概要
どうぶつの森シリーズでゲームをセーブせずに終了(つまりリセット)すると次のプレイの時に現れるキャラクター。
作品によってはリセットをしなければ出会えない為、よい子の皆さんにとってはこの記事を見るまで知らなかったキャラクターであるかも知れない。
リセットボタンが押されると風呂に入っていても、食事中であっても洗濯をしていたとしても「わざわざ主人公の家までのトンネルを掘って」駆けつけなければならない使命を(何故か)持っている。
リセットさんが登場すると、お説教をされ、場合によっては反省の言葉を述べさせられたり画面を真っ暗にされたりすることになる。
なお、面倒臭いと思ってリセットする、という人も居るだろう。まぁ、どうせ次にまた現れますが……。
作品によっては「ラケットさん」という兄が登場することもある。こちらはリセットさんと違い温厚であるが登場するシーンはかなり限られている(但し街森ではリセット監視センターに行くことで出会う事が可能)。
結構リセットさんのセリフのバリエーションは多く、それを見たいが為にリセットする、という人も少なくないのではないかと思われる。
説教を聞かされる、という事を除けば実害は無い。次やったら……と言われてもそこまではしないやさしいおじさんである。
ちなみに、服装は64の時は鯉口シャツに腹巻きという格好だが、『どうぶつの森e+』以降はオーバーオールを着用している。
とび森では……
そんなシリーズ通して登場し、ゲームながらリセットをしてはいけない、ということを説いていたリセットさんではあるが、とびだせどうぶつの森では仕分けられてしまった(本人がそう言っている)模様であり、はじめてリセットをした際に顔見せだけはするが、それ以降登場することは無い。
しかしながら、公共事業としてリセット監視センターを作る事も出来、作った場合は従来の作品通り、リセットする度に駆けつけてくれる。この公共事業だが実に368,000ベルとかなり高額であるが、リセットさんに怒られたい、という人は是非とも作ってみたい。
リセットさんが出てくるメカニズム
プレイヤーの中には、何故セーブしていないのがわかるのか疑問に思う人もいるだろう。
仕組みとしては、ゲーム開始時に「まだセーブしていません」という情報をゲーム側で自動でセーブし、正しい方法でゲームを終了する際にゲームの進行状況と「ゲームを終了する」という情報をセーブしているのである。
……で、上記の手順を踏まなかった場合は「ゲーム終了のデータが存在していない」ということでリセットさんの登場となるのである。
他作品への出演
『スマブラX』および『スマブラ3DS/WiiU』ではアシストフィギュアとして登場。
説教するだけで害はない(セリフで画面の一部が覆われ若干は見辛くなる)が、攻撃すると爆発することがある。また、プレイヤーのモノマネをすることもある(隠しキャラ含め、全キャラクター分用意されている)。
また、カプコンのハンティングアクションゲーム『モンスターハンター4G』では、『どうぶつの森』シリーズとのコラボとして、オトモアイルー用のリセットさんのなりきりセットが用意された(他にはしずえになりきれるセットも用意されている)。このセットを着用すると、声もリセットさんのものに変わる。