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No.16色の支配者ショック・ルーラー

なんばーずじゅうろくいろのしはいしゃしょっくるーらー

アニメ『遊戯王ZEXAL』及びカードゲーム『遊戯王 オフィシャルカードゲーム』に登場するモンスターカードである。 登場当時は手間をかけて召喚するだけの値打ちがある良モンスターだったが、現在は環境の変化に半ば巻き込まれる形で禁止カードとなっている。
目次 [非表示]

概要

光属性天使族のランク4エクシーズモンスターアストラルの記憶のカギを握るカード群・ナンバーズに属している。

アニメ遊戯王ZEXAL』において名無しのイケメン男が使用していたが、天城カイトに忠誠を誓う男・ジンに奪われた。その後、ジンが九十九遊馬との対戦に使用し、デュエルの終わりにNo.11ビッグ・アイと共にアストラルに吸収された。ちなみに名無しのイケメン男はジンとのデュエルの後にこのカードと共に魂を引き抜かれその後の生死は不明となった。遊馬とのデュエルの時にもジンは遊馬の愉快仲間たちを人質にとったり、カイトの形をした石像で揺さぶりをかけるなどのセコい手を使っていた。

外見はまるで不気味な顔をした機械だが、これでも天使族である。まぁ天使族にはよくあることだ

登場時は正八胞体の形をしており、それが一度ばらばらになってから再び組み合わせてイラストのような形になる。


テキスト

エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)

ランク4/光属性/天使族/攻2300/守1600

レベル4モンスター×3

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、

カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。

相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない。


解説

エクシーズ素材にレベル4のモンスターが三体必要であり、少々重い。ガジェットのようなレベル4をたくさん使うデッキならそれなりに出しやすい。

効果は魔法・罠・モンスターの効果を一つ選択し、それらのカードの発動を封じるプチ寒波のようなもの。

この効果により相手の反撃の手段を封じて攻めやすくなるが、すでに場に発動されているカードの効果を無効にしたりするわけではないので注意が必要である。また、宣言した種類のカードは自分も発動できないので、やりたいことをやってからこの効果を使うかやりたいことを妨害されないように先にこの効果を使うかは各デュエリストの判断次第である。逆に言えば、大寒波が発動タイミングに大きな制限がついているのに対し、こちらはタイミングに制限がないのでその場その場で何をどのタイミングで封じるかをある程度自由に選ぶことができる。(その分使いこなすのにかなりのタクティクスが要求されるが・・・。)


なお、テキストでは少しわかりづらいがモンスターを発動できないようにするというのはモンスター効果を発動できなくするだけであり、召喚や攻撃などは普通にできる。(魔法・罠に関してもセットすることはできる。)また、効果ではないもの(召喚制限や特殊召喚条件など)や永続効果にルール効果、そしてチェーンに乗らない特殊召喚はそもそも発動するものではないので止められない

その代り、デッキ、エクストラデッキ、手札、フィールド、墓地、除外にいるすべてのモンスターの効果発動を封じることができる。

逆に魔法、罠は墓地や除外で発動するものは封じられない。(魔法、罠が墓地や除外で効果を発動するのは厳密には発動ではなく効果を適用するものだからと思われる。)


アニメでは「『No.』と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない」というナンバーズ特有の効果を持っており、さらにカードの効果を「無効にする」効果として相手のみに適用され、二回目のエンドフェイズまで続くので、より強力なロックとなっていた。

効果の発動時に電気を帯びた角を発射してカードに突き刺した。この時体からサーチライトのような光を放ち、突き刺す対象となるカードを照らしてその正体を見破っていた。

遊馬のフィールドにある罠カードを封じる為に効果で罠を指定したが、それによりモンスターを指定してなかったため次のターンにモンスター効果にX素材を利用され、召喚されたホープに破壊された。

なおこの時封じた罠だが、後に真打ちで登場したNo.11ビッグ・アイの怒涛の連撃から生き延びるのに役に立っている。攻め手が万全でなかったために除去ではなく一時的に封じただけであることが響いてくるいい例である。


名前のショックは色とかけた駄洒落である。また、このカードの数字である16も「いろ」と読むことができこれまた駄洒落である。


3体素材という難しい条件ながら、カードの発動そのものを封じる極めて強力な効果を持っており、少なくとも登場当時は「出しにくさに見合った効果」として3体素材Xモンスターの評価基準ともなっていたが、時代がすすむにつれてレベル4モンスターを並べやすくなるデッキも増え、「手軽にワンサイドゲームを作りうる凶悪なカード」としての地位を確立して行く事となる。

海外TCGでは2013/09/01より禁止カードという扱いを受けており、この当時は国内では何の規制も受けていなかった。海外では対戦相手に応じた封じるカードの種類を選択できるというメタが危惧されたためと考えられる。

競技としてのTCGという概念が日本より強い影響もあり、一時期は国内と海外での評価の差が如実に表れていたが、国内でもペンデュラム召喚の台頭により急変。

エンタメイト・エンタメイジの混成デッキを始めとして、レベル4モンスター3体を一気に揃えやすくなったことでロックをかけることが容易となったことを危惧し、2016年になったと同時に無制限から即座に海外同様に禁止カード行きとなった。

ちなみにNo.モンスターとしても初の禁止となる。


以上から環境変化による評価が急変した例の1枚といえるだろう。


余談

背番号39球児皇ホーム』のように、このカードも『背番号16球団の経営者ドーム・ルーラー』になるかも知れない?


関連タグ

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