概要
Nameweeとは、マレーシア出身のタレントである。中国語名は黄明志。2006年からYouTubeに動画（主に自作曲）をUPしている。2015年頃からは台湾を活動拠点にしている。
なお、日本語媒体での公式表記は英字表記のみとなっており、片仮名表記は非公式なものである。
プロフィール
| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 誕生日 | 1983年5月6日 |
| 出身地 | マレーシア ジョホール州ムアール |
| 祖籍 | 海南 |
| 学歴 | 銘傳大学（台湾）コミュニケーション学部 |
| 主な作品（音楽） | Negarakuku、Makudonarudo（東京盆踊り2020）、玻璃心 |
| 主な作品（映画） | ナシレマ2.0、バングラシア、BABI |
黄安煕・王光芳夫妻の間に生まれた。父母は共にNameweeの歌にフィーチャリングの形で参加したことがある。
ディスコグラフィー
- 明志 （2007年）
- Ho Ho Yeah （2010年）
- 亞洲通緝 （2013年）
- 亞洲通殺 （2015年）
- 亞洲通車 （2016年）
- 亞洲通吃 （2017年）
- 亞洲通牒 （2018年）
- 亞洲通話 （2019年）
- 亞洲通才 （2020年）
- 鬼才做音樂 （2021年）
- 高清無碼 （2022年）
- 我們都是黃明志 （2023年）
映画
監督した作品
- ナシレマ2.0 （2011年）
- 鬼老大哥大 （2012年）
- カラ・キング （2013年）
- バングラシア （2019年）※1
- BABI （2020年）※2
- ナシレマ1.0 （2022年）
※1）2014年に公開予定だったが、マレーシアでは上映禁止処分にされたため翌年に国外の映画祭にて初公開された。なお、2019年2月28日を以てマレーシアでの上映禁止処分は解除された。
※2）マレーシアでは上映禁止処分となっており未公開。2020年に国外の映画祭で公開。
出演した作品
- 大英雄・小男人 （2011年）
- 阿炳:馬到功成 （2014年）
- 超級神仙石 （2014年）
- 百武禁忌 （2015年）
- 大顯神威 （2016年）
- オールドタウンストーリー （2016年）
- アメイジング・タイタンマン （2018年）
- フレンドゾーン （2019年）
- 撲克王者 （2024年）
映像作品は日本向けに制作された版が無い（日本のTV局が放送する可能性も無いに等しい）ため、入手可能な物は台湾やマレーシアからの輸入版となる。また一部の楽曲はダウンロードコンテンツとして購入可能。
その他
- YouTubeにUPした動画が、マレーシア政府（当時のナジブ政権）を批判したり、宗教を侮辱しているという理由で逮捕されたことが複数回ある。しかし留置所に入れられたことさえもネタにして歌を作っている。
- また、それ以外でも何かをディスる内容の歌を度々UPしては炎上している。しかし日本をディスっている動画に関しては、露骨に馬鹿にしている（または敵視している）内容にもかかわらず日本人と思われるアカウントから「日本をテーマにした曲を作ってくれてありがとう」と云うような感謝コメントが複数付いている。
- 日本をネタにした（≒コキ下ろしている）動画の大半はアダルトビデオを絡めたネタになっている。タイトルからしてあからさまにネタにしている「AV女郎」を始めとして、セクシー女優を起用したMVを数曲UPしている（三上悠亜、明日花キララ、蒼井そらなど）。映画『鬼老大哥大(Hantu Gangster)』では、旧日本軍の兵士がAV男優じみた言葉を繰り返す場面があったり、『冠軍歌王(カラ・キング)』には“蒼井中出”なる名前の登場人物がいる。
- アンチも多いが人気は高く、「漂向北方（feat.王力宏）」は、王力宏の人気もあるだろうが、C-Pop史上2位の早さ（UPから290日）でYouTubeでの1億回再生を記録している。ちなみにC-Pop史上最速である周杰倫（ジェイ・チョウ）の「告白氣球」とは僅か1日差だった。
- 2021年に「玻璃心」と云う歌をYouTubeにUPしたが、歌詞が習近平を侮辱するものだと中国当局に見做されたらしく、この歌を一緒に歌った陳芳語（キンバリー・チェン）共々、新浪微博のアカウントを凍結されている。
- 自身の歌のみならず、他者に対しても歌のプロデュースや作詞作曲をすることが多い。主な作品は龔柯允（カレン・コン）の「離島」、黄小琥（タイガー・ホァン）の「心愛的人」、糖妹（キャンディ・ウォン）の「一個月亮」、朱主愛（四葉草／ジョイス・チュー）の「Malaysia Chabor」、何戀慈（何念茲／ミチヨ・ホー）の「Love You No More」、黄若熙（リボン・オーイ）の「十種自殺的方法」、安心亜（アンバー・アン）の「都給我」など。
- 作詞作曲に関わっていない歌でも、MVだけ制作していると云うものもある。こちらは何維健（デリック・ホー）の「假裝不了」および「檸檬甜甜的」、MATZKAの「早晨瑜伽（feat.小S）」などが挙げられる。
- 2014年から毎年のように、金曲奬（グラミー賞の中国語圏版みたいなもの）で何らかの賞にノミネートされているが、これまで受賞したことは無い。なお受賞に備えて考えていたスピーチをX（旧Twitter）にUPしたこともある。
