概要
カミキリムシ(髪切虫、天牛)は、コウチュウ目(鞘翅目)・カミキリムシ科(Cerambycidae)に分類される甲虫の総称。ごく一部の種を除き草食で、成虫の体は前後に細長く、触角、脚、大顎が目立つ。 卵→幼虫→蛹→成虫という一生を送る完全変態の昆虫である。
強力な顎を持ち、この顎で植物の繊維をガリガリと髪切ってしまう。
また卵をその強力な顎で作った木の幹の穴に生み、幼虫も木の幹を食べて成長するため、樹木にとっては厄介な害虫である側面を持つ。
全世界の熱帯から亜寒帯まで、陸上性の多年生植物がある所にはたいてい分布する。名前がついているものだけで約2万種、日本だけでも800種ほどが知られる。
成虫の触角は長く、英名"Longhorn beetle(長い角の甲虫)"または"Longicorn"もここに由来する。ウィキより以下抜粋。)