。活樹と同じく香月に近づくためにボクシングを始めるも夢中になる。入学した時から香月に目を付けていたが何度も振られる。ライト級。


紀本高道

香月の幼馴染で彼女に想いを寄せているが、異性として相手にされていない。活樹の最初のライバルだったが、岬新一の登場で出番が無くなる。


半沢みのり

活樹の好きな女子で香月を恋敵としている。香月にとっては女性として格下のライバルであり、彼女の足を引っ張る様な姑息なアピールを活樹にする事が多い。活樹と香月がボクシングに関係無く両想いである事を知らず、活樹に全く相手にされていない。はっきり言って、二人の邪魔をしているだけである。

紀本同様に女性としてレベルの高いライバルの登場で出番が無くなる。


岬新一

活樹の作中最大のライバル。有言実行型の天才であり、ボクシングでも恋愛でも手を抜かない。


南条理子

活樹の実父『赤松隆介』が所属していた翔拳ジム会長の孫娘。赤松と共に見た夢を活樹に叶えて貰いたいと思っている。活樹の事を赤松の分身又は生まれ変わりの様に思っている様である。


内田仁

八五郎が所属していた光栄ジム所属のボクサー。フェザー級。無愛想で暴力的な性質を持っているが、決して悪い人間ではない。岬の幼馴染で親友。活樹と同年齢だが、高校を暴力沙汰で退学しており、スーパーで働きながらアパートで暮らしている。評判の悪い金持ちの父親がおり、父親は勿論の事、彼に似ている(と思っている)自分にも嫌悪感を抱いている様子である。

関連イラスト

ミックスボクシングKATSU!模写


関連タグ

あだち充 週刊少年サンデー


原田正平…あだち充作品に置いて、ボクシングという話題では一番有名なキャラクターだと思う。

スローステップ…主人公(女性)がしているのはソフトボールだが、相手役である男性陣がボクシングと関係している。

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